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1970 Chevrolet Corvette ZR-1 動画

2011-03-02 17:39:59 | FM3 Forza3 (Xbox360)
今日はFM3の収録車種紹介をします。
前回紹介したのは「1970 Chevrolet Chevelle SS-454(1970年製シボレー シェベル SS-454)」でした。


今日紹介するのは「1970 Chevrolet Corvette ZR-1(1970年製シボレー コルベット ZR-1)」です。
この車は、この「FM3/Forza3」の前作である「FM2/Forza2」に収録されていたので「1970 Chevrolet Corvette ZR-1」で紹介しています。




この車は「1960年製シボレー コルベット」として紹介した1954年モデルより登場した初代「C1型コルベット」、こちらも既に紹介している「1967年製シボレー コルベット スティングレイ 427」として紹介した1963年モデルより登場した2代目「C2型コルベット」と続く「コルベット」シリーズの3代目にあたる「C3型コルベット」になります。

この3代目「C3型コルベット」は、「1967年製シボレー コルベット スティングレイ 427」の2代目「C2型コルベット」の元デザインも手掛けた、アメリカ人デザイナーの「William L. "Bill" Mitchell(ウィリアム L. "ビル" ミッチェル)」さん、日系アメリカ人デザイナーの「Lawrence Kiyoshi (Larry) Shinoda(ローレンス・キヨシ・(ラリー)・シノダ)」さんの2人が1964年に完成させた「Chevrolet Mako Shark Ⅱ(シボレー マコ シャーク Ⅱ)」のデザインがほぼそのまま採用されています。
この「シボレー マコ シャーク Ⅱ」は、アメリカのニューヨークで1965年に開かれた「New York International Auto Show(ニューヨーク国際オートショー)」に「スタイリング・スタディモデル」という形で一般公開されたそうです。
「スタイリング・スタディモデル」という形で展示されていたものの「シボレー マコ シャーク Ⅱ」には、前回紹介した2代目「C2型コルベット」の「1967年製シボレー コルベット スティングレイ 427」にも搭載された「Big-Block(ビッグ-ブロック)」の「排気量427cu in(427キュービック インチ)/7.0リッターのV8エンジン」が搭載されていて、走行することが出来たそうです。

なお「シボレー マコ シャーク Ⅱ」は、1969年に「General Motors Corporation(ゼネラル・モーターズ・コーポレーション)(以下GM)」のデザインスタジオで「Chevrolet Manta Ray(シボレー マンタ レイ)」へと変更されたそうです。
現在では「GM Heritage Center(GM ヘリテージ センター)」に「Chevrolet Mako Shark Corvette Concept(シボレー マコ シャーク コルベット コンセプト)」と共に保存されているそうです。
(ちなみに「Mako Shark(マコ シャーク)」は「アオザメ」の意味で「Manta Ray(マンタ レイ)」は「エイ」のことです。)

「シボレー マコ シャーク Ⅱ」が発表されてから2年後の1967年に1968年モデルとし、1967年に1967年モデルの2代目「C2型コルベット」の生産が終了したのを引き継ぐ形で、3代目「C3型コルベット」は販売が開始されます。
基本的なシャーシやエンジンなどの部分は、ほとんどが2代目「C2型コルベット」より受け継いだものでしたが、ボディ・バリエーションには少し変更があり、2分割式となっている取り外し可能なルーフを備えた「T-tops(T-トップス)」と言われたりする「Targa top(タルガ・トップ)」を採用した「クーペ」と、先代の2代目「C2型コルベット」から受け継いだ「ソフトトップ」を採用した「コンバーティブル」の2種類となりました。
そして、1968年モデルの販売された当初は、2代目「C2型コルベット」から受け継いだ「Corvette Stingray(コルベット スティングレイ)」の名称で発売されていたそうです。

1968年モデルでは「Small-block(スモール-ブロック)」と呼ばれるエンジンの最大300馬力を発生する「排気量327cu in/5358ccのV8エンジン」を搭載した「標準仕様」が、翌1969年モデルでは同じ「Small-block(スモール-ブロック)」で同じ最大300馬力を発生する「排気量350cu in/5735ccのV8エンジン」に変更されたそうです。
さらにこの1969年モデルのみ「L88」型のエンジンを全てアルミブロックにした「ZL1」型を搭載した実質、最大馬力560馬力を発生させたと言われている「排気量427cu in/6997ccのV8エンジン」採用の「ZL1」が「標準仕様」が「4780ドル」という時にオプション料「3000ドル」という価格で設定されたそうです。
この「ZL1」は市場に出回ったのは、わずかに2台だったそうです。

そして翌1970年モデルからは、多少デザインの変更が施され、それまで「3速MT(3速マニュアル・トランスミッション)」が標準だったのが「4速MT」へと変更されます。
エンジンは、標準仕様は「Small-block(スモール-ブロック)」の最大馬力300馬力を発生する「排気量350cu in/5735ccのV8エンジン」で、それ以外にオプションとして、標準仕様と同じ「Small-block(スモール-ブロック)」の「排気量350cu in/5735ccのV8エンジン」から最大馬力350馬力を発生する「L46」型と、最大馬力370馬力を発生する「LT1」型、さらに「Big-Block(ビッグ-ブロック)」の「排気量454cu in/7440ccのV8エンジン」から最大馬力390馬力を発生する「LS5」型の3種類となったそうです。

そして、今日紹介している「コルベット ZR-1」は、この1970年モデルのもので、標準仕様と同じ「Small-block(スモール-ブロック)」の「排気量350cu in/5735ccのV8エンジン」から最大馬力370馬力を発生する「LT1」型エンジンを搭載しています。
ですが、この「コルベット ZR-1」自体は、スペシャルモデルとなっていて「LT1」型エンジンを搭載した「コルベット LT1」をベースとし、前回紹介した「1970年製シボレー シェベル SS-454」にも搭載されていた「Muncie M22(マンシー M22)」の「4速MT」やレーシング用の「大径ブレーキ」「サスペンション」「スタビライザー」以外にもエンジン冷却用の「アルミニウム製のラジエーター」やトランジスターを利用した電子制御式点火装置の「イグナイター」を装備していたそうです。

アメリカで1970年12月に改定された「大気浄化法改正案第二章」通称「Muskie Act(マスキー法)」の影響により、1971年モデルより「プレミアム(ハイオク)」ガソリンのみしか使用出来なかったエンジンを「レギュラー」ガソリンでも使えるように仕様が変更されただけではなく、排気ガスに含まれる有害物質をある程度、取り除く「三元触媒」というのを取り付けました。
しかし、それらの対応により「標準仕様は最大馬力270馬力に」「L46型は最大馬力330馬力に」「LS5型は最大馬力365馬力に」それぞれ下がってしまいました。
そこで、新たにラインナップに「Big-Block(ビッグ-ブロック)」の「排気量454cu in/7440ccのV8エンジン」から最大馬力425馬力を発生する「LS6」型を追加しました。
さらに1970年モデルにもラインナップされた「LT1」ベースの「ZR-1」パッケージに「LS6」エンジンを搭載した「ZR-1 スペシャル エンジン パッケージ」と「パッケージ」のみのモデルなどが用意されたそうですが、1970年モデルの「ZR-1」が全部で1787台生産されたのに比べて、1971年モデルでは全部で885台と少なかったそうです。

そして1972年モデルより、最大馬力表記を「SAEグロス」より「SAEネット」に変更され「標準仕様は最大馬力200馬力」「LT1型は最大馬力255馬力」「LS5型は最大馬力270馬力」となったそうです。

翌1973年モデルからは「クロームメッキバンパー」が廃止され若干デザインが変更されただけではなく「Small-block(スモール-ブロック)」の「排気量350cu in/5735ccのV8エンジン」に統一され、標準仕様の「L48型」は最大馬力190馬力となり、オプションのエンジンの「L82」型でさえ最大馬力250馬力になってしまいました。

その後の1975年モデルからもデザインが少しだけ変更され、1978年モデルには、それまで垂直だったリアウインドウがルーフからボディ後部までを繋ぐ湾曲した一枚ガラスとなっただけではなく、規制により「時速5mph(マイル/約8km/h)」程度なら衝撃をバンパーが変形して受け止め、元通りになる「5マイルバンパー」が採用されました。
それ以外にも2代目「C2型コルベット」から受け継いだ「Corvette Stingray(コルベット スティングレイ)」という名称で販売されていたのが「Corvette(コルベット)」だけになったそうです。

さらに1980年モデルにまた若干のデザイン変更がなされ「排気量305cu in/5.0リッターのV8エンジン」という最大馬力180馬力の「LG4」型と呼ばれる非常に排ガス規制の厳しいカリフォルニア向けのエンジンが追加されました。
ですが、翌1981年モデルから、それまでオプションのあったエンジンが「標準仕様」の「Small-block(スモール-ブロック)」の「排気量350cu in/5735ccのV8エンジン」の最大馬力190馬力のみとなってしまいます。
そして、1982年モデルでは、それまでキャブレター仕様だったエンジンが「Cross-Fire Injection(クロス-ファイア インジェクション)」に変更されたことにより同じ「Small-block(スモール-ブロック)」の「排気量350cu in/5735ccのV8エンジン」から最大馬力200馬力発生することになります。

しかし1982年の1982年モデルを最後に3代目「C3型コルベット」は生産を終了しますが、1982年に1983年モデルとして生産を開始する予定だった4代目「C4型コルベット」の開発が遅れた関係で、登場が1983年の1984年モデルからとなった関係で、1983年モデルは「コルベット」には無いそうです。




スペックは排気量5735cc(ゲーム内では5.7リッターと表記)のV8エンジンをフロントに搭載し、リア駆動で路面に伝えています。
最大馬力は370.1hp(276kW)を発生し、最大トルクは515.7Nmです。
車重は1530kgとなっていて、ゲーム内の価格は110,000CRです。
FM3のクラスは、D295です。
今回のは、FM3についてくる「ディスク2」の方に収録されています。


ここからは、FM3で収録されている全537台中のランキングを紹介します。

1.PIのランクは、405番です。
2.最大馬力のランクは、301番です。
3.最大トルク・ランクは、228番です。
4.車重ランクは、軽い順に394番、重い順に143番です。
5.排気量ランクは、大排気量順に117番、小排気量順に407番です。
6.価格ランクは、高い順に267番、安い順に268番です。




運転席視点です。
また2代目「C2型コルベット」として紹介した「1967年製シボレー コルベット スティングレイ 427」とは、また違う感じのデザインで、少し近未来的な感じがするように思います。

ハンドルの隙間から見える大きな2つの円の左側が「スピードメーター」で、右側が「タコメーター」です。

この時のスピードは「66MPH(マイル/約105.6km/h)」程度で、エンジン回転数は「5100回転」程度です。


FM3-1970 Chevrolet Corvette ZR-1 720p 30sec


動画です。
「うーん、アメリカンV8!」という風に感じました。


今日掲載した写真や動画は全て「Sidewinder Proving Grounds(サイドワインダー プルービング グラウンド)/写真19枚掲載」の「Layout A(レイアウト A)」を使用しました。


以上で今日のFM3の収録車種紹介を終わります。



うーん、予想通り長くなってしまった。

というわけで、今日はこれで終わります。
それでは!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (にゃご)
2011-03-02 22:45:45
いゃぁ、それは速いエンジンの方がいいですが、
オプション代として車体価格に届きそうな金額という
のは凄いなぁと思ってしまいますね。
でも当時500BHP以上というのは凄く憧れますね!
でも高価な価格設定ゆえにあんまり世の中に出てないのは
少し残念だな~と思ってしまいますね!

運転席やエンジン音はそのまんまアメリカンですね!
なんだかこういう車を見てると古き良き時代を感じて
しまって憧れますねo(^▽^)o
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Unknown (JB)
2011-03-02 22:51:52
そうですよね、ZL1は非常に高価なオプションですよね。
確かに公表値は400馬力ちょいのようですが、この時代での実質500馬力というのは憧れますね。
そうかもしれませんね、この車種の2倍の価格ぐらい出さなければ買えないですからね。

そうですよね、まさにアメリカンです!
ははは、確かにマスキー法が始まる前の車なので、非常に良き時代の車ですよ!
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