うちらのひとりごと。

酒と映画をこよなく愛する、多趣味な男(ことら)ときまぐれ女(こじか)のブログです。

WALL・E

2008-12-29 00:19:31 | 映画


ディズニー&ピクサー最新作「WALL・E」です。
実はことらはピクサー作品を劇場で観るのは初めて。
別に避けてた訳じゃないんだけどね。
ピクサーの名を知らしめたのはニモなのかな?
当時タイトルを「ファイティング・ニモ」と思い込んでて、「こんなかわいいキャラで、何を戦うんだ?」と不思議に思ってました。
これ、マジボケです。
でも周りにも何人かそうヤツが居まして…ま、紛らわしかったってことで。

向かった劇場は、いつもの「MOVIX堺」。
行ってびっくり。
土曜日の午後だというのに、駐車場がガラガラなんです。
…不況のせい?
「祥福」が出来て以来、いつも停めるのに難儀してたんだけど…。
現在、めぼしい映画が無いとはいえ、ここまでのガラガラさは、堺浜オープン以来じゃないかなぁ?
クルマが少ないということは、当然人も少ない。
1階のレストラン街も各店舗ガラガラでした。
ただ、「魚魚市場」だけは並んでました。一人勝ちですな。
1階のレストラン街以上にお寒い状態なのが、2階のフードコート。
もはや店舗は5店舗しかなく、しかもそのうち2店舗は、人の少なさに嫌気が差したのか、すでに営業終了…。
当然ながら、フロアにはほとんど人もなく。
これ、完全に悪循環に陥ってるねぇ。
人が来ない→お店が儲からない→撤退→活気が無くなる→人が来ない→お店が儲からない→撤退→(略
の無限ループ。
前は、閉店したお店はそのまま放置してあったんですよ。
営業してないとはいえ、まだお店の存在は感じられてたんです。
ところが今は白壁で塞いでる。
おかげでフードコート全体が、なんとも寒々とした空間になってしまってるんですよね。
居心地も大変悪い。ご飯食べてたら、まるでサクラみたいで。
西宮ガーデンズや北花田ダイヤモンドシティならぬイオンモールのフードコートは大盛況なんだけどねぇ。
堺浜のエンタメ館のオーナーは、ちょっとそちらに出向いて勉強してこいっと言いたいです。
そもそも、最初からあまり魅力あるお店が無かったってのがねぇ。
名のある店も39ラーメンだけだったし。
あそこに吉野家やマクドなんかを誘致してたら、ここまでお寒い状態にはならなかったんじゃないかなぁ?
この不況がさらに追い打ちになるんだろうねぇ。
フードコート自体が閉鎖かもなぁ…。
ちなみに、お隣のホームズもガラガラでした。
しかも、在庫処分なのか、商品の値段が妙に安い。
…ホームズも撤退…?
やっぱ、堺浜に電車で行けないってのが問題なんだろなぁ。
こりゃもっと人集める努力しないと、ホントに立ち行かなくなるかもしれないっすよ。
とりあえず、スーパーと本屋とCD・DVD屋と模型店作ってください。
(個人的願望)



そろそろ止めないと、なんの記事か分からなくなりそうですね。

で、ウォーリー。
予告での愛嬌ある動作に惹かれました。内容はおいといて。
まぁ、ディズニー&ピクサーだから、下手なものは作らないだろうと思ってたし。
パンフレットで、漢字全てにルビがふってある辺り、やっぱ子供向け映画なんだろうけど、ゴミで埋まった地球とか、全てを機械に頼って自分で何も出来ない人類とか、制作側が伝えたいメッセージが明白で、深読みすれば色々読み取れる作品でした。
あの人類の怠惰な姿は恐ろしかったなぁ…。ぶくぶく太って、自分で歩くことすら出来ないんだもん。
今のまま科学が発達していったら、いずれああなるのかもねぇ…。
逆に、ロボット達は軽快に動き回ります。特にウォーリーの動きは秀逸。
それに、意外と表情があるんですよね。イヴは目があるからまだしも、ウォーリーは各パーツの位置が変わるだけなのに、それでちゃんと表情が出る。よく考えられたキャラだなぁ~と感心しました。
内容は、若干ジャンプ系かな?
大破したウォーリーをイヴが必死で直すところは、ちょっと感動的。

アニメってことで、うちらにしては珍しく日本語吹替で観たんだけど、結構生身の人間が出てくるんですよ。
これには参りました。
あと、劇中で使われてる文字(標識とか)が日本語になってるのに驚きました。
これ、上映する国に合わせて書き換えてるのかなぁ?
芸細やね~。

フォルマ帝塚山(その2)

2008-12-23 21:53:45 | 帝塚山・住吉界隈

フォルマ帝塚山その2です。
乳清チーズケーキがあまりに美味しかったので、購入したかったのですが、、すでに販売は終了されたようです。残念。
ちなみに乳清プリンは新シリーズで存続しているみたい。

くやしいので、乳清ロールを購入。帝塚山本店にて。 
うむ。これは、ちょっと生地が固めのような。
売れ筋のフワフワ生地ロールではありませぬ。
中の乳清チーズはイイ感じ。クリームというか、チーズですね。
ふむふむ。
さすがに乳清チーズケーキのような感動は無かったです。

「カールスルーエ」これは阪神百貨店にて購入。
というか、実家の母に買ってもらいました。おおきに。
定番のチーズケーキです。
おいしいです。
チーズが割と濃いめで、フォルマならではという商品ではナイですが、イケます。

「ルーモス」千里阪急店にて購入。
お友達宅へのお土産として。
これはチーズがめちゃ濃厚で、ちょっとで満足できます。
フォルマのレアチーズケーキの定番商品のようです。


【オマケ】お土産その2。芋焼酎「山ねこ」 
日本橋の『きくや酒販』さんにて購入。
お酒好きなら楽しめるお店です。
山ねこの他に、天使の誘惑や甕雫、萬年など置いてます。
結構使える酒屋さんです。たしか日曜祝日定休なのでご注意を。 

なんと妊婦さんのお友達がおでんを用意してくれました。
このパーティ用のお鍋!テンション上がりますね。
お味もバッチリ。美味しかった~。特にはんぺん♪ 
ごちそうさまでした。 

いつかは帝塚山フォルマのチーズケーキ全種類制覇したいにゃ。

スバルWRC撤退

2008-12-22 21:53:58 | クルマ・WRC・模型


ついにスバルがWRC撤退の決断を下してしまいました。
残念だけど、個人的には「あら、そう。」と、ちと冷めた見方してます。
どちらかというと、スズキの撤退の方が驚いたな~。
「SX4 WRC」は1年戦っただけだもん。
「早っ!」ってなもんです。
スバルについては、今回の撤退発表よりも、「インプレッサがハッチバックになった。」ってことの方がショックでした。
自分が乗っていた事もあって「GC型が一番カッコイイ。」と思ってることらには、あのスタイルはショックでかすぎです。
おかげで、今年のWRCにもあまり興味持てなかったし。
どのみちSUBARUダメポだったし。
なんか、非常に冷静に、撤退を受け止めてしまいました。

撤退会見では「世界的な経済の後退」を理由にしてたけど、本音はそこじゃないように思うんですよね。
…もちろん、不況は理由のひとつではあるだろうけど…。
そもそも、それほど大きくない自動車メーカーであるスバルが、19年もの間WRCで活動してきた事自体が奇跡のように思うし。
色々な複合的要因なんだろうけど、そのうち大きなウェイト占めたのが「3年間未勝利」じゃないかと。
期待された「IMPREZA WRC2008」も、結局シトロエン・フォードと同じパフォーマンスは発揮できなかったし。
これが、常に優勝争いに絡んで、結果出してたら、いくら不況とはいえ参戦は継続してたと思うんですよねー。
これまでも不況はあったけど、それでもずっと参戦してたんだし。
先日F1撤退を発表したホンダですら、1勝はしてたんだもん。
3年もの間勝ち星無しってのは~、ねぇ。
「いつ撤退しても不思議じゃないな。」と思っていました。実は。

もうひとつの理由が2010年からのWRカー規定じゃないかと。
これまでWRカーのベース車両はGr.Nマシンだったのが、2010年からはS2000マシンをベース車両とすると決まったんですよね。
このS2000、言ってしまえば自然吸気のWRカーなんだけど、カテゴリーはGr.N。
でも大幅に改造した準ラリーカーなので、Gr.Nマシンよりも、パフォーマンスは上らしい。
で、これまでGr.Nでメインだったスバル・ミツビシは、このS2000マシンを持ってないんですね。
「WRカーからターボ外せばいいじゃないか。」って思うけど、S2000マシンの販売台数なんかがあって、事はそう単純にはいかないみたい。
しかもFIAの要求は「S2000にボルトオンキットを取り付けるだけでWRカーになる。」というもの。
逆に言うと、キットを外せば、簡単にS2000になるという…。
そんなクルマの新規開発する余裕は、恐らく無いだろねぇ…。
一応、FIAはGr.Nの継続参戦を認めてるらしいけど、パフォーマンスに劣るクルマでどれだけ参戦する人が居るやら。
スバル・ミツビシは、FIAに締め出されたと言っても過言じゃないかも?

これらの要因があったところに、昨今の経済不況。
今が一番撤退しやすい時期よね。
WRCの1チームあたりの年間費用は、およそ50億とか。
F1は500億らしいから、それに比べれば1/10だけど、それでもメーカーにとっては相当な負担だろうねぇ…。
それに、今年のスバルはフォードよりも予算使ってたらしくて。
それでもフォードに追い付けなかった。「アホらし。やめちまえ。」と、あちこちから言われたとしても不思議じゃない…。

こうなると心配なのはドライバー達。
ペターもアトキンソンも我慢して走ってたのにねぇ。
もう一度、ペターが表彰台で弾ける姿を見たかったなぁ…。
アトキンソンはペター脅かすくらい速くなってきてたし、1-2フィニッシュが近いうちに見れるか?と、少し期待してたんだけど…。
スズキ、スバルと撤退していって、どんどんシートが無くなって、ドライバー達があぶれてきて。
ペターはもしかしたらフォード?…って考えたんだけど、今回の流れを受けてフォードも撤退しかねないよなぁ…。
ビッグ3はモータースポーツどころじゃないだろう…ホント。
なんて考えてたら、フォードが2009年の参戦継続をあらためて表明。
うーむ。どうなるんだろう…。
にしても、ガルデマイスターはホント、クルマに恵まれないなぁ。。



プレスリリースによると、スバルは、どのみち2009年末には撤退する予定だったみたいです。
やはりS2000かなぁ…。
なにするんですかFIA。

流星の絆

2008-12-19 23:20:24 | クドカン
※ネタバレなので、録画していてまだ見ていないという方、
 また、原作ファンの方もこの記事は読まないことをお勧めします。
 犯人明かしているので注意!!



基本的に連ドラの記事は書かないことにしてるんですが、この作品に関しては物申したいことありすぎて、書くことにしました。
繰り返しますが、ネタバレです。
犯人もバラしてます。内容も辛辣です。御注意あれ。

今回は、ドラマの途中で原作を読破するという、うちらにとっては異例の作品となりました。
いつもなら、絶対最後まで我慢するんだけどね。
原作物の見方を考えるいい機会となりましたよ。
「流星の絆」に関しては、ことらは、原作読む気があるなら先に読んだ方がいいという意見。
こじかは、むしろ読まない方が幸せという意見。(これには激しく同意)
だって、あまりにアレだからなぁ…。
読むんだったら、先に結末知ってしまって、それを宮藤官九郎が”いかにおもしろく”してくれるかに期待した方がいいと思いました。
先にドラマ、後に原作というのは・・・…最悪かも…ボソッ
…これがベストセラーか…


原作は知らなかったです。ベストセラー小説だってことも知らず。
それよりも「磯山P x クドカンでドラマやるでー。」の比重の方がはるかに大きかった。
なにしろ、「我が輩は主婦である」でクドカン離れした磯山さんが「特急田中3号」「歌姫」と失敗して、再びコンビ組んだんだもん。
背水の陣でもあるだろうし、「やってくれるだろう。」と期待も高まるってもんです。
にしても、プロデューサー2人体制ってのがちょっと気になったけどね…。
失敗が続いたから、お目付役を付けられたのかなぁ?
おかげで、クドカンも今まで程は好き勝手出来ないんじゃないか?って心配になったり。。

キャストは文句無しでした。メグミのようなミスキャストも無いし。
個人的には寺島進にかなり期待でしたね。クドカン脚本にすごく合いそうで。

そんなこんなで迎えた第1回。
期待に違わずおもしろかったです。
「大人になったら3人で犯人探して、ぶっ殺そうな。」
という衝撃的なセリフから始まったこのドラマ。
でも、けっして重たい話ではなく、クドカンらしいバカらしさ満載で、うちらは大満足。
とはいえバカばかりではなく、冒頭のセリフが功一・泰輔・静奈の行動原理であり、作品の主軸になっていて、「これは面白いドラマが始まった。」と思ったもんでした。
…この主軸のおかげで後半がっかりすることになるんだけどね…それは後述。。

キャラ設定も明快で、それを二宮和也・錦戸亮・戸田恵梨香の3人が好演していて、見てて気持ちよかったです。
オタクというか、ある意味変態な功一。
テンション高め・IQ低めの泰輔。
なんだかんだでお兄ちゃんにべったりの静奈。
そこに「陰日向に咲く」以来バケた?と思われる三浦友和や、怪しさ満点の柄本明、要潤、辰ちゃん、チビT、ジェシーなどの個性的な俳優陣が周りを固めていて、毎週金曜が楽しみでしたね~。
(誰か分からんって人はIWGP、タイガー&ドラゴン見ましょう)


んなある日。
さすがベストセラー小説のドラマ化らしく、巷には情報が溢れ、「このままじゃ、なにで犯人知ってしまうか分からん。」という危機感に襲われたんです。
…この段階で、個人的には「ジョージさん犯人説」を立ててたんだが…
その前から「原作読んでみたい。」とは思ってたんだけど、この危機感が後押しして、とうとう誘惑に負けてしまったんですね。



本屋行ってオビ見てびっくり。
「兄貴、妹は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ。」
って、おもっきりネタバレやん!!しかもその先の展開まで予想できてしまう。
なにするんですか講談社。
気を取り直して読み始めるも…一番まいったと思ったのが、時系列でストーリーが進む点。
ドラマでは過去・現在織り交ぜて構成されており、それを当たり前に思っていたので、なんともかったるく感じました。
それに、けっこう抑揚がないのね。だら~っと進んでる感じ。
ホント「これがベストセラー?」でしたねぇ…。
こじかの感想が全て物語ってるかも。
「ドラマ化とかじゃなかったら、わたしはこの本買わない。」
さもありなん。
それに、あの結末。
…ことらは、読後にあまりに腹立って、本をぶん投げました。
「わたしの本やねんから、投げんとって!」と、こじかに怒られました。

全体的な印象は置いといて。

ドラマと原作では、前半、大きく違う点が2点有りました。

・原作では、警察が犯人を捕まえるのを待っていたけど、
 ドラマでは「警察なんてあてに出来ない。俺たちで捕まえる。
 俺たちで捕まえないと意味がない。」と言っていた点。
・原作では静奈は「血の繋がらない兄弟」と最初から知っていたけど、
 ドラマでは知らなかった点。

静奈の件はともかく、警察をあてにするかしないかってのは大きな違いだよね。
特に、証拠ねつ造工作があるから、そこをどうするのか、非常に興味がありました。ストーリーを大幅に変えるのか?とか。
だってね、「自分達で犯人捕まえる」っていう執念は、かなりしつこく描かれてましたよ。
「裁判にでもなってみろ。何の関係もない検事とかが出てきて、俺達は端っこに座らされて犯人を睨むだけ。殴ることも出来ない。」
って語るあたり「本気で殺す気なんだな。」って思ったし。
ところが…とてもあっさりと主旨替え。
「兄貴…やっぱ俺たちで出来ることには限界なくね?やっぱ警察に頼った方がいいんじゃ?」
「実は俺もそう思ってた。」
って、おいっっっっっっっっっっっっっ!!!!!
主旨替えの前フリはあったけど…あんだけの執念覆させるほどのフリとは思えなかったなぁ。。
これは
・「マンハッタン ラブストーリー」の最終回のごとく、クドカンがヤケになった。
・大胆にストーリー変えてたが、検閲が入った。
・パソコンのデータが消えた。(いいとも参照)
の、どれかだと思いたい…。
原作読み終わったのと、この主旨替えの回がちょうど重なって、もう大暴れでした。
たしかに、そうしないと全然違う話になってしまうけどさぁ…。
もうちょっと、こうねぇ~…。
これは、たとえ原作読んでなくても大暴れしたかも。。



さて、本をぶん投げるほど腹立った結末。

だってね、原作じゃ柏原は全然印象無いですよ?
当然、動機に繋がるような前フリも全く無し。
それに戸神も戸神で。
決定的な証拠である傘を14年も持ち続けるかね??
そんなモン、気色悪くて、すぐに届けるか手放すかすると思うんだが。
いくら警察が来ないたって、状況的に一番疑われるのは目に見えてるし。
毎日気が気じゃないじゃない。
プンスカ

ホント、突然新キャラ出てきて「実は私が犯人です。」って言ってるのに等しいよ。
ジョージさんが犯人の方がまだ納得できたよ…怪しさ醸し出してたし。
そもそも柏原も、わざわざ指紋消すとかしないで、あの傘を処分すりゃ良かったんだ。いくらでも出来たろうに。…って、これはそもそも話の作り方が間違えとるっ。

この辺りはクドカンも頭抱えたんでしょうね。
柏原の動機に繋がる点をいっぱい前フリしてたし、苦労の跡があちこちに見受けられるのよね。見直すと。
「いじり甲斐のある原作。」と言ってたけど、はたしていい意味か悪い意味かと穿ちたくなりますねー。


中島美嘉はうちら的にはOKでした。
クドカン的バカらしさを端的に表してるキャラだったと思われ。
「どこまで世間に受け入れられる?」と心配にはなったけど…。
現に、どんどん視聴率落ちてたねぇ。
それはともかく、挿入歌の使い方はもうちょっと考えていただきたい。
毎回毎回流すのは「タイガー&ドラゴン」からだと思うけど、あちらは一話完結だったからね。
あの曲が流れて、茶店で取り立てがあって、それで毎回起承転結が成り立ってたから、なんの違和感もなかった。
それに、話が続くときは流してなかったよ。(虎児が逮捕された回)
これはどちらかというと、「歌姫」からの悪しき習慣だね。
特に「流星」なんてずーっと話が続いてるんだもん。毎回毎回オチ付けなくてよろしいっ。
エンディングテーマにすりゃよかったのにねぇ。


とりあえず、ほとぼり冷めたらもう1回見直そう。
なんだかんだ言っても、おもしろかったことは確かだし。
「失敗だった。」とは言わないけど、なんとももったいないなぁ~と思わざるを得ない作品でした。
同じスタッフ&キャストで、オリジナルのドラマを作ってもらいたいです。
原作の選択間違ってるよ。。


…これがベストセラーか…




で、最終回。
結論から言うと
「原作なんかよりも、むっちゃくちゃ良かった!!!!!」
です。
クドカン苦労したなー。ものすごい苦労の跡が見て取れました。
…これは原作読んだ者の特権か?
結論知る者のやるせなさは、すべて”二宮”が代弁してくれたし。
(あえて”功一”とは呼ばない)
柏原を死なせなかったのも良かったし、なにより3人で「アリアケ」を再開したのが良かった。
一時はどうなることかと思ったけど、ちゃんと微笑ましくラストを迎えましたね。
で、思ったんだけど、やっぱこれ、原作読まない方がいいッスよ。いや、マジで。
まぁでも、原作読んで大暴れしたうちらも、納得できるラストでした。
むしろ大満足。

「いやぁー、終わっちゃいましたねー。」

七人は僕の恋人

2008-12-17 21:35:33 | ライブ・舞台


関西在住のうちらですが、こちらではなかなか大人計画の舞台を観る機会はありません。
関東地方だと、しょっちゅうやってるんだけどねぇ。
でも、今回念願かなって、大人計画というか宮藤官九郎の舞台を観に行くことが出来たのです。
でも、何故か大阪じゃなくて兵庫。クドカン曰く「あえて兵庫。」だそうで。
ちょうど、「西宮ガーデンズ」に行きたかったんで、逆に都合良かったんだけどね。

その「西宮ガーデンズ」。オープンしたてって事もあって、もんのすんごい人出でした。
でも、とにかく施設がバカでかいんで、そんなにギュウギュウ感は無く。
とはいえ、食べ物にありつくには絶望的な努力が必要そう…。
お茶するところはどこも行列。
うちらは運良くフードコートで席が空いたんで、そこで食べたんだけど、さながらスキー場の食堂状態でしたねー。
4階レストラン街はどうなってたことやら…。

全体の雰囲気は、北花田ダイヤモンドシティ…ならぬ、イオンモールに近いです。
あそこに、なんばパークス系のお店を詰め込んだ感じ。
規模がデカイんで、見て回るには1日掛かりですねぇ。
もっとも、その前に人酔いしそうだけど…。
人出が落ち着くまで待つのが吉か??



さてさて、今回は「兵庫県立芸術文化センター」。
いつ頃出来た劇場なんでしょ?めちゃめちゃキレイでしたが。
というより、この一帯は街そのものがキレイ。すごく整備されてて。なんかのプロジェクトで一気にキレイにしたのかなぁ?
客席はきつめの傾斜。おかげで、ほぼ前の人の頭が気になりません。これは好感度高い。某シアターBRAVAとえらい違いだわ。

開演前、BGMで80年代アイドルの曲がずっと流れてたんですよ。
懐かしく思いながらも「なんじゃこりゃ?」だったんだけど、考えてみりゃ、これも演出の一環だったのよね。
斜陽期のアイドルのネタがあったもんで。ただこのネタは…長かった…。

肝心の内容は…下ネタのオンパレードでーす。
もう、これでもかっていうくらい。こりゃTVじゃ出来んわ~。
一歩間違えれば失笑っていう、ギリギリのネタが多かったような。
でも、お若い娘さんで、かーなりウケてる方も居らして。
なんか( ̄ー ̄)ニヤリ

意外なことに客層は老若男女で、結構お歳の方もいらしたんだけど、あの方々はこのネタどう思ったんでしょうねぇ??
というよりも、どうしてここに居るんだろう…?という素朴な疑問が。。クドカンファン??
「ウーマンリブ」が今回で11回目というから、単純に考えて11年目…昔から観てる方達と考えても不思議じゃないか…謎。
しかし…もうちょっと普通のネタもやって欲しかったにゃあ…。

一連のクドカンドラマをよく見てる身としては、お馴染みの顔ぶれが一同に観れるのは、かなり楽しかったです。
荒川良々って、意外とスターの貫禄あるのね。変にオーラ感じたよ。「ブラックレイン」のネタはアドリブかな?ホントにセリフ考え込んでるようにも見えたんだけど。
平岩紙も芸達者で。鳥居みゆきにそっくりなキャラも演じてたんだけど、これが一番存在感あったような。
阿部サダヲを見たかったな~。


こういうお笑い系舞台は、最後に出演者が全員揃ってお喋りがあるモンだと思ってました。
シティボーイズしかり、イッセーさんしかり。
でも、無かったのよね。
期待してただけに寂しい…。
パンフレットも無かったしなぁ~。


実は、舞台観終わってからずっと、なーんか違和感感じてました。
で、ふと気付いたのが「クドカン物を観た。」って感じじゃないって事なんですよね。
御本人曰く「ドラマを何本も見るよりも、この舞台を1回観てもらえば宮藤官九郎が分かる。」って事だったんだけど、何本もドラマを見てる者としては、逆に「?」でした。
ドラマでのクドカン物って「すっごくバカばかりしてるんだけど、押さえるところは押さえてる。」だと勝手に思ってるんだけど、この舞台は「バカ。以上!」でした。(注:たぶん褒めてます)
下ネタが多いのはクドカンらしいんだけど、ほぼ全て下ネタだったしなぁ…。
個人的には、一番クドカンが分かるのは「舞妓Haaaan!!!」だと思ってます。
すっごいバカ映画だけど、ちゃんとポイントは押さえてるぞっていう。
まぁ、人によっては「そのポイントの部分はいらん。」なんて意見もあるようですが…。
舞台をずっと観てる人は、そう思うのかもしれないですね。

次の宮藤官九郎作の舞台は「メカロックオペラR2C2」。
出演者はかなり豪華で、阿部サダヲ、森山未來、平岩紙、松田龍平も出てるー。
普通なら飛び付くトコだけど、劇場がシアターBRAVA・・・
パス。

天びん棒 西田辺

2008-12-02 21:53:40 | 長居・西田辺界隈
もう10年近く前になるのかな?
かつて長居に「天びん棒」という炉端焼き屋さんがあったらしいです。
場所は旧こたろうの隣。今は「口○町」ってお店があるところ。
ことらさんのお父さんがいつも「あそこに1回入ってみたい。」と言ってたらしいんですが、突然閉店してしまったらしいです。

で、先日、かつて「ゆきの」があったお店の前を通ると、なにやらお店が入ったみたい。そのお店の名前は「天びん棒」。
「長居にあった店かなぁ??」との疑惑の元、確かめなきゃと突撃したのですが…





天びん棒 西田辺
訳あって、2軒目として西田辺の天びん棒さんへ行ってきました。
三井住友銀行の裏ですね。
お店の中には、お魚や海老がいっぱい。
座敷は満席で、なかなか賑わっていましたね。
うちらはカウンターへ。
わくわくわく。

まずは付き出し。
5種類くらいあったかな。もっとかも。
好きなものを選ぶスタイル。
どちらも美味しかった。期待大♪

お造り盛り合わせ。並。
ちょっとお高かったけど、これは美味しかったですよ。
お魚メインのお店かな。

カニクリームコロッケ。
これもイイ。濃いめの味が食欲をそそります。

佐賀牛のおろしカツぽん酢。
う~む。これはねぇ。
高すぎるね。
1780円だっけ。
佐賀牛って感じしなかったな。残念。

ほっけ。これはイケました。
皮をめくって食べようとしたら、実は半身でした。

ひっくり返して食べましょう。

カウンターには焼酎がいっぱい。
川越もありました。もちろん佐藤も。
かなり充実してるんじゃないかしら。

いくらの醤油漬け丼。
これウマ~。
醤油がだし醤油なのかな。
甘くて、イイ感じ。旨。

これにビール1杯とジンジャーエール1杯で6800円でした。

お高いメニューからお手頃なお値段まで幅広いです。
ファミリーからカップル。
年配のご夫婦など。 
地域の皆さんに愛されているお店ですね。 
平日はサラリーマンで賑わっているんだろうな。
うちらも再訪決定です。


で、こちらが最初に突撃した、「天びん棒 鶴ヶ丘」。
なんといいますか。
入ってみたんだけど…、場違いでした。
30分で退散。
という訳で、西田辺に行ったのでした。