本日は神奈川県庁へ伺い、神奈川県理学療法士会の活動についてのプレゼンテーションと我々、理学療法士が地域フィールドにおいて県民に提供できるサービスについてお伝えしてきました。
理学療法士に対しては大変期待しているとおっしゃっていただきましたが、医療職というイメージが強いとのことでした。
しかし理学療法士を含めた作業療法士、言語聴覚士のいわゆるリハビリ専門職は、訓練や指導といった端的なことだけではなく、個人を取り巻く全ての側面からトータルに生活をデザインしていく職種であるとお伝えさせていただき、在宅生活を支援していくために、適切な職種であることをご理解いただけるよう熱弁をふるわせていただきました。
話は広がり、地域包括ケアセンターとの関係性、訪問リハビリテーションのサテライト設置、他職種連携についても意見交換をさせていただきました。
また今後も継続的に神奈川県理学療法士会と県との連絡体制を構築していくことを要望させていただきました。
これまで神奈川県理学療法士会と県との間でのこういった具体的な意見交換や積極的な関係性の構築は行われておりませんでした。
しかし本日、やっと1歩踏み出せた達成感を感じております。
この1歩は県行政と在宅で従事している理学療法士との歩みとしては大きな1歩であると確信し、また県民サービスの向上にも繋がって行く道を歩み始めた1歩であると期待しております。