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『R自転車で行こう!』・・・R(ラバネロ)号に相応しいローディになるべくR(ロード)の「道」を修行中の40半ば♂。

マイホームの設計1

2010年09月23日 | 

地を取得してマイホームが現実的になった時にある問題に直面した。
「設計士に頼む」「ハウスメーカに頼む」かの二者選択。

年、住宅展示会を見た中に、いつも私のイメージする家に近い家を作っているハウスメーカーがあった、その業者なら、私のイメージに近いのでそこに頼みたいと思った。
しかし、問題が一つ。
仕事場を設計してくれた設計士と一緒に飲みながら、「家もお願いしますね」と言っていた経緯もあり、「ハウスメーカー」に頼むのは気が引けたのだ。
ただ、設計士に頼んだ場合は、設計士のセンス、嗜好に左右される場合が強いし、個性のぶつかり合いになる事は想像に難くない。
それと、その設計士が建てた家をHPで確認すると、店舗等の作品においてはセンスに溢れていると思うのだが、住宅の作品は私のイメージとちょっと違う。
私の思う家に近づけるには、設計士と沢山の協議が必要になるのは明らか。
プランの提案を受けて、ある程度の妥協はしてそれで気に入れる性格だったらいいけど、私の場合は残念ながらダメ。
納得出来ない物はトコトンやってしまう性格。
何回ものやり直しが必要になるだろうなぁと思った。
設計士に依頼したら、設計士と私とで話しを進めていく上で、昼間は動けない私に代わって間に立つであろう嫁の気苦労も相当ありそう。
 そもそも、人に頼んで「作ってもらった(設計)」のを「やり直し」させるのも気が重い。一度、二度で済めば、「何度もすみません」でいいのでしょうが。
悩んだ挙句に到達した結論。
・・・いっそ、自分で設計すればいい。
分で設計をやって、その図面を元に業者に合い見積もりを出してもらい業者を選定する。
以前、設計士と組んで仕事場を作った事を自分一人でやればいいのだ。
設計士には「自分で設計した図面で、合い見積もりをとりました。」と言えるから、設計士の顔も潰れない。
自分自身さえ頑張ればナンボでも設計できるし、自分自身の作った設計ならば、検討して気になる点があれば遠慮なく作りなおせる


初はフリーソフト「せっけい倶楽部」でやってみた。
昔、仕事場の基本設計を自分でやった時には、PCですらまだウィンドウズ95時代。
方眼紙で設計していました。幸い、美術の心得は多少ありましたのでパース等も描けましたし、模型も作りました。
しかし、「せっけい倶楽部」での立体画像を見て、「コレは使える!」。目が点でした。凄いと思った。
何度も作っては潰していっての作業を繰り返していました。
・・・今にして思えばあくまで「間取り図」レベルどまりであったのですが。


る日、嫁の親戚の新築祝いに行った時に、飲みながら設計の話になった。
私が「せっけい倶楽部」でやっている話をした所に、その施主から「マイホームデザイナー」が役にたったとの話を聞いた。
そこで「マイホームデザイナー」を入手して使ってみたら、「単なる間取り図」以上のレベルまでいける事を確信。「設計図」に近い所までいけるじゃあないの
フリーソフトと違い、「モジュールを変える事が出来たり」、更には「寸法線を入れられたり」でより設計図らしくなった。

色々なパターンを作っていき(最終的に100個超えていましたが。)
何度も手直しを行い、最終的に出来上がったと思えた図面で各社に見積もりを取らせて行った次第です。(後に、満足できずに作り直すのですが。。。)


通は業者をある程度決めて、「間取りの要望を出して」、設計図を作ってもらって、それを見て最終業者を選定ってのが多いと思う。あるいは、最初から業者を選定して設計して貰ったりとか。いずれにしろ、設計の主導権は先方で施主を誘導していく。
 ところがマイホームデザイナーを最大限活用すれば、こちらが設計の主導権を握る事も可能
 「施主の設計ありき」でそれで「合い見積もり」を取って業者を決めていくマイホーム建築の流れもありかな。
マイホームデザイナーはLS版であっても、フリーソフトと違って、その業者の使うモジュールに合わせた寸法線の入った設計図を業者に渡す事が出きる。


分達の生活習慣は自分が良く知っている。設計は自分でやれたら一番いいと思う。
出来上がった設計図を元にグレード、品質等の項目を統一して合い見積もりを各社に依頼し、予算にあわせて施工業者を選べたらいいんじゃないかと。
私はマイホームデザイナーのソフトに助けられて設計の垣根が低く感じられました。それまでは計士でないと設計は無理だと思いこんでいました
実際に工務店が作成した私の家の設計図は、私がマイホームデザイナーで作ったプランほぼそのまま。
私は施工業者選定、最終図面まではLS版を使ったのですが、もしPRO版だったら、マイホームデザイナーを使っていない業者であっても、CADデーターを業者に渡せたのでその点でも施主がPRO版を使うのはありだと思います。
PRO版だとCADデータも出力、入力できるのでやってみた。(フリーソフトのJW-CADを使用。)


側面図等も出せるので、模型を作る事も容易になる。
LS版とPRO版。
家庭用なら、LSの選択が多いと思いますが・・・。
一生に一度の高い買い物、自分で設計して合い見積もりをする事によってPRO版でも充分元がとれるはずです。


何故なら、仕事場の建築の時の合い見積もりの時の、各社の差額は最大で約1500万くらいはあったと思う。
おまけに設計士に払う金額も考えたら・・・・。(ハウスメーカーの設計料がいるけど、そっちの方は遥かに安い。)
やってみる価値はあると思う。


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