BUONA GIORNATA 

東京の暮らし ミラノの思い出

もうすぐ夏

2008-06-25 14:58:39 | その他 altri
昨年の6月下旬は、入院(検査入院)していました。
検査以外はすることもなかったので、時々、病院を抜け出して
近くの大きな公園で、梔子の花の香りに包まれながら、散歩をしていましたっけ。

その時の、寂しいような、苦しいような
でも、不思議と安らかな気持ち。
今年も、梔子の花を見ると、あの気持ちが鮮やかに蘇ってきます。

今年の6月は、お蔭様で健康に過ごしていたのですが
とても忙しくて、段々と疲れが溜まってきてしまいました。

イタリアの感覚から言うと、今頃はもう、ヴァカンツァの始まり。
イタリアの夏を思い出すと・・・5月病ならぬ、6月病とでも言いたくなる位
とにかく、一年中で今が一番、イタリアが恋しくてたまらなく
早く、夏の空気の中で、のんびりと休みたい!と言う気持ちになります。

一年中、テンポの同じ、しかもスピードの早い東京の暮らしは
時々、息が詰まりそうにもなります。
そう思うと、イタリアでは、集中したあと、ふっとリラックス
そのメリハリのある繰り返しがとても心地よかったなぁ。

今日から7月。私の夏休みもあと少しでやってきます。
あまり無理をせず、毎日を大事にしながら、夏休みを待とうと思います。^^

Le scaphandre et le papillon

2008-06-16 13:04:39 | 映画 film
先日、久しぶりに映画館に行きました。
観たのは「潜水服は蝶の夢を見る」という映画。

とても哀しいけれど、でもそれだけではない
現状を客観的に受け止めるジャン・ドー(主人公)の
知性、ユーモア、勇気、そして愛が感じられる、素敵な映画でした。

映画のストーリーと合う、褪せたような色合いの映像も
なんとも切なくて、でも、とても美しかったなぁ・・・

映画を観た日に、すぐに原作(翻訳)を買ったのですが
読みすすめていくうちに、彼が表現した言葉、そのものに触れたくなって
翻訳を読み終えた今は、フランス語版を読んでいます。

Madame

2008-06-16 13:00:38 | 旅 viaggi
春休みに旅したパリでは、同世代の女性たちが、とても魅力的でした。
(これは、以前住んでいたミラノでも同じように思っていたことですけれど。)

街で見かける女性たちの、服装だけでなく、表情、立ち居振る舞い・・・
思わず見惚れてしまうということも度々でした。

若さが何より大事だと思うと、日々を積み重ねることを不安に感じたり
だんだんと、どうでもいいやと、諦めてしまいがちだけれど

年を重ねることからしか得られない
洗練されていて、なおかつ寛容さのある美を、身近に感じると
何だか励まされているような、温かい気持ちにもなります。

自分もしゃんと背筋を伸ばして、自分なりに美しくありたいな。

ミュール その2

2008-06-11 12:22:10 | おしゃれ moda
以前、ご紹介した明るい赤のミュールの色違い。



このミュールを、ミラノの靴屋さんのウィンドウで見つけたときの感動を
今でも覚えています。

甲を覆う革のすっきりとした感じ、つま先のトウシューズのようなデザイン
ベルトやステッチづかいなど、私の好きな要素がぎゅっと詰まっていて・・・
もう目が釘付けでした。

その時の感動は、今でも続いていて
毎夏、靴箱を開けるたびに、思わず見とれてしまうほど。

赤もベージュも、これからもずっと、大切にしていきたいな・・・と思います。

初夏の箸置

2008-06-09 00:30:03 | テーブルまわり tavola
2ヶ月ほど、パリ旅行の記事が続いてしまいましたが
気がついたら6月・・・東京は既に梅雨入りしていました。

この時期、よく使う箸置は、豌豆のもの。
淡い色合いも、ぷくっとした形も、とても気に入っています。

最近、我が家の食卓では
ガラスの器や、薄手の器を取り入れて、少しだけ、夏を先取り。
テーブルの上が、爽やかな雰囲気になるように・・・と心がけています。

美術館の本

2008-06-06 13:22:20 | 読書 lettura
パリの美術館で、娘と選んだ絵本の数々。



子どもが楽しみながら、美術を学べるような可愛い絵本が沢山売っていました。



やはりパリは、芸術の都というだけあって
子どもたちが、自然に美術に親しみ、学ぼうと思える環境が整っているなぁ
・・・そんな印象を強く持ちました。

おすすめ地図

2008-06-03 20:26:30 | 旅 viaggi
パリに到着するや否や、ホテルの近所Saint-Michelにある
Gibert Jeune(書店)で購入した地図。

Paris Pratiqueは区ごとに分けられた地図。
コンパクトながらも、通りの名前も全て載っています。

Le Busは、文字通り、パリのバス全路線・全停留所を網羅していて
私は、パリでは、バスに乗ることが多いので、こちらもとても重宝しました。

あちこち歩いた思い出が、ぎゅっと詰まっているからか
地図は、お手頃価格の割には、旅の最高のお土産になるような気がします。

marie claire idees

2008-06-02 11:45:29 | 読書 lettura
活字中毒の私。
旅に出る際には、本を何冊か持って行きますが
旅先でも、必ず、本屋さんに入り、本や雑誌、写真集、絵本などを購入します。

今回は、雑誌では、マリ・クレールのideesを購入。
手先が不器用なので、何かを手作りすることは滅多にないのですが
ただ眺めているだけで、優しい気持ちになれるので、好きな雑誌です。

エスパドリーユ

2008-06-01 22:06:11 | おしゃれ moda
パリで買った、数少ない自分のもの。
カスタネールの黒のエスパドリーユ。

昨年の夏、とてもおしゃれな友人が
綺麗に焼けた、ほっそりとした素脚に、エスパドリーユを履いている姿を見て
私も憧れて、いつか欲しいなと思っていたのです。

東京の家に戻り、新品のエスパドリーユを目の前にして
服やアクセサリーとのコーディネイトを考えたり
どんなシチュエーションで履こうかなと想像したり
・・・こんな時間が、一番ワクワクして、楽しいです。