環境問題スペシャリスト 小澤徳太郎のブログ

「経済」 「社会」(福祉) 「環境」、不安の根っこは同じだ!

「将来不安」の解消こそ、政治の最大のターゲットだ

生産条件 資源からの制約

2007-03-10 14:01:49 | 市民連続講座:環境問題


私のプロフィールや主張、著書、連絡先は、ここをクリック

持続可能な緑と福祉の国をつくる会(仮称)のブログは、ここをクリック


昨日のブログで、
   とりあえず参考資料として、世界の主要金属や世界のエネルギー資源確認埋蔵量と 
   可採年数が参考資料として重要です。可採年数とは、ある年の年末の確認可採埋
   蔵量をその年の年間生産量で割った数字であらわされ、地下資源の有限性を示す目
   安の一つとなっています。
と書きました。

最新の情報が手元にそろっていれば見栄えがよいのですが、無いよりもましということで、最新の情報と少々古くなった情報を参考に掲げておきます。重要なことは情報そのものの新旧ではなく、考え方の問題だからです。


★資源・エネルギーに関する情報





★水に関する情報

現在の地球が保有する水の総量は約14億キロ立方メートルと見積もられており、海水が97.5%を占め、地球表面の約2/3を覆っているといわれています。通常、海水と水蒸気を除く「雪氷、地下水、河川水など」を陸水と呼び、陸水の占める割合は水の総量の約2.5%です。



この陸水の大部分(1.75%)を両極の氷河が占めるため、残りの0.75%が地下水、湖沼水、河川水などに相当します。このうち人間が利用できる淡水は、浅層地下水、湖沼水、河川水などに限られ、地球上の総水量のわずか0.04%(下の朝日新聞の図では0.01%となっています)にすぎません。

こんなわずかな水量で人間をはじめ多くの生物が生命を維持できるのは「水の循環」という巧妙なからくりが自然界にあるからです。



★廃棄物に関する情報



しかし、本当のところは神のみぞ知る、ですいずれの資源もその主なものは、現在の知識では、2050年までになんらかの限界が明らかになりそうな状況を示しています。これらの予測値や推定値についてはさまざまな専門機関で公表されていますので、最新のものを参照してください。

最後に、もう一度繰り返します。

重要なことは「生産活動」は地球規模であれ、国レベルであれ、企業レベルであれ、個人レベルであれ、最も少ない要素に縛られるということです。  





最新の画像もっと見る

コメントを投稿