硬派な生き方を選択しながらも、都会の生き方を忘れずに暮らす「頑固なボス」の痛快辛口日記

誰かがやらなければならない社会貢献がある。利他主義を貫く信条を主張するボスの独り言!

「アゼスト山口」の挑戦…第185弾

2012-05-27 09:50:04 | 日記
「アゼスト山口」運営管理統括責任者のボス…林です。



ご無沙汰です。


爽やかな朝を迎えました…晴天で、気温も丁度イイ。。。


気分は それほど優れないものの、この青空に申し訳ない気持ちになり 懸命に明るく振舞いたいものです。




今日は久しぶりにマーケティングの話題で 身近なコンテンツを語りたいと思います。



人には3つの選択肢があると「真ん中」を選ぶという傾向があるという話です。


誰にも身に覚えがある思考かと思います。



世の中には 上 中 下 とか、一般的に聞きなれた「松竹梅」などの3つの選択肢が多い。


松・・・お寿司屋では、割と価格が高く設定してあり、やや贅沢感があるが、梅ランクでは「ケチ」くさいと思われる。


ならば「竹」がちょうどイイ…という考え方が出てきます。



こうした心の動きは、「極端性回避」と呼ばれます。




例えば2種類のカメラがあったとします。(中級機種と低級機種)


選択者の指示は ちょうど50%に分かれます。



しかし、高級機種を加えますと 高級機種 21%  中級機種 57%  低級機種 22% という結果が一般的な調査結果となり、真ん中に集中するんです。



レストランのワインリストに特上のワインを加えたり、自動車メーカーが各車種に装備を充実させた最上級グレードを作るにはこうした効果を狙っているからです。



要は 消費者の選択を上方へ引き上げる事で、販売単価を上げるという戦略が隠されています。




しかし、安易にこうした効果を意図的に狙ってできる訳ではなく、商品やサービス内容がしっかりしていてこその手法であることを理解したいものです。



学説的には 経済学でいう 「選考理論」に反しています。



しかし 結果を見ると、選択肢が3つになると中庸化になる事は 世界中変わらないという事ですね。





重要な事は、メニューを増やさず(多くしない)、選択肢を3つの構造にして 狙い目の真ん中へ誘導できるような設定が肝要だという事です。



メニューを増やすと 結果的に売り上げが下がる事は定説ですが、事業者側はなかなかこのあたりを理解できないようです。



こうした現象を「選択のパラドックス」といいます。詳しくは 後日・・・





いずれにしても 事業者支援は 「アゼスト山口」の大きなミッション!


法則性をもって ロジカルシンキングを重要視して頑張りましょう。









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