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障子を開ければひらめきが

夏の思い出:「レ・ミゼラブル公演」西宮1918 

2018-09-07 10:18:09 | アイディア

 

 

     7月に所属合唱団が第4回目の「レ・ミゼラブル」公演に参加しました。

 

      

  西宮 兵庫県立芸術文化センターで 夜、昼 2日間公演は大盛り上がりで好評でした。 

              西宮市高松町2−22   (西宮ホームページより)

     

           

       チラシ、パンフレットも人気で足りないほどでした

          

     。   

 

     演劇に力を入れたいわゆるミュージカルとは違い、声楽家達による演奏会形式で

     出演者一人一人が主役のようでそれぞれの歌の素晴らしさに観客も感動一杯の

     公演舞台でした。

       

     指揮者も普段はプロの打楽器奏者ですが人柄の良さや音楽への熱意とで

     3回目の見事な演奏でした。

        

        兵庫県立芸術文化センター (西宮市ホームページより)

                  阪急中ホール  800席

           

      

                               

 

                    リハーサル風景  

           合唱団のそばにはオーケストラが並び打楽器の道具が多く並べられ

           夜の場面やいろいろなところでその効果や美しい音色が印象的でした

           指揮者が打楽器奏者なのでその効果を多く狙ったものでしょう。

 

                    

 

 

        レ・ミゼラブル(Les Miserables) あらすじ

     

    フランス、ヴィクトル・ユーゴー作(1862年)

    1815〜1833年ごろ フランスでの革命時代、パリでは乞食や貧しい労働者が

    ひしめく社会を背景に若者グループが民衆に革命を呼びかけ決起した六月暴動

    を含む。

 

    このような民衆悲惨な時代にパン一つ盗んだ罪で19年間も牢に入れられ

    理不尽な仕打ちを受けたジャンバルジャンは警部ジャベールに追われつづけるが、

    司教に助けられ諭されて改心。

   

    今や市長で金持ちになり以前工場で訳あり不幸なファンテーヌの娘コゼットと

    暮らしている。コゼットとマリウスの恋、マリウスに片思いの届かないエポニーヌ

    は暴動の最前線に出て打たれマリウスに抱かれて死にゆく。

 

    やがて学生たちは行動を起こすが市民は集まらない。そして全滅。暴動に参加した

    マリウスが一人ジャンバルジャンに助けられ生き残る。

    全滅した遺体から物を盗み出すテナルディエ(宿屋の主人)。

    横たわる若者や子供を悼む婦人達の嘆きと諦め、、「毎年繰り返されるだけ、、」と

    悲惨な社会に様々な登場人物がそれぞれその場の主役となり歌い観客の心を

    揺るがす。それは決して悲しみのみではなく諦めや明るさを求めるようでもある。

 

    最後はコゼットとマリウスが結婚し、ジャンバルジャンは昇天してゆく。

    そしてクライマックスは全員で最後のコーラス

        若者達の歌が聞こえるか 〜〜〜 〜〜〜

                 〜〜〜 彼等夢見た明日が来るよ 

 

 

   今回は4度目の公演で、若手キャストの増加や子役などのオーディションもあり、

   ベテランや若手の声楽家はもとより若手の揃うオーケストラも満足いく演奏と

   指揮者も嬉しそうでした。

   声楽家に加えてミュージカルや演劇に携わる様々な分野の若手も加わり力溢れる

   公演でした。

   我がシルバー合唱団も揃いの若者Tシャツを着て益々元気          

              ガンバルジャン!!

 

 

   因みに合唱団のバックコーラスは

    一日の終わり:いつまでも貧しい労働者が一日にの終わりに嘆く

    乞食の歌:  街に多くいる乞食達の歌

   (夢破れて:  工場に働く不幸なファンテーヌの歌)

    娼婦の歌:  工場を追い出され娼婦になったファンテーヌと仲間達

    宿屋のおやじ:腰は低いがずる賢く客から巻き上げる宿屋のおやじも人気者

    民衆の歌: 民衆達に”列に入れよ、、” と呼びかけ明日への自由を夢見る

    One day more : いよいよ決起の時いざ神の御心に、、今その時が来た!

    犠牲者:全滅後横たわる学生や子供達。諦めと悼みを歌う婦人達「毎年繰り返し、、」

    Wedding:   ジャンバルジャンに助けられて一人残ったマリウスとコゼットの結婚式

    エピローグ:やっと見つけたジャンバルジャンはコゼットとマリウスに見守られ神の国へ

             

  前3回の公演も好評で「来年も、、是非 」とのファンの希望に押されて

  主催者のリーダー及び仲間の音楽家達の頑張りで4回目の実施でした。

  今年も出演された方達からこのレミゼラブル公演を続けて欲しいとの

  強い要望があったそうです。残念なことに来年は芸文ホールが取れない

  とのこと。再来年に一層磨きのかかったレミゼラブルが見られるかも

  しれません。

 

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     過去3回の我が合唱団参加の「レミゼラブル」は次の通り   

 

 第一回は  2015年6月  「ドレミゼラブル」

       西宮市 フレンテホール   300席 

        西宮市池田町11番1号(フレンテ西宮 5階)         

  フレンテホールフレンテホール

         2015 ドレミゼラブル チラシと写真 (DVDラベルより)

        

 

     最初は「ドレミ・ゼラブル」でガンバルジャンやジャベーロ と

     少し面白いミュージカルでした。少人数のアンサンブルとリーダーの

     ピアノ伴奏で全てを網羅され、観客との距離も近く親み多い公演でした。

     公演後、主催者や若手音楽家仲間達は「来年はフルオーケストラで

     本格的に、、」との意気が上がりました。

 

  第二回は 2016年7月 西宮市民会館アミティホール 西宮市六湛寺町10番11号  

             西宮市民会館写真  
 
                 2016「レミゼラブル」チラシ    
 
 
             公演写真↓(客席数1000席)
      
 
                                                       

     第2回はフルオーケストラで指揮者も若手打楽器奏者が初めてのタクト。

     1000席はほぼ埋まり、観客にも好評で今後への期待も多いようで次回

     向上に向けたコメントが沢山あり来年はいよいよ芸文中ホールを予約。

     益々の意欲を燃やす主催者と仲間達でした。

 

 

  第三回は  2017年7月  西宮 兵庫県立芸術文化センター 中ホール 

                  上記第4回と同じ場所

 

       チラシと写真   憧れの芸文センター(中ホール)で夜・昼2日間の公演

          

        いよいよ憧れの芸文センターの中ホール出演。ますます歌も演技も

       舞台もオーケストラも向上して夜、昼2日間の公演。配役も変わり

       ますます充実しベテランや若手声楽達、若手キャストや子役も増え

       賑やかで大々的な公演になり、またまた来年開催へ期待の声。

 

   そして第4回は  上記の通り

       何気なく入った合唱団がかくも大きな舞台に出演することになるとは

       驚きの毎日でした。公演の成功はひとえに主催のリーダーと仲間たち

       の並々ならね努力と協力の賜物でこれからも応援したいと思います。

       一人のリサイタルではなく大勢の力で成り立つ公演は感激でした。

 

       DVDを見てまだまだ感動しています。

       レ・ミゼラブル は 素晴らし〜い !!!