石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

来週の「録音風物詩」お聴きくだされ。

2008-02-16 | Weblog
来る3月1日(土曜日)
朝、5時50分(早っ!)

全国の民放AMラジオ局が、
共同で制作している
50年近い歴史を持つ番組
「録音風物詩」!

この週は
文化放送報道部制作の
「虚無僧の尺八が聴こえる街」を放送します。

石森は
取材&構成&ナレーションを
担当させていただきました。

都会のまんなかでありながら、
年に1度
100人もの「虚無僧」が出没するという
謎のスポットを直撃!


歴史のはざまに見え隠れする
謎の「虚無僧」の秘密に迫り

その「浪漫」は
遥かな時代を超えて

現代のビジネスマンの
心を振るわせる内容となっています!

自分の中に
もうひとつの世界を持ちたい。

そんなかたには
是非聴いていただきたいのです。


「全米が泣いた!」

うそ。
泣いてない。

牛込柳町あたりは
泣いたかも。


でも心が癒され、
元気付けられる内容です。
ベッドの中ででもいいからお聴きくだされ!



ロボットと、大行進!

2008-02-15 | Weblog
トランスフォーマーみたいに
僕の愛車たち(旧い車)が
ロボットに変身したら!

悪者と戦わなくてもいいから

肩を組んで
海沿いを散歩して

海沿いのカフェで
お茶を飲みたい。

「あっちこっちに行ったねえ」と
昔の話をしたいなあ。

免許を取ってすぐに乗った車とは
別れる前に伊豆をドライブした。
(その後、再会して僕のもとにいる)

次のセダンは
福島のサーキットで
全開で勝負した戦友さ。
カーナンバーは「15」だった。

ヒール&トゥを練習した真っ赤なオープンは
今でも生き生き走ってる。
前の会社では現場から現場へと
取材機材を積んで20万キロを走り

再び東京に戻り
新たな人生をスタートする朝
思いっきりアクセルを踏み込んだ。
(※法定速度よ)

話したいことは
いっくらでもあるぜ。

一緒に
鎌倉の町を「歩いて」
鶴岡八幡宮さんや
大仏さんにお参りするんだ。

もちろん
未来の話だってするぜ。

面白いのは
これからだ。

NEWS

2008-02-08 | Weblog
僕が初めて
興味を持った「ニュース」は

テレビのニュース番組ではなく

小学生の頃
父の車のカーラジオから流れてきた
「ラジオのローカルニュース」だった。

それまでニュースってのは「大人のもの」で
あまり自分とは関係ないと思っていた。

そもそも僕の家は
静岡県浜名郡可美村という
遠州灘を臨む小さな村だったから、
テレビ・ニュースに映し出される東京の風景など
全くなじみの無いものだったのだ。

まあ、当時の子供にとっては
ニュースの現場なんて
アメリカと同じくらい遠い場所で、
現実感など感じられなかった。

でもカーラジオから流れてきたその「定時ニュース」は
自分のごく身近でおきた「事件や事故」を伝えていた。

僕が学校に行く途中の地名・・・
窓から見えた国道の名前・・・
地元にゃ、よくある名字・・・

僕には
あくびがでるほど平和な日常なのに
この日常の中で
アクシデントが発生してるの!?

そう考えたら
今、ニュースで語られた事実が
急に、自分の中に「ぬらり」と流れこんできて

まるで自分がニュースの関係者になったようで
恐怖めいたものすら感じた。



既に
祖父にもらった小さなトランジスタラジオで
「ラジオの魅力に目覚めていた」僕にとって

ラジオは
「まだ知らない大人の世界」や
「聴いたことの無かった音楽」を
次から次に教えてくれる魔法の箱だった。


「世界は無限に広がってるんだ!」と本当に思えた。


そしてその無限に広がる世界は
決して遠くにあるのではなく

「僕の足元から続いているんだ!」と思わせてくれたのが
「ラジオのニュース」だった。


僕は
常に「この原点」に帰ろうと思う。


あの日の僕のように、
リスナーのみんなにも
「ニュースはなんらかの形で自分にも関わっている」
「自分にも起こりうることなのだ」
・・・ということを実感してもらえるように
言葉や音を紡いでいきたい。

幼いころ小さなスピーカーで聞いた「ニュース」からは
「肌触り」までリアルに感じられた。




ラジオなら
それが出来るんだ。

そこに山があるからだ。

2008-02-03 | Weblog
※スターダストレビューツアー「31」
~神奈川県民ホール~については前回のブログを見てくりょ。


・・・では、まいる。





比較的歩きやすい
道の中ほどではなく

道の脇に除雪された
ユングフラウのような「雪の山脈」の上を

ひとりの
おじいさんが
山越え谷越え歩いてくる。






なぜ、敢えてそこを歩く?

不思議に思って見ていたら

・・・目が合った。

おじいさんは
誇らしげに口を開いた。





「せっかく長靴買ったからなっ!


こういうところを歩かないと
買った甲斐がないっ!」






おじいさんの足元には
黒光りする
サラピンのゴム長。





いかずぜ、じーさん!
嬉しかったんだな