石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

僕だけの秘密の果実。

2005-11-29 | Weblog
トラックの荷台に書かれていた文字は
「ブッチャケトマト」





うわー、みんな見て、見てー、
「ぶっちゃけとまとお!」



うわうわ!
どのくらい(何を?)
ぶっちゃけちゃてんの!?

わくわく!







・・・でも、
荷台の反対側を見たら




「トマトケチャップ」でした。



さよなら、
一瞬だけ僕の心のスクリーンに
真っ赤に輝いた

「ぶっちゃけとまと」さん。

・・・君を忘れない。


ぶっちゃけ。

天才なのだ。

2005-11-17 | Weblog
世界の発明品を集めた
「第19回世界天才会議」が
JR東京駅の、丸の内北口ドームで開催され、
ニュースパレード(文化放送、月~金17時)で
レポートにいってきました。

このイベント、誰がやってんのか、
なんとなく予想できそうだけど
・・・それ、たぶん、あたり。


灯油ポンプやフロッピーディスクを発明した
「ドクター中松」が「あらゆる分野の天才を集めよう」と呼びかけて、
年1回開催されているもので、
今年はアメリカ、韓国、ベトナムなどから
企業や個人、15組が出展。

会場には世界各国から出品された
「水道水を入れただけでアルカリ還元水になるボトル」や、
「ハンバーガーにしか見えない垂直に離着陸する飛行機」
「ボタンひとつで適量のトイレットペーパーが、
にーっと出てきてカットされるペーパーホルダー」などがあったよ。

ただし、今回のメインはだね。
ずらりと並んだ食べ物の写真です。
会議の呼びかけ人でもあるドクター中松が
今年、受賞した「イグ・ノーベル賞」の受賞作品。

「イグ・ノーベル賞」とはノーベル賞シーズンに合わせて
アメリカのハーバード大学で行われるパロディーなんだけど
本物のノーベル賞受賞者が選考する。

世界中の研究が対象で
「まず笑わせて、次に考えさせる」真剣なもの。

今年の各分野の受賞には
「逃げ出して隠れる目覚まし時計の発明」のほか
「人間は水とシロップの中で、どちらが速く泳げるか」や
「バッタが『スター・ウォーズ』を見ているときの
脳細胞の活動」の研究などを放送で紹介しましたが、


実はほかにも
「去勢したワンちゃんのための人工睾丸の開発」
「うん○をする時のペンギンの中(!)の
圧力の変化の研究」・・・など、
スパイシーなものがありました。
・・研究結果より、動機を知りたいわ。

(さすがにニュースでは触れなかったけど)

参考までに、
過去のイグノーベル賞の日本人の受賞者には、
これまでも、カラオケの発明者や、
下着にふきかけると浮気がわかるスプレーの開発者、
犬の言葉の翻訳機の開発者、
足のにおいの原因物質の解明者が名を連ねています。

今回、中松さんは「35年間、自分の食事を撮影し続けた
頭のよくなる食事の分析」で受賞。
(中華にフランス料理・・・ごちそうばかりでしたわ)

現在77歳の中松さんは55品目を毎日摂取すれば
144歳まで生きられると主張、
(僕が言ったんじゃないよ)
ある意味、なんだか本当に長生きしそう・・・

ところで、
報道部に戻ると
だじゃれのオーソリティとして
おーそりられている、白井アナウンサーが
「ところでイグ・ノーベル賞のイグって何か知ってる?」と。
「いえ・・・1グラムですか?(IG)」

受賞当時、白井さんが
番組で電話をつなぎ
ご本人に聞いてもモゴモゴ答えなかったといいます。

不思議に思って
そこで辞書で調べると
手がかりらしきものが見つかったんだそうです。


白井さんが開いた辞書を見せていただいたのだが
「イグノーブル(ignoble 【ig・no・ble】)」という言葉が!



・・・・「下劣な、下等な」とありました。


「でも、絶対これ」・・と白井さんとうなずきあったのでした。

でも、・・・「最高のほめ言葉」なんじゃないん?

死ぬまで生きてやる。

2005-11-16 | Weblog
まずはお知らせ。

内閣府のサイト、
政府広報オンライン「映像コーナー」で
11月分のナレーションを担当してます。
よかったら見てね。


・・・では本題。




医療関係の取材を続けていると
命と向かい合う現場では、
さまざまな人に出会います。

ホスピス(終末医療)の若き医師として学校をまわり
生きることと死ぬことを教え続けている小澤竹俊先生は
現場での真実を子供たちに伝えています。

「死」という苦しみと向き合った時、
「最初はなぜ自分が?」と誰もが混乱します。

しかし、やがて今までは気づかなかった幸せに
気づいていくそうです。

それは何か?

家族や友人、恋人、そのほかいろんな人たちとの
結びつき(関係性)が自分にはあったんだということ、
少なくとも、それだけの価値が自分にあるということ。

そこから「自分にはなんの価値もない」と思っていた人さえ
「ただ生きているだけで意味がある」幸せに
気づかされていくのだそうです。

この若き医師は
「なぜ自分は存在するんだ?」などと悩む10代のみんなにこそ
それに気づいてほしいという思いで
足を運んでいます。

少年に絡む問題が取り上げられるたび
「今の子供の心理はわからねえ」
などと切り捨てているコメンテーターがいますが
・・・そんな筈ないでしょ、
誰でも10代だったんだから。

やっつけ仕事なんだから、もう。

10代のころ
心の迷宮を
さまよった経験は
誰でもあるはず。

自分が何者であるか?
果たして価値があるのか?
他人に対してどういう自分でありゃあいいのか?
どういうスタンスで
生きていきゃいいのか?
・・・そういったことが定まらないから
迷ってしまう。
そんな子にこそ、
この先生の話を聞いてほしいなあ。

たとえ一人でも、
人とのつながりがあるなら
「ただ生きているだけで意味がある」

それに気づけば
自分も、まわりの人も
大事に思えるのに。

でも、
それ結構いいオトナでも
気づかすにいまさーね。

幸いにも僕は
今からそれに気づいちゃいました。

だから僕は、
命を馬鹿にしないで、
生きられるだけ生きたいと思います。





小澤先生の活動に興味をもたれたかたは
著書「苦しみの中でも幸せは見つかる」
(扶桑社1000円)
を読んでみては?


今のうちにチェック!扇愛奈ちゃんのこと。

2005-11-08 | ラジオ 音楽
以前も僕のサイトで紹介しました、ミュージシャンの扇愛奈ちゃん
ちょいと前に
「吉田照美のやる気マンマン」のゲストの際
お会いしました。

デビューミニ・アルバム「扇愛菜、入ります。」を
聞き込んでいたんで、
歌のイメージとのギャップに
いい意味で「めまい」を感じつつ、
なんだかお互い照れながら挨拶したのでありました。

(以前から、僕のHPを見つけてくれていたのでね)

まだまだ知らない方もいらっしゃるかと思うけど、
「誰にも似ていない、ものすごい実力のボーカリストで
これだけシャウトしながら、
なんでハイトーンがこんなに伸びて
ファルセットもきれいなの?」と驚くぞ。

また、その詞やメロディーの持つ世界観も
愛しくなるぐらい全部ぶっちゃけちゃってる。

例えば、なんせ「お風呂が好き」ということだけで
一曲歌いきっちゃったりしている。

湘南出身というわけだからだけではないが
独自の世界観とスタイルを持ち、
どんどん次が聴きたくなるという点などで
初期~中期のサザンにも通じるものがあると思う。
(最も少なからず関係があるようだけど)

また愛奈ちゃんの楽曲が、映画『呪怨』の
清水崇監督の最新作『輪廻』に起用されることになった。

監督が偶然「扇愛菜、入ります。」を聞き

当初はテーマソングは使わないつもりだったのにオファーをだしたのだわ。
時間のない中、作り直しを重ねて完成に至った。

一足先に聞いたが、
ミニアルバムとはまた違う表情を見せている。
この楽曲は、2006年1月1日にリリース予定じゃ。
覚えておいてね。

12/2には渋谷O-Crestでの初ワンマンライヴも決定してます。

うん○。

2005-11-03 | Weblog
40年近くの歴史を持つ「2005楽器フェア」が
11月3日から6日までの4日間、
横浜市、みなとみらいのパシフィコ横浜で始まった。

初日の3日、このレポートに行ってきた。

国内外から楽器メーカーなど205社が参加する。
2年に1度だけ行われる、楽器フェアは、
音楽ファンでも、楽器にあまり触ったことのない人でも
楽しめる体験型のイベントだ。
ターンテーブルを前に演奏やDJの技術が気楽に学べたり「楽器づくり」体験教室では、ウクレレや民族楽器を作ることができる。
ミニライブもあちこちでやっている。

貴重な楽器や珍しい楽器を含め、殆どの楽器を試しに弾いて見られるのも嬉しい。

こういうイベントに来場するだけに
一般の来場者なのに、ものすげえ演奏をしている客もけっこういて、たまげる。

最近では若者の間でギターを抱えてのストリートライブが流行する一方、
少年時代よりも経済的に余裕ができた40代、50代のお父さんがたが、
青春時代に帰るようにバンドを組むことも増えており
今回も「おとなのイカス!バンド天国」が企画された。

40目前のぼくちゃんも、これでも高校時代は
クラシックとポプコンへの出場、テレビやラジオへの出演を平行した身、
往時を思いだして・・・ベースギターを試し弾きした音を録音しようとしたが、
指がもう動かない。気持ちについていかない。


がびーん。(死語?)


放送上ではいいところだけを、ちょっとだけ使うが
このカゲには15回ぐらいのボツ演奏があったのである。

家に帰って、10年ぐらい引いていない
フェンダーのフレットレスベースをひっぱりだして
「運指」の練習を始めようかと思っている。

包帯少年。

2005-11-02 | Weblog
身近な皆さんは
ご承知のとおり、
右手の小指にケガを負った。

マイクを左手に、機材を右手に持ったまま
階段を上りながらインタビューをしていたら
つんのめって
小指で着地。
「ぽき」

ふぉー。


「あなたもわたしもぽっきー」である。

それ以来、右手小指に添え木をして
包帯でぐるぐるまきなのだが、
小指いっぽん立っているだけで
不便だな。

仕事でマイクを持っていると
まじめな報道番組でも
「オヤジがカラオケでデユエットしてる」みたいだし、

グラスを持てば「うふふ。」な感じがする。

そんなこたーどーでもいいのだが
まず、カレーを食べるのが大変だ。
僕はカレーの王子様なので大問題である。

諸君、実際に小指を立てたまま食べてみたまえ。

スプーンですくったあとに
小指が自然に
カレーの海にダイブし
掬い取ってゆく。

包帯が黄色いと
何かと・・・何かといやである。

・・・箸はだいじょうぶみたい。

また、
自動販売機に金をいれようとすると
「はうっ!」

もれなく
つき指である。


そもそも
包帯を片手で巻くのは大変だ。

僕は撒き方など全くしらないので
HPで検索したが
「包帯少女」などしか出てこない。
(これって、じゃんる?)

また風呂に入ったとき、
左腕がどうしても洗えない。

・・・アゴで洗ってしまった。
アゴイサム師匠の芸を彷彿させた。

ただ、全治1週間なのでまもなく
包帯が取れるのだが
なんだかさびしい。

初めての包帯体験、
ほんのちょっと面白かった。
「今の俺には、すべてが指きりげんまんだぜ。」
(意味不明)