三浦海岸の鍼灸師のプログ!

三浦海岸に暮らす鍼灸師です。
患者さん達から聞いたお話のうちこのまま消えていっては惜しいモノを書き続けるつもりです。

最近の患者さん、肩甲骨の動きが硬すぎ!

2012-06-21 22:48:03 | 日記
 密かに作ろうと目論んでいる「私家版治療院いろはカルタ」の一枚の標語に
「首の健康は背中の健康から」
というのがあるのですが(他には「湿布が効くうちが華」ってのもあります)
 で、タイトルですが、パソコンの普及(自宅&職場)携帯電話のメール作成など背中の緊張を増長させる作業がいけないのでしょう、
背中の真ん中あたりから首にかけての緊張が強い患者さんが増えています、梅雨時というのも手伝って新患の人の前記の症状に苦労しています。
 んで肩甲骨の動きの柔らかいので有名なイチロー選手にヒントをいただきました。



 イチロー選手、ベンチに居る時この体操に左右の動きを足したものをやっているんですよね。
イチロー選手の身体の柔らかさは彼の身体を触るトレーナーさんの話によると、
「いつもフワフワと軟らかい、コンディションが最悪の時でもお菓子のグミくらいの硬さ」
だそうです。肩甲骨の動きも思いっきり使うことであのレーザービーム(注:外野からの返球)が生まれるんです。
 イチロー選手は学生時代からヒマがあればストレッチをしていたそうですが、身体は硬い方だったそうで、それを変えたのが「初動負荷運動」と言うものだったとか。詳しくは私詳しく無いので調べてください。
 今日来た新患さん、施術後でもこの写真の運動が出来ませんでした。凄かった!
 私のやってみたけれど、肩甲骨の間が緩んで気持ちいいです。ぜひ日々の体調管理にご活用ください。

早く閉めてもいいじゃないか、夏至だもの。

2012-06-21 20:36:48 | 日記
 みつを風に始めてみました。そうです、今日が一年で一番陽が長い日なんです、明日から昼間がだんだん短くなっていくんです。居ても立ってもいられなくって6時で閉めて今年一番遅い日の入りを写しに行ってみました。

 バカじゃね?と思った方、若い!老いも若きも一年一年、カウントダウンは進んでいるのですよ、残り少なくなってくるとこの気持ちが解ると思います。
 よく小説で不老不死のキャラクターが老いて死ぬ事に憧れを抱いているって定番のネタがありますが、もしそれが実現したら、こんな情緒は理解されなくなってしまうのかしら。
 若い人の意識って死など遠いイメージでしかないから不老不死な気持ちなんでしょうか?もう自分は遠い過去になってしまったので解らないよ。
 話は変わって、去年中学の同窓会をさぼったら、最近中学の同級生が「久しぶりに一緒に飲もうぜ」と電話をくれる様になりました。でも全然違う世界に暮らしているし、いまさら会っても
「禿げたね」とか「腹がでたね」なんて話しかしない気がします。
 今年八十才になる患者さんは最近、女学校の二級上の先輩に病院で再会し、「礼儀に厳しい先輩にビビッた感覚を久しぶりに思い出した」と言っていましたよ。
そういう気持ちだけは色褪せないのでしょうかね。