アニメを追いかけなくなってずいぶんになることらですが、それでも「ヤマト」のリメイクの話が出ては消え…としてたのは知ってました。
ここ最近は聞かなくなったなぁ~なんて思ってたら、春頃、某HJ誌を立ち読みしてた時に「宇宙戦艦ヤマト2199」の記事を見掛けたのでした。
「キャラクター、今風だなぁ。でも上手い絵だなぁ。」なんて思いつつ、実はその時点ではそれほど興味を惹かなかったんです。
ところが「キャラクターデザイン:結城信輝、監督:出渕裕」というのを見て、あっさりスイッチ入りました。
「あ、そりゃ上手いはずだわ。」
「これは見なきゃならんのでは?」と。
その頃には公式サイトも立ち上がっていて、PVも公開中。
わずか2分ちょっとのPVだったけど、”あの”実写版2時間よりも満足度高かったです。マジで。
それでも、BD予約するのは清水の舞台から飛び降りる気分だったけどね…。
劇場で観てから判断すれば?と思いつつも、いやいや先の2人が絡んでるというだけでOKでしょと思ったりもして。
結局、清水の舞台から飛び降り。
かなり燃えっ。
発進~惑星間弾道弾迎撃が、もぉ鼻血物で。
記事書くかと思いつつ「まだ飛び立っただけやん。せめて次を待とうよ。」と。
そして第二巻購入。
もうね、「我々が待ち望んでいたヤマトだ!」でしたね。
波動砲発射が、冥王星海戦が、もぉ鼻血物で。
これが見たかったのよ~。
実写版での消化不良、ようやく解消されたよ~。
ここ最近はジブリか細田守のアニメしか観てなかったので、今のSF系アニメの実力を思い知りました。
メカニックは全てCGなのね。
でも、「いかにも」なCGじゃなく、「作画された」ようなCGなので、画面に違和感もなく。
CGなので作画が破綻することもなく、しかもスピーディに動く。
ユキカゼが縦横無尽に飛び回る様は、素直に「すげぇ」と思いましたね。
某超子供王国で第一作のDVDを流してるんだけど、作画レベルという話をすると、そりゃあもう。ね。
ヤマトがスムーズに飛んだり、主砲が滑らかに旋回するところはゾクゾクしますね~。
波動砲は鳥肌物だったな~。
設定面でも全てが見直されてて、子供の頃からの疑問がひとつ解けました。
「地球を代表する宇宙戦艦なのに、なんで日本人ばかり?」
ガミラスの攻撃により地下都市が分断され、世界各国が人員を送り込めないという状況なんですね。
~その気になれば、なんとでもなるでしょ・・・というのは言わないって事で~
第一作は見てたんだけど、ほとんど記憶にないので、全てが新鮮に見れてます。
これって、ある意味幸せかも…「前はこうだった。」って感じることがないので。
それでも各種効果音は結構覚えてて、それが(たぶん)そのままというのは(・∀・)ニヤニヤするポイントです。
波動エンジンの音とか、波動砲とか、主砲、被弾した時の「パリン」とか、ガミラス艦の「ピーヨピヨピヨ ピーヨピヨピヨ」(と聞こえるんだが)とか。
第一作で有ったのかどうか分からないけど、「大和」の姿で主砲ぶっ放すのは「おおっ」でしたね。かなりツボでした。
波動エンジンのエンストが無かったけど、これは「2199」の流れなら正解かと思います。
あそこでエンストがあると、波動エンジン始動シーケンスからの盛り上がりが挫かれてしまうし。
始動に世界中の電力が必要なくらいだから、システムが全く違うんでしょ。たぶん。
やっぱ、惑星間弾道弾打ち落とすのは主砲だよなぁ。
波動砲じゃないよ。絶対。
それに波動砲は禁断の兵器だし。波動砲の大安売りなんてしちゃいけません。(←実写版)
「我々の目的は敵を殲滅することではない。ヤマトの武器は、あくまで身を守るための物だ。」
子供の頃は艦隊戦にばかり注目してたんだけど、さすがにこの歳になれば人間ドラマに目がいきます。
第一作が元々人物がよく描かれていて評判だった訳だけど、「2199」では更に掘り下げられてるように思います。
特に、ガミラス側が良く描かれているような。シュルツが結構人間臭くて素敵。
また、各人物の性格も見直されているそうで。
古代を真面目にして、その代わりに島を軽くしたとか。
南部はウザキャラになったような…。
お気に入りは航空隊。
加藤いいキャラやな~。意外とギャグメーカーなのか??
篠原の飄々としたところも。「まるで愚連隊だねぇ。」は吹き出したよ。
雪は思わせぶりですねぇ。イスカンダル関係者に設定変えたんだろか…?サーシャの名前を知ってるはずがないもんな…。
自動航法室に搬入されたカプセルも気になるし。。
「こんなこともあろうかと」がイメージの真田さん。
実はこんな台詞は一回もなかったそうで。一体どこからこんなイメージが??
第一作の頃から、劇中の音楽は大好きでした。
経緯は忘れたけど、カセットテープ手に入れて、聞き倒してた記憶が。
「2199」では(たぶん)当時のまま、全て新録音されてて、これもまた(・∀・)ニヤニヤするポイントです。
サントラの発売を今か今かと待ってまする。
第一作をリアルタイムで見ていた世代には、かなり評判のようですね。
先日「2199」版ヤマトのプラモデルが発売されたけど、50代くらいのオッチャンが買っていくの目撃しました。
あれは絶対、自分のために買ってるよな…。
シリーズはまだまだ続くけど、「間違いない」と確信してます。
制作スタッフが、ホントにヤマトが好きというのが伝わってくるし。
ヤマトが地球を救うまで、生温かく見守っていこうと思います。
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