うちらのひとりごと。

酒と映画をこよなく愛する、多趣味な男(ことら)ときまぐれ女(こじか)のブログです。

釜揚げうどん 一心

2008-07-28 19:43:52 | 長居・西田辺界隈

釜揚げうどん 一心
最近、地元ネタばかりですみません。
なんせ、長居あびこ近辺には名店ぞろいなもんで。

前から気になっていたお店なんです。
釜揚げうどんを食べに、サクっと行ってきました。

13時半位に入店。
満席ではなかったですが、結構流行ってますね。
メニューは「釜揚げうどん」と「ざるうどん」のみ。
あと、おにぎりあります。

暑かったので、ざるうどんも食べたかったけど、今回は釜揚げにしました。
細麺と太麺が選べますが、もちろん太を選択。
600円です。

しょうがを自分ですります。

ねぎ、揚げ玉、ごま、レモンなど、薬味たっぷり。
自家製の佃煮もおいしかった。

かなりデカイとっくり。
だしを注ぐのが難しい。熱々なんです。
ことらさんにお願いしました。
これ、そのまま飲んでも、美味しい。
楽しみ~。

待つこと10分ほど。
来ました~。
一人前でも結構な量です。
まずは、薬味なしでいただきます。
ほう。イケます。美味しいです。
もっちりして、歯ごたえが残ってますね。 
だしとの相性も良いですね。旨!

しょうがは入れ過ぎない方がいいです。
入れなくてもいいかも。  
シンプルにいただきたい。
 
讃岐で食べた釜揚げうどんよりも、好きかも。
気のせいかな。。
さて、次回はざるうどんにしてみます。わくわく。
早めに麺切れすることもあるらしいので、お昼に行くのがいいみたいですね。  

トラットリアタケモト

2008-07-27 06:49:08 | あびこ界隈

トラットリアタケモト 
ようやく行ってきました。
気になりつつも、行きそびれていたお店。
そうこうしているうちに、移転されましたね。
ちょうど、『串かつ味彩』さんの正面です。

初めてだったので、今回はランチ。
土曜日の11時30分、開店直後に突撃~。
あれこれ悩むも、Cランチ1,800円にしました。
オードブル・パン・本日のパスタ・肉料理or魚料理・コーヒー・デザート。
お得ですね。

オードブルです。
お野菜たっぷりでどれも美味しいです。
味も濃すぎなくて、ちょうど良かったですね。
見た目も綺麗~。

自家製パン。
温かくて、美味しかった。
ちゃんと小麦の味がしますね。

さて、パスタ。
ちゃんと半分ずつに分けてくれています。
これはありがたいですね。
いいアイデアです。

モツァレラチーズ入りミートソース。
クリーミーです。美味しいですね。

きのことツナのトマトソース。
ピリ辛のソースを少しかけて。
安心できるお味ですね。旨。

お肉&お魚料理。
これも分けてくれてます。

地鶏のバルサミコソース。
ことらさんは、バルサミコが苦手?だったみたい。
なかなか美味しかったですよ。

真鯛のポワレかな。
家庭的な感じですね。

デザートのマンゴープリン。
下にはアイスが。
さっぱりします。


この内容で1,800円は、なかなかお得だと思いますが、、
一つだけ納得できないことが。
BGMがちょっと。。
大音量で派手な洋楽(トップガンとか??)をかけているというのは、う~ん。
まぁ、カジュアルなお店という演出なのでしょうか。
うちらとしては、残念でした。落ち着かないのよね。

12時30頃に退店。
まだ満席ではなかったですが、13時頃には満席になるのかな。
お店の前には自転車がいっぱい。
あびこらしい光景ですね。    

ホルモン本舗 長居店(その2)

2008-07-26 08:18:35 | 長居・西田辺界隈

ホルモン本舗 長居店(その2)です。
一月半ぶりの再訪となりました。
最近、再訪ネタばかりですみません。
そろそろ新店を開拓します。

さて、トップの写真は生レバー。
前回食べたユッケが感動的に美味しかったので、今回は生レバーを注文。
たっぷりのネギが個性的。
若干塩分濃いめに感じましたが、プリプリ感とレバー本来の甘みが最高ですね。
できれば、塩は別盛りにしてもらえたら、嬉しいです。

塩タン。
レモンでさっぱりと。
必須ですね。ホントに好きな厚さです。

もやしナムル&キムチ。
豆もやし大好きなんです。

そして、右から上バラ&上ロース。
甘い。脂が甘い。
そして、タレも甘口なのでご飯に合います!

右からゲタカルビ&ハラミ。
ゲタカルビも食感も良くて、旨みが強いです。
焼き過ぎに注意。
ハラミはもちろんウマですが、やっぱり闇ハラミも頼めばよかったな。

そして、テッチャン。
ん~、これは幻と全然違いましたね。 
普通バージョンでも、もう少しプリプリ感があるかと期待したんですが。
テッチャンは絶対、幻を頼むべきです。
しかしなるほど。
このテッチャンなら、ホルモン用の辛いタレの方が合いますね。 

チョレギサラダ。甘辛。
これは(・∀・)イイ!!ですね。
なぜか、かなり待たされてでてきましたが、美味しい。
若干高めかな~。680円でした。

シメです。
今回は冷麺。
こじかはお酢をタップリかけていただきました。 
最後にさっぱりと。

いやぁ、2回目も大満足のホルモン本舗さんでした。   
大人気のお店なので、予約した方が無難です。
今度は4人くらいで行って、もっと色んなメニューを食べたいな。

それから、店長さんも腰が低くて、好感が持てますね。
また行こうって思えるお店です。 

串かつ 味彩(その2)

2008-07-15 19:58:51 | あびこ界隈

串かつ 味彩その2です。
その2どころか、何回も行ってます。
久々に写真を撮ってきました。
ちなみに前回よりも、かなりいい感じに撮れてると思います。

おまかせコース12本。1785円。
いつもこのコースを注文します。
トップの写真は、「イカ」と「さつまいも」
イカの上にはトンブリがたっぷり。うみゃい。

ちなみに、最初に出てきた「海老」と「トンヘレ」
写真取り損ねました。
海老ちゃん、頭が別に出てきましたよ。
苦手な人も居るからね。私は頭もシッポもいただきました。

「アスパラ」めっちゃ長いです。
猫舌の方は気を付けて。

「牛肉」と「鯛三つ葉」
鯛三つ葉は塩とレモンで。
上品~。

「うずらベーコン」
うずらって何故かワクワクしてしまいます。

「サーモン」と「鶏ささみ」
サーモンもレモンが合います。
鶏ささみのトッピングは苺ジャム?ではなくて、梅。
うま~い。
あと、「こんにゃく」と「たまねぎ」で12本です。
 
「お茶漬け」420円。
シメに是非。

最初に出てきます。
付き出し。「温泉卵」でした。
旅館ぽいですね。

「野菜スティック」は一人一つ。
塩でいただきます。

う~ん、やっぱり(・∀・)イイ!!です。
味彩。
ごちそうさまでした。
すっかりわが家の定番のお店となっています。 


帰りに、またまたフローレンスにて。
「あびこプリン」を購入。
ことらさんの分(左)が焦げてたの。
しくしくしく。
でも私のは美味しかった。
やっぱりシュークリームかな~。  

イルマーレ(その3)

2008-07-14 19:16:29 | あびこ界隈

イルマーレその3です。
山中さんのトマトがあるうちに再再訪してきました。
見た目もカワイイ。
山中さんのトマトのサラダ仕立て。
ヘタまで旨みたっぷりです。 
 
山中さんのトマトのマルゲリータ。
薄い生地を選択。
ホントに美味しい。大好きです。このピザ。あれピッツアだっけ?

アラビアータ。
初めて行った時にも注文したのですが、塩分がキツメに感じたので、再挑戦。
今度はバッチリ。適塩でした。旨い!!

なんと、デジカメの充電がなくなってしまい、あえなく携帯で撮ることに。
画像が悪いです。
こんなに違うのね。
山中さんのトマトのカッペリーニ。
これもトマトの旨みと、ソースの酸味がマッチして、美味しかった~。

スズキのオーブン焼きかな。
オリーブオイルたっぷり。
まるごとニンニクも入っていて、超~合います。
もちろん山中さんも。
気がつきゃ、山中さんづくしでしたね。

今回はワインを注文しなかったので、かなりお安くつきました。
あびこ楽しい~。 

帰りに『フローレンス』でシュークリームとプリンを購入。 
正当派ですね。
シュークリームは高槻の『ジョフラン』に似てるかな。
あびこ楽しい~。   

スピード・レーサー

2008-07-07 23:31:26 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



ことらが子供の頃、一番遊び倒したおもちゃのひとつが、マッハ号のプラモデルでした。
確かゼンマイで走って、偵察機であるギズモ号がスプリングで飛ばせるというギミック付きでした。
アニメの方はと言うと、見てたはずだけど、内容は全く覚えてません。
ただ、マッハ号の特殊装備であるノコギリやジャンプなんかはよく覚えてるんだけどね。
あと主題歌も。「マッハGoGo♪マッハGoGo♪マッハGoGoGo~♪」
ってフレーズは、ものすごく耳に焼き付いてます。
そもそも放映年が67~68年。まだ産まれてませぬ。
90年代にリメイクされたみたいだけど、そちらは全く知らず。
こちらは、マッハ号はそのまま、キャラは現代アレンジだったみたいで、なんか違うなぁって印象。
今作「スピード・レーサー」は初代の「マッハGoGoGo」を元にしてるみたい。
スピードのヘルメットが初代のヘルメットそのままだし。

そんな訳で、どう実写化されてるか?という興味で観てきました。
1人で行くつもりだったけど、「よく断ってるから。」と、気を遣ったこじかも同行。
ところがこれが大誤算に…。

作品の印象はというと、正直なところ、残念。
残念なのは以下の点。
・弟がうっとい。サルもうっとい。
・弟に絡んで、カンフーの変なアニメ処理がうっとい。
・人物がパンして、それでシーンが変わるというのが、しつこい。
・カーレースのところはともかく、人物が出てるときの背景のCGが手抜き過ぎ。
・極彩色で目が痛い。こじかはピカチュウ症候群に陥った。
・実写映画と言うよりもCGアニメ。
・エンディングがひじょーにうっとい。

もうね、(略

某クローバーフィールドみたいに、事前にWARNING必要じゃないかなぁ?
極彩色の絵が目まぐるしく変化したら、気分悪くなる人続出すると思うんだけど…。
こじかさんヘロヘロになってしまって、大変だったんだからね。
頼むよ、広報。

ストーリーはこんなもんじゃないかな。
言ってしまえば、家族愛を中心に据えた、勧善懲悪物。
よく言われるプロパガンダは、別に感じなかったです。
そもそも企業買収なんてドロドロしたものだし、どうにも防げないとなったら、出来るだけ高値でって考えるだろうし。
あんなもんじゃないかなぁ?買う側も。買われる側も。

レースシーンに関しては、クルマの性能が性能だし、コースがコースだし、現実離れしたゲーム的な映像でもいいと思うんですよ。
原作もあんなだったかはともかくとして。
そもそも出てるクルマも「マッハ6号」という、この映画だけのオリジナルだし。
レースシーンは4回あるんだけど、そのうち3回は「マッハ6号」での、ジェットコースターみたいなコース。
「マッハGoGoGo」らしいレースは1回だけ。原作通り「マッハ5号」が7つの特殊装備駆使して激走するラリー。
ここが一番それっぽくて面白かったな~。
もっとも、レースというよりは「スターウォーズ Episode1」でのポッド・レーサーのバトルみたいな感じだけど…。
最後のグランプリはなかなか熱い展開で、これはこれで良かったんだけどね。
ただ「マッハGoGoGo」でこんなレースあったのか?って思ってしまったのがね…。
覚えてないからなんとも…なんだけど。

でも、一番残念なのは、ひたすらCGだったってことかな。
「スターウォーズ Episode1~3」で、作品に入り込めなかった理由のひとつが
「あまりにCG過ぎ。」だったんです。
逆に「スターウォーズ Episode4~6」は大好き。
こちらはほとんどCG無しでしょ。確か。
ミニチュアを人の手で動かして、カメラワーク工夫して、広大なセット組んで。
やっぱ、そうやって撮影すると、ちゃんと戦闘機が人の意志で飛んでるように見えるんですよね。
それをCGでやると、スムーズに飛びすぎて、なんか違和感。
トランスフォーマー」でマイケル・ベイ偉い!って思ったのは、ロボットはCGで仕方ないけど、それ以外を出来るだけリアルにしようとしたこと。
壊れるクルマや建物は”極力”ホントに壊して撮影したらしいです。
だからあれだけの臨場感が出せた。
現実世界ってアナログな物なんだから、やっぱそれが感じられないと気持ち悪いんですよね。
その点「マトリックス」は、うまくデジタルとアナログを融合させてたと思うんだけどね。

たぶん「スピード・レーサー」はウォシャウスキー兄弟の実験映画なんでしょう。
おもっきりCGだらけにしたらどうなるか?みたいな。
だったらいっそ、CGアニメとして公開して欲しかったような…。
実写とアニメの境界が曖昧だなぁと思う、今日この頃…。



音楽はよかったですよ~。
画面に反して重厚だったし、「マッハGoGo♪」のフレーズ使いまくりで。
これで軽い音楽だったら、目も当てられない作品になっただろうな…。

Mercedes-Benz CLK-GTR Team CLK SportsWear

2008-07-02 21:48:58 | クルマ・WRC・模型


前回のストラトス同様、これまた1年以上掛けて完成させました
「Mercedes-Benz AMG CLK-GTR Team CLK SportsWear」
です。
大改造したため1年掛かった…なんてことは微塵もありません。
まったくの素組です。
時間掛かった要因は~というと、半年くらい放置したのが大きいか?
あとは、とにかくシャシーの塗り分けがめんどくさかったのと、デカールがとてつもなくやっかいだったことですね。
フロントのおねーちゃんデカールは3回失敗しました。投げ出す寸前だったよ…。

このクルマ、実は、当初は全く興味なかったんです。
Cカーみたいなフォルムにベンツのグリルというのが、めちゃめちゃ違和感で。
ことらの中では「変態ベンツ」と名付けていました。
が、数年経って「再販」ってなって、「やっぱ、このマーキングは面白い。」と。
模型映えしそうだし、軽くサクッと作るか~と思って作り始めたんです。
もちろん、今は「カッコいい」と思ってますよ~。

いざ作り始めると…全然サクッとはいかない。
シャシー関連の塗り分けにちょっと閉口。
でも、がんばって塗り分けて、シャシー組み上がった時は、ちょっと感動しましたが。
素組みだけど結構見栄えします。さすが”当時の”タミヤだねぇ~。



ボディはエンジンカウルが外せるようになってるんだけど、いかにも「外れます!」となるのが嫌だったんで固定しました。
チリも面もバッチリ合わせられる技術があれば、フルオープンに挑戦したいところだけど…でも、きっと完成しなくなるな。

タミヤのキットはパーツの合い良い方だけど、まだまだバンダイには及ばないな~と思います。
ガンプラのパーツの合いは驚異的よね。
バンダイがカーモデル作ってくれたらなぁ…と思う、今日この頃。
ルーフベンチレーターや、フロントタイヤ後ろのダクト、リヤカウル下面は接着しなきゃならないんだけど、結構隙間が出来るんですよ。きっちり擦り合わせると、モールドが合わないとかね。
モールドのつながり重視で組んで、隙間はプラ板の細切り等で埋めました。

で、表面処理して、塗装して、いざデカール。
…なんというか、めちゃめちゃ脆い。台紙からずらしただけで割れる。
購入したキットは、再販前の品。
「劣化してるのか?」と思ったんだけど、カスタマーで買ったデカールも、すぐに「パリッ」と。
こういったフルカラーデカールはこんなもんなのかねぇ?
脆くて固くて、その上ソフターには弱い。(ちなみに糊も弱い。後で浮きまくりで泣かされました)
お湯は温度が下がると効果無くなる。
必死こいてるうちにデカールが粉々に。
どうしろと??
あれこれ悩んで、「台紙からずらす前に柔らかくしてしまえ。」と思いつきました。
最初から熱めのお湯に漬けたらいいじゃないかと。
すると今度はシワシワに…。
お湯やらマークソフターやら総動員でシワ伸ばして、やっと貼ることが出来ました。これが3回目の時。
ところが…デカールの色が気に入らない。
このおねーちゃんデカール、発売時期で色合いが違うみたいです。
初版はグレーっぽい。次はちょっと濃いグリーン。その次は薄いグリーン。今度のは結構濃いグリーン。
手に入れたのは薄いグリーンだったんだけど、カスタマーのは結構濃いグリーン。
やっとこさ貼れたもんの、どーにも納得出来なかったのです。濃すぎて絵が潰れてるしなぁ…。
仕方ないんで中古屋さん探して見付けたのが”ちょっと濃いグリーン”。
薄いグリーンが一番気に入ってたんだけど、おしゃかにしてしまったし、結構濃いグリーンよりかは全然ましということで、もう1回がんばって貼ってみました。
ホント、このデカールには泣かされたわ…。完成あきらめて放置しようかと思ったもんな…。
他の方の製作記読んでると、貼りやすいデカールの時もあったみたい。初版がそうなのかな?
なんとか納得出来たけど、もしカルトグラフで再販されたら即リベンジです。それ以外では、もう2度と貼りたくない…。

相当苦労したけど、その甲斐はあったなと思ってます。
なかなかカッコええやないか。
しかし、デカールは何とかして欲しいなぁ。色とか品質とか。
今のタミヤは「そんなの知ったこっちゃねぇ。」だろうけど。



…これは痛車じゃないよね?


新旧問わず、DTMのクルマってのは面白いのが多いねー。
マーキングもカラフルで。
レッドブルのアウディがキット化されたら面白かったろうに。
WRCの方は、キットは出ないわ、マーキングは面白くないわで。。
206WRCデビュー時の、白地にブルーライオンみたいなのしてくれないかねぇ?
今年のC4とフォーカスはなかなか面白いけども。
IMPREZA WRC2008は…地味ななぁ…横のデカイ「SUBARU」もなぁ…
プライベーターの方が凝ってるぞ…。

ラスベガスをぶっつぶせ

2008-07-01 22:14:31 | 映画
※当ブログは基本的にネタバレありで書いてるので注意してください。



「金の無いところに金は来ない。」某野村監督の迷言です。
ことらも変に納得したもんでした。
ところが、この作品の主人公たちは、金の無いところに、錬金術のようにお金を生み出していくんです。
これが実話だというから驚き。
…もっとも、だいぶ脚色されてる気はするけども。。

内容は簡単に言えば、勉強以外に取り柄のない学生がギャンブルに目覚めて、没落していく話…
な、訳は無いです。
主人公ベンは親から「もっと遊びなさい。」と心配される程の勉強の虫。
その甲斐あってハーバード医科大に受かるものの、学費がない。
奨学金に申し込むものの、面接官からは
「我々を感嘆させた者が奨学金を得る。君は何か驚嘆に値する物があるかね?」
と、突き放されます。

シーンは変わって講義の場面。
数学の天才振りを発揮したベンは、教授のミッキーに見初められます。
この教授、実は優秀な生徒を集めて、ラスベガスで荒稼ぎをするチームのボス。
チーム入りを勧められ、最初は断るものの「学費分が貯まったら止める。」と、チーム入りするベン。

ここでだいたい想像付きますよね。
遊びを全く知らない子供が、ギャンブル覚えて、大金手にしたら…。

ブラック・ジャックの必勝法「カウンティング」を覚え、チームでカウントし、どんどんお金を稼ぐベン。
案の定、のめり込んでしまい、学費分はとっくに貯まったのに、手を引く事をしません。
「変わってしまった。」と、友達は離れ、チームのルールを無視して大金フイにし、荒稼ぎしすぎでカジノ側にマークされてボコボコにされ。

まさに「やっちまったなぁ~!」ですよ。
この辺りは、観ててヒヤヒヤというか、ハラハラというか、イタタタというか。
人生そんなに甘くないってことです。
誰しも経験あるでしょ?余計にイタイんですよね。。

それでも止めないベン。
ベンをチームに誘い、そして全てを奪ったミッキーに泣きつきます。「もう一度やらせて欲しい。」と。
…実はこれ、カジノの用心棒?であるコールと取引した、ミッキーを誘い出す為の口実。
最後は見事リベンジに成功して溜飲を下げるんだけど、この映画の痛快さはココじゃないのよね~。


「これって驚嘆に値しません?」
シーン戻って、奨学金の面接。得意げに話すベン。
今までのは全部回想だったのかよ!
なんとも、「やられた!」って気分になりましたよ。
そして、この話を聞いた面接官の表情。
これはもう、「インファナル・アフェア」のヤン、「デスノート the Last name」のライトってくらいの最高の表情でしたー。

むろん、これで奨学金に受かった訳ではないでしょう。
「一度は別れた友達も、友情が戻れば計算は得意だった。」
またチーム作ってカウンティングで荒稼ぎー!
ま、今度はちゃんと学費分で手引いたみたいだけども。

ハラハラドキドキの痛快映画です。
ラスベガス物は他にも色々あるけど、その中でもかなり面白い部類じゃないかなぁ?
やっぱ、実話を元にしてるだけあってリアルだし。
抑止が効かない辺りなんかが特にね…。
だからことらはギャンブルしないんだ。
のめり込むの目に見えてるんでね~。


ベガスはこの作品のおかげで「カウンティング」が横行してるのかな…?
でも、並の人間に出来る芸当じゃないぞ。。。
ちなみに「カウント」に関しては、劇中では「さらっ」としか触れてません。
パンフレットに詳しく書かれてるんで、そちらを参照しましょう。