今日もFM3の収録車種紹介をします。
昨日紹介したのは「1960 Chevrolet Corvette(1960年製シボレー コルベット)」でした。
今日紹介するのは「1967 Chevrolet Corvette Stingray 427(1967年製シボレー コルベット スティングレイ 427)」です。
この車は、以下の3つのゲームに収録されていたので、ここでも3回紹介しています。
・「FM3」の前作の「FM2」の「1967 Chevrolet Corvette Stingray 427」
・「PGR2」の「Chevrolet」
・「PGR4」の「Chevrolet Corvette Stingray」
この「コルベット スティングレイ」は、昨日紹介した「1960年製シボレー コルベット」の「C1型コルベット」の生産が終了した1962年モデルの後継として、1963年モデルより登場した2代目「C2型コルベット」です。
1957年に登場した「C1型コルベット」のレーシングモデルでありレースで活躍した1957年に登場したレーシングモデルの「Chevrolet Corvette SS(シボレー コルベットSS)」がベースとなって、開発された「シボレー コルベットSS」と同じ1957年に登場した「Chevrolet Corvette Stingray Racer(シボレー コルベット スティングレイ レーサー)」がデザインの元となっています。
そして、この「シボレー コルベット スティングレイ レーサー」は、アメリカ人デザイナーの「Peter Brock(ピーター・ブロック)」さん、アメリカ人デザイナーの「William L. "Bill" Mitchell(ウィリアム L. "ビル" ミッチェル)」さん、そして日系アメリカ人デザイナーの「Lawrence Kiyoshi (Larry) Shinoda(ローレンス・キヨシ・(ラリー)・シノダ)」さんの3人のデザイナーが手掛けたものでした。
そして、この「シボレー コルベット スティングレイ レーサー」がスタイリングの原型となって、当時「ウィリアム L. "ビル" ミッチェル」さんの下で働いていた「ローレンス・キヨシ・(ラリー)・シノダ」さんがデザインした「Chevrolet Mako Shark Corvette Concept(シボレー マコ シャーク コルベット コンセプト)」が1961年に登場します
この「シボレー マコ シャーク コルベット コンセプト」を元に翌1962年に「Chevrolet Corvette C2 Prototype XP-720(シボレー コルベット C2 プロトタイプ XP-720)」が登場しますが、この「シボレー コルベット C2 プロトタイプ XP-720」が最終的に2代目「C2型コルベット」である「コルベット スティングレイ」のコンセプト・モデルとなっています。
(ちなみに「Mako Shark(マコ シャーク)」は「アオザメ」の意味だそうです。)
しかし「コルベット」自体は、スポーツカーという性質上、売れない車であったため、存続が危ぶまれていたそうですが、当時の「General Motors Corporation(ゼネラル・モーターズ・コーポレーション)(以下GM)」でゼネラル・マネージャーであった「Edward Nicholas Cole(エドワード・ニコラス・コール)」さんの後押しもあったことがあり存続が決定したそうです。
初代「C1型コルベット」より性能が向上した2代目「C2型コルベット」である「コルベット スティングレイ」には「Father of the Corvette(コルベットの父)」とも呼ばれるベルギー生まれのエンジニアであった「Zora Arkus-Duntov(ゾーラ・アンカス-ダントフ)」さんが1959年から行っていた「Chevrolet Engineering Research Vehicle (シボレー エンジニアリング リサーチ ビークル)略:CERV」によって得られた技術を用いられました。
様々な人の力が合わさり、1962年に1963年モデルとして2代目「C2型コルベット」である「コルベット スティングレイ」は登場します。
この1963年モデルに搭載されたのは初代「C1型コルベット」のエンジンと同じ型の「Small-block(スモール-ブロック)」と呼ばれるエンジンで、最大360馬力を発生する「排気量5358ccのV8エンジン」でした。
初代「C1型コルベット」が「オープン・モデル」がメインであったことに対して、2代目「C2型コルベット」では「クーペ・モデル」がメインとして置かれました。
さらに2代目「C2型コルベット」では、最終的に5代目「C5型コルベット」まで受け継がれることになる「リトラクタブル・ヘッドライト」が「コルベット」としては初めて採用されてました。
ちなみに、1963年モデルだけ「スプリット・ウィンドウ」と呼ばれるルーフからリアエンドに向かって走るフレームによって2つに分割されたリア・ウインドウを採用していました。
ですが、これにはちょっとした話があり「ゾーラ・アンカス-ダントフ」さんが「ドライバーのリアビューを妨げる」と主張したのに対して「ウィリアム L. "ビル" ミッチェル」さんが「カッコいいから」というので、押し通したそうです。
けれど、翌1964年モデルでは「スプリット・ウィンドウ」は廃止されてしまっている関係で、この「スプリット・ウィンドウ」を持つ1963年モデルは、現在では「コレクターズ・アイテム」となって希少価値が高いそうです。
(「PGR4」の「Chevrolet Corvette Stingray」は、1963年モデルなので「スプリット・ウィンドウ」になっています。)
この2代目「C2型コルベット」は、毎年のように改良がなされたようです。
1965年モデルには「 Big-Block(ビッグ-ブロック)」と呼ばれる最大425馬力を発生する「排気量6489ccのV8エンジン」を搭載することになります。
そして、1966年モデルには「Big-Block(ビッグ-ブロック)」エンジンの排気量アップなどが施された改良版の最大425馬力を発生する「排気量6997ccのV8エンジン」を搭載したモデルが登場します。
翌1967年モデルに今日紹介している「コルベット スティングレイ 427」という前年の1966年モデルの「Big-Block(ビッグ-ブロック)」の最大425馬力を発生する「排気量6997ccのV8エンジン」にアメリカにある「Holley Performance Products(ホーリー パフォーマンス プロダクト)」の「Triple Two-Barrel Carburetor(トリプル 2-バレル キャブレター)」を搭載した「Tri-Power(トリ-パワー)」と呼ばれるエンジンを搭載し、最大馬力435馬力を発生する「排気量6997ccのV8エンジン」が採用されます。
さらに、この1967年モデルには、レースの参戦するために必要な「ホモロゲーション」取得のためにわずか20台しか生産がされなかった「コルベット スティングレイ L88」というモデルが登場します。
これはレース用に使われていたエンジンをデチューンした「103オクタン以上というレース用ガソリン」でないと動かない「L88」型エンジンを搭載した実質、最大馬力560馬力の「排気量6997ccのV8エンジン」モデルでした。
そして、全部で約12万台を生産した2代目「C2型コルベット」は、1967年モデルを最後に3代目「C3型コルベット」へと世代交代をします。
それで2代目「C2型コルベット」に付けられている「Stingray(スティングレイ)」という愛称は「アカエイ」を意味しています。
これは、「ウィリアム L. "ビル" ミッチェル」さんが「釣り好きが好きで、そのなかでも深海魚が特に好きだった」ということに由来しているそうです。
今日紹介している「コルベット スティングレイ 427」の「427」は、この車に搭載されるエンジン排気量の「6997cc」と同じ値の「427キュービックインチ」という意味です。
スペックは排気量6997cc(ゲーム内では7.0リッターと表記)のV8エンジンをフロントに搭載し、リア駆動で路面に伝えています。
最大馬力は434.5hp(324kW)を発生し、最大トルクは623.7Nmです。
車重は1535kgとなっていて、ゲーム内の価格は90,000CRです。
FM3のクラスは、D345です。
今回のは、FM3についてくる「ディスク2」の方に収録されています。
ここからは、FM3で収録されている全537台中のランキングを紹介します。
1.PIのランクは、361番です。
2.最大馬力のランクは、249番です。
3.最大トルク・ランクは、143番です。
4.車重ランクは、軽い順に396番、重い順に140番です。
5.排気量ランクは、大排気量順に18番、小排気量順に499番です。
6.価格ランクは、高い順に279番、安い順に257番です。
運転席視点です。
昨日紹介した「1960年製シボレー コルベット」とは、雰囲気のかなり違う感じになっていると思います。
ハンドルの隙間から見える大きな2つの円の左側が「スピードメーター」で、右側が「タコメーター」となっています。
この時のスピードは「89MPH(マイル/約142.4km/h)」程度で、エンジン回転数は「5300回転」程度です。
FM3-1967 Chevrolet Corvette Stingray 427 720p 30sec
動画です。
V8エンジンの中でも低音の響く感じのエンジンになっているように思います。
今日も2枚ほど追加して写真を掲載しておきます。
今日掲載した写真や動画は全て「Ladera Test Track(ラデラ テスト トラック)」の「Mini Circuit(ミニ サーキット)」を使用しました。
以上で、今日のFM3の収録車種紹介を終わります。
今日も(読みにくいと思いますが)内容が濃くなってしまいました。
そんなわけで、今日はこれで終わります。
それでは!
昨日紹介したのは「1960 Chevrolet Corvette(1960年製シボレー コルベット)」でした。
今日紹介するのは「1967 Chevrolet Corvette Stingray 427(1967年製シボレー コルベット スティングレイ 427)」です。
この車は、以下の3つのゲームに収録されていたので、ここでも3回紹介しています。
・「FM3」の前作の「FM2」の「1967 Chevrolet Corvette Stingray 427」
・「PGR2」の「Chevrolet」
・「PGR4」の「Chevrolet Corvette Stingray」
この「コルベット スティングレイ」は、昨日紹介した「1960年製シボレー コルベット」の「C1型コルベット」の生産が終了した1962年モデルの後継として、1963年モデルより登場した2代目「C2型コルベット」です。
1957年に登場した「C1型コルベット」のレーシングモデルでありレースで活躍した1957年に登場したレーシングモデルの「Chevrolet Corvette SS(シボレー コルベットSS)」がベースとなって、開発された「シボレー コルベットSS」と同じ1957年に登場した「Chevrolet Corvette Stingray Racer(シボレー コルベット スティングレイ レーサー)」がデザインの元となっています。
そして、この「シボレー コルベット スティングレイ レーサー」は、アメリカ人デザイナーの「Peter Brock(ピーター・ブロック)」さん、アメリカ人デザイナーの「William L. "Bill" Mitchell(ウィリアム L. "ビル" ミッチェル)」さん、そして日系アメリカ人デザイナーの「Lawrence Kiyoshi (Larry) Shinoda(ローレンス・キヨシ・(ラリー)・シノダ)」さんの3人のデザイナーが手掛けたものでした。
そして、この「シボレー コルベット スティングレイ レーサー」がスタイリングの原型となって、当時「ウィリアム L. "ビル" ミッチェル」さんの下で働いていた「ローレンス・キヨシ・(ラリー)・シノダ」さんがデザインした「Chevrolet Mako Shark Corvette Concept(シボレー マコ シャーク コルベット コンセプト)」が1961年に登場します
この「シボレー マコ シャーク コルベット コンセプト」を元に翌1962年に「Chevrolet Corvette C2 Prototype XP-720(シボレー コルベット C2 プロトタイプ XP-720)」が登場しますが、この「シボレー コルベット C2 プロトタイプ XP-720」が最終的に2代目「C2型コルベット」である「コルベット スティングレイ」のコンセプト・モデルとなっています。
(ちなみに「Mako Shark(マコ シャーク)」は「アオザメ」の意味だそうです。)
しかし「コルベット」自体は、スポーツカーという性質上、売れない車であったため、存続が危ぶまれていたそうですが、当時の「General Motors Corporation(ゼネラル・モーターズ・コーポレーション)(以下GM)」でゼネラル・マネージャーであった「Edward Nicholas Cole(エドワード・ニコラス・コール)」さんの後押しもあったことがあり存続が決定したそうです。
初代「C1型コルベット」より性能が向上した2代目「C2型コルベット」である「コルベット スティングレイ」には「Father of the Corvette(コルベットの父)」とも呼ばれるベルギー生まれのエンジニアであった「Zora Arkus-Duntov(ゾーラ・アンカス-ダントフ)」さんが1959年から行っていた「Chevrolet Engineering Research Vehicle (シボレー エンジニアリング リサーチ ビークル)略:CERV」によって得られた技術を用いられました。
様々な人の力が合わさり、1962年に1963年モデルとして2代目「C2型コルベット」である「コルベット スティングレイ」は登場します。
この1963年モデルに搭載されたのは初代「C1型コルベット」のエンジンと同じ型の「Small-block(スモール-ブロック)」と呼ばれるエンジンで、最大360馬力を発生する「排気量5358ccのV8エンジン」でした。
初代「C1型コルベット」が「オープン・モデル」がメインであったことに対して、2代目「C2型コルベット」では「クーペ・モデル」がメインとして置かれました。
さらに2代目「C2型コルベット」では、最終的に5代目「C5型コルベット」まで受け継がれることになる「リトラクタブル・ヘッドライト」が「コルベット」としては初めて採用されてました。
ちなみに、1963年モデルだけ「スプリット・ウィンドウ」と呼ばれるルーフからリアエンドに向かって走るフレームによって2つに分割されたリア・ウインドウを採用していました。
ですが、これにはちょっとした話があり「ゾーラ・アンカス-ダントフ」さんが「ドライバーのリアビューを妨げる」と主張したのに対して「ウィリアム L. "ビル" ミッチェル」さんが「カッコいいから」というので、押し通したそうです。
けれど、翌1964年モデルでは「スプリット・ウィンドウ」は廃止されてしまっている関係で、この「スプリット・ウィンドウ」を持つ1963年モデルは、現在では「コレクターズ・アイテム」となって希少価値が高いそうです。
(「PGR4」の「Chevrolet Corvette Stingray」は、1963年モデルなので「スプリット・ウィンドウ」になっています。)
この2代目「C2型コルベット」は、毎年のように改良がなされたようです。
1965年モデルには「 Big-Block(ビッグ-ブロック)」と呼ばれる最大425馬力を発生する「排気量6489ccのV8エンジン」を搭載することになります。
そして、1966年モデルには「Big-Block(ビッグ-ブロック)」エンジンの排気量アップなどが施された改良版の最大425馬力を発生する「排気量6997ccのV8エンジン」を搭載したモデルが登場します。
翌1967年モデルに今日紹介している「コルベット スティングレイ 427」という前年の1966年モデルの「Big-Block(ビッグ-ブロック)」の最大425馬力を発生する「排気量6997ccのV8エンジン」にアメリカにある「Holley Performance Products(ホーリー パフォーマンス プロダクト)」の「Triple Two-Barrel Carburetor(トリプル 2-バレル キャブレター)」を搭載した「Tri-Power(トリ-パワー)」と呼ばれるエンジンを搭載し、最大馬力435馬力を発生する「排気量6997ccのV8エンジン」が採用されます。
さらに、この1967年モデルには、レースの参戦するために必要な「ホモロゲーション」取得のためにわずか20台しか生産がされなかった「コルベット スティングレイ L88」というモデルが登場します。
これはレース用に使われていたエンジンをデチューンした「103オクタン以上というレース用ガソリン」でないと動かない「L88」型エンジンを搭載した実質、最大馬力560馬力の「排気量6997ccのV8エンジン」モデルでした。
そして、全部で約12万台を生産した2代目「C2型コルベット」は、1967年モデルを最後に3代目「C3型コルベット」へと世代交代をします。
それで2代目「C2型コルベット」に付けられている「Stingray(スティングレイ)」という愛称は「アカエイ」を意味しています。
これは、「ウィリアム L. "ビル" ミッチェル」さんが「釣り好きが好きで、そのなかでも深海魚が特に好きだった」ということに由来しているそうです。
今日紹介している「コルベット スティングレイ 427」の「427」は、この車に搭載されるエンジン排気量の「6997cc」と同じ値の「427キュービックインチ」という意味です。
スペックは排気量6997cc(ゲーム内では7.0リッターと表記)のV8エンジンをフロントに搭載し、リア駆動で路面に伝えています。
最大馬力は434.5hp(324kW)を発生し、最大トルクは623.7Nmです。
車重は1535kgとなっていて、ゲーム内の価格は90,000CRです。
FM3のクラスは、D345です。
今回のは、FM3についてくる「ディスク2」の方に収録されています。
ここからは、FM3で収録されている全537台中のランキングを紹介します。
1.PIのランクは、361番です。
2.最大馬力のランクは、249番です。
3.最大トルク・ランクは、143番です。
4.車重ランクは、軽い順に396番、重い順に140番です。
5.排気量ランクは、大排気量順に18番、小排気量順に499番です。
6.価格ランクは、高い順に279番、安い順に257番です。
運転席視点です。
昨日紹介した「1960年製シボレー コルベット」とは、雰囲気のかなり違う感じになっていると思います。
ハンドルの隙間から見える大きな2つの円の左側が「スピードメーター」で、右側が「タコメーター」となっています。
この時のスピードは「89MPH(マイル/約142.4km/h)」程度で、エンジン回転数は「5300回転」程度です。
FM3-1967 Chevrolet Corvette Stingray 427 720p 30sec
動画です。
V8エンジンの中でも低音の響く感じのエンジンになっているように思います。
今日も2枚ほど追加して写真を掲載しておきます。
今日掲載した写真や動画は全て「Ladera Test Track(ラデラ テスト トラック)」の「Mini Circuit(ミニ サーキット)」を使用しました。
以上で、今日のFM3の収録車種紹介を終わります。
今日も(読みにくいと思いますが)内容が濃くなってしまいました。
そんなわけで、今日はこれで終わります。
それでは!
そして音がもう最高です!!
ヘッドフォンして聞けばだれでも納得する程いい音だと思います!
でも、スモールヘッドで5.4Lエンジン、ビックブロックになって7Lとは
本当にビックな国ですね!今でもそんなに大きなエンジンを作っている
メーカーなんてヴェイロンとバイパーぐらいじゃないでしょうか?!
ホントにただ大きくて、余裕でクルージング出来ればいい!!という
感じで作っている様な気がしますね。
確かに音は最高ですよね!
ヘッドフォンをして聞いても納得できると思いますよ。
そうですね、確かにビックな国ですよね。
もう、スモールが日本ではスモール・レベルじゃないですからね。
そうかもしれませんね。
でも、一応まだシボレーも大きい方のエンジンは作っているはずですよ。
それは、あると思います。
まぁ、国土が大きくてロングドライブも普通な国という事情もあるとは思います。