Ryo徒然なるままに

日々の暮らしを徒然なるままにつづる。
何でもありの日記のようなもの・・・

再びギニアに向けて2

2006年08月26日 | ギニア
2006年8月26日(土)

朝目覚めるとパリは雨だった
そういえば前回はボッソウで明け方に一度雨が降っただけで(ギニアは乾季だったので当然かも知れないけれど)雨には縁がなかった。
今回のギニアは雨季。
前回のようには行かないという暗示なのだろうか・・・
それはさておき、今回の旅の友は「ダ・ヴィンチ・コード」だった。
パリで読むそれは何とも感慨深いものである。
すぐそこに舞台となるルーブル美術館があるのだ。
残念ながら今回も行けそうにはないけれど・・・

パリの朝は寒いと言っても良いくらいだった。
朝食をとっていると外の様子が見えたのだけれど、ジャンパーを着ている人が少なくなかった。
半袖でいたのだけれど、コナクリに着くと蚊に襲われる危険性もあることも思い出して長袖に着替えることにした。
ドゴール空港を発つのは15時55分予定。
チェックアウトをぎりぎりの12時にしても良かったのだけれど、することといえば「ダ・ヴィンチ・コード」を読むくらいだから10時半頃にはホテルを後にした。
今朝のドライバーは優しく、乗客を見かけると声をかけて行き先を告げていた
運転もずいぶんジェントルだった。
こうでなくっちゃいけない。

空港に着いたのは11時前。
また「ダ・ヴィンチ・コード」を読み漁ることになった
昼前に空港内のBarでビールを呑み、また本を読み漁る

13時55分からCheck inが始まると聞いていたのでカウンターに行くと、中国人らしき男がもめていた。
結構な剣幕で英語だかフランス語だかをまくし立て、両腕を広げてカウンターの前を言ったり来たりしていた。
「やれやれ・・・

そのうち警官まで出てきて、なんとか騒ぎが収まったころにCheck inを済ませる。そして、出国。
今回はスタンプが押された

出国手続きを済ませてから昼食をとる。
サンドウィッチとビールを流し込む
その後はウオッカと水を調達し、することがないので喫煙場所を探すが、出国ゲートをくぐると喫煙場所はないらしい。
「やれやれ・・・

搭乗場所である2Fターミナル45番でまた本を読んではうたた寝をする
搭乗時間が近づき、本を読むことを再開してからまもなく、声を掛けられた。
山越先生だった。
お会いしたことがなかったのでインターネットで写真を探したが、分からずじまいだったのだけれど、想像していたよりも小柄で、物腰が柔らかい感じの人物だった

別々でチェックインしたので席は離れた。
ボクの隣に腰掛けてきたのは黒人だった。
少し前回のコナクリ発の飛行機のことを思い出してウンザリしたが、彼はとてもおとなしく、親しみの持てる人物で安心した
飛行機は空いていて、自由に席が替われそうだったけれど、何かトラブルがあると厄介なのでやめることにした。
飛行機の中では飽きもせずに「ダ・ヴィンチ・コード」を読み漁ることになった。結局、コナクリに到着する前に読破してしまうことになった。

コナクリに着くと、以前ほど出迎えに不正出国している人はいなくて、何となく整然としており、少し拍子抜けした。
入国すると複数の人々が山越先生を出迎え、挨拶をしている。
その中には空港職員がいるらしく、荷物をランクルに積み込んだ後、自由に空港内を行き来する・・・トイレに行きたいといえば、国外(入国ゲートの外)のトイレに案内されるなど・・・ことになる。
こんな事だから出入国がいい加減になるのだ・・・

その後は、京大の院生の人と合流するために、ダカール空港からの飛行機を待っていた。
22時過ぎにその飛行機が降り立って程なく、例の空港職員から彼女が無事到着したことを伝えられ、合流することができた
今日ここで合流できなければ大変なことになるところだっただけに、胸をなで下ろしたのは山越先生だった。

ランクルの運転手は以前、子供をはねてしまったということで運転手をクビになったはずの男だった(彼の名前はスワという)。
ボクが観るに基本的に行動が粗雑な男だった。
(だってコリドーで記念撮影するときに、自分が写るのに邪魔だからと言って植えた樹を伐るような男だから・・・)
「やれやれ・・・
これからの道中が少し不安になった・・・