三浦海岸の鍼灸師のプログ!

三浦海岸に暮らす鍼灸師です。
患者さん達から聞いたお話のうちこのまま消えていっては惜しいモノを書き続けるつもりです。

幻のオリーブ計画

2014-02-28 23:31:58 | 日記
 私は全国組織の鍼灸師会に入っていますが、支部だの枝分かれしている団体だと、田舎での構成人数が少ないためうっかり入会するとすぐ役付きにされてしまいます。
それはどの組織でも同じなようで。
ある大百姓の方が語ってくれた顛末。
三浦市も新しいことをやらなけりゃ、ということで案に出たのが国産のオリーブオイルを作ろう、でした。
それじゃまあ視察に行こうかい、と瀬戸内海に出かけました。(オリーブ栽培で有名なのだそうです)
でも実が小さいので収穫に手間がかかる、オイルにしても値段的に外国産に太刀打ちできない、国産を謳っても消費者がそこに価値を見出してくれるか?選んでくれるか?等意見が出て、最終的に
「なんかあんまり肩入れしてると全部おっかぶせられそうになったから、と逃げ腰になったら皆逃げて計画は無くなった」そうです。
たしかに国産オリーブオイルって響きはいいけど、高かったらちょっとね。
収穫時、手間がかかるものはホントカンベン、なんだそうで
「ミカン狩りとかウチが獲らなくていいものはホントありがたいわ」なんですって。
面倒も厭わないリーダーがいれば↓こんな風景が広がっていたのかも。

あちこち旅行してみて感じるのは、新しい企画って上手く転がりはじめるまでは官が主導してあげないと駄目だ、ということ。
お上頼みで悔しいけど、仕事しながらもう一つ別口をって民じゃ難しいですよね。

因果応報とは。

2014-02-27 19:02:46 | 日記
 自分の飼い猫に避妊手術をするのが可哀そうだ、でも産まれた子猫は育てられないから崖から投げ落としていた作家、坂東眞砂子氏が55歳で亡くなりました。がんだったそうです。
その記事を読んで私は家族に
「やっぱりこういうことをする人は長生きしないもんだね。因果応報というやつかな」といったら妻が
「私のお母さんも家の猫が子供を産むと川に捨てに行ったよ」妻の母40代で亡くなってました。ヤバ、気まずい。
怒り出すかな?と思ったら妻、冷静?
そういえば私の祖母もネズミ捕りの篭、紐つけて海に沈めに行ってたけど嫌悪感ないし。それでも80歳まで生きたし。
あんまり因果関係無いわ。それに認めると若死にした人は皆悪行を成していたみたいになっちゃうし。ここは発言を訂正します。ゴメンなさい。

動物を殺すことについてはやはり今の若い人とは動物への意識が違うのだ、と思えばそこの問題かもしれない。
 けれど整形的な病気に関しては明らかに因果応報がある、と言えます。
無理な姿勢でパソコンをしていれば肩こり、背中痛等になりますし、足を持ち上げない歩き方をしていれば将来O脚から膝関節痛になります。
他人様にした善行も悪行もいつレスポンスが来るかあるいはずーっと回り廻っているうちに消えてしまうのかもしれませんが、自分にした行為は即時といっていいほど影響が出ます。
でも俗にいう「泣きっ面に蜂」という現象。痛い場所ほどピンポイントでぶつける、というのはいくつも報告されているのですが、あれは何なんでしょう。無意識の意識というやつで自分を罰したいのかしら?
すると患者さんに鍼ブスブス刺してる私は自罰の代行業をしているわけだ。うわーあの世で針山地獄決定だ、こりゃ。

寒くなる話題。

2014-02-26 00:18:11 | 日記
 ソチオリンピックの夢のような時間が過ぎて、空気を壊す記事をご披露。

福島の小児甲状腺がん、既に通常の300倍から数千倍!!

福島県は7日、東京電力福島第一原発の事故当時に18歳以下だった子ども(36万人)の甲状腺検査で、結果がまとまった25万4000人のうち75人が甲状腺がんやがんの疑いがあると診断されたと発表した。

小児人口比では『316人に1人が小児甲状腺がん』を発症することになる。

 通常100万人に0.2人とも1人ともいわれる小児甲状腺がん。
 それが福島は既に概ね300人に一人、通常の少なくとも300倍から数千倍の発症数になる。

お祭り気分があっという間に吹っ飛びましたね。

ところが
福島の甲状腺がん「放射線影響考えにくい」 国際研究会
 東京電力福島第1原発事故の健康影響を議論する環境省や福島県立医大などが主催の国際研究会が23日、都内で3日間の日程を終え、これまで福島県で見つかった33人の甲状腺がんについて「放射線の影響は考えにくい」との結論をまとめた。

明らかに異常な発症数なのに原発が原因ではない?という。
何これ?どういうこと?
マスコミはもっと騒がないとダメじゃない?圧力がかかってるのでしょうか?
民主党でも自民党でも皆腐ったクズしかいないの?
都知事選嗤ってスマンカッタ・・・


農家、雪と闘う。

2014-02-24 21:38:12 | 日記
 冬はダイコン、キャベツで三浦の農家は繁忙期。でもそろそろ身体が持たなくなったのか、今年お初の患者さんが三人来院し現場の修羅場ぶりが窺えます。
積雪のおかげで卸値は高いけどその分苦労も増えたとか。
例えばネギ。
植え始めは倒れるといけないからビニール掛けたら風で飛ばされ、もう一度掛けたら雪に潰され・・・二度手間三度手間。

続いてキャベツ。
ヒヨドリがツツキにくるのですが、鳥インフルエンザの影響で鳥にツツかれたモノは出荷停止の処分を喰らいます。
なので魚網を掛けてヒヨドリを防ぐのですが、なんと雪で魚網が撓み、キャベツとくっついてしまってヒヨドリツツキ放題。しかも足場付き。
まったくご苦労様です。
 あと農家の軽トラックは畑に入る必要から4WDですがこの間の雪では坂が上れなかったそうです。登れたのがトラクターとデフロック付きの車両。デフロックはまあ調べてください。このまま雪が恒例行事になったらデフロック付きの軽トラックが売れる見込み。メーカーさんチャンスですよ。

三浦半島、里山の花々

2014-02-23 17:12:39 | 日記
 駅前の河津桜が二度の雪のおかげか、やっと咲き始めました。雪で週末を二回つぶされているのでこれから巻き返しだー
我が院もなんとか患者さんが戻ってきましたが、何故か巨漢の患者さんが続き、疲れでブログ更新をサボってしまってます。
ここで桜の画像を載せるのも意外性が無いので、今年アチコチで撮りためた花の画像をお届けします。短いけどBGMにどうぞ。↓

梅だと思います。


これは黄梅かな?

椿です。
そして最後は花じゃなく実。蕪にみえるけど訊いたらどうも大根らしい。ひろ子さんに見せたら怒るか?ウケルか?