日曜の朝だというのに電話で目が覚めるのは
決してうれしくはないものだ。
訝しげに出てみると、テンションの高い声が飛び込んでくる。
「 先生、おはよ~!
観ましたか? ゆうべのTV番組!
傷は水道で洗って消毒しないで
ラップ貼るだけで良いって!!
先生言ってたの、ホンマやったんやね!!!」
寝起きでボンヤリの頭が、なにやら揺さぶられる感じ。
しかも、
先生言ってたの、ホンマやったんやね!
とは、
これまでは、信用してなかったということか!!!!!
そんなことで電話なんかするな~~~!!!!!
ったく、 ナースでさえこの始末!
さぞや一般人にとっては、この話題は仰天ものだったのだろうか。
傷を消毒しないという話は、
目からウロコのおはなし 1
http://blog.goo.ne.jp/avin-hmp/e/a96ac7c67b717387efff2d8176f38347
として題して、以前(2月23日)に掲載したのだが、
ラップを貼ることについてまでは、あえて言及しなかった。
そう、いわゆる サランラップです。
もちろん滅菌なんかしていないものを、そのまんま傷に貼るのですが。
まぁ、要するに、
「怪我したら消毒!!」という概念は マチガイやで!!!
ということなんです。
病院とかも、傷の消毒に通ってもらうほうが、
売り上げにはなるから、わざわざ ラップ貼っとき! とは言わない。
筆者などは、外来のナースからは冷ややかな目で見られてますよ。
さて、昨夜のその番組。
世界一受けたい授業 というもの。
3時限目の 【保健体育】 森田 豊 先生 での話だったようです。
常識だと思っていた対処法が今では間違い!?
医学常識ビフォーアフター
http://www.ntv.co.jp/sekaju/onair/100515/03.html
まぁ、テレビ番組で取り上げられたからホンマやったというのも
なんかねぇ~ アホクサイ話 ではあるのだが、
「抗糖化 知ってる?」 なんていうのも
きっと、これと同じ系の話になる日がやってくるんでしょね。
なんだかねぇ~~
消毒で痛い思いをしたのは なんだっかのか!
ガーゼを剥がされる時の痛さや出血も
まったくの無駄だったなんて!
どうぞ 新しい創傷治療
↓
http://www.wound-treatment.jp/
をご覧になって、正しく適応して下さいませ。