三浦海岸の鍼灸師のプログ!

三浦海岸に暮らす鍼灸師です。
患者さん達から聞いたお話のうちこのまま消えていっては惜しいモノを書き続けるつもりです。

オッサンを自覚するということ。

2012-05-31 19:55:00 | 日記
自他ともに認める田舎である三浦海岸駅前のビルにタトゥーとか看板に書いてあるボディショップがあるのをちょっと前に気が付きまして、「こんな田舎にお客さん、居るんかいな?」と思っておりました。
ところが最近、30歳前後のお兄ちゃんが三人ほど見えましたが、全員、体の何所かにタトゥーが描いてあって、「ああ、こんなにお客さん居たんだ!」と驚いた次第です。
 いずれも日本式のような色彩豊かなものではなく、筋彫りといったもの。刺青特有の皮膚の盛り上がりも無かったので、ヘナタトゥーって種類なのだと思いました。これは時間が経てば消えてしまいますので、私のような旧い人間でも安心、というところでしょうか。だって温泉に入れなくなっちゃうもん。
身体髪膚これ父母のうんぬん、と言うほど旧い人間では無い積もりですが、やっぱりオッサンなんだな、自分。
 この間、美味しい日本茶の淹れ方というものをテレビで紹介しておりまして、これは急須にいれたお茶っ葉をお湯を挿す前に水で濡らしておくというもので、苦味を出さずに甘みとうま味を出させておき、後から入れた熱湯で出た苦味でバランスの取れたお茶が楽しめる、と言っていました。
が、水にお湯を注ぐというと仏さんの湯灌の義を連想してしまうのは、やはりオッサンの証明といったところですか。
仏さまの清拭も最近はアルコール清拭だったり、シャワーを使ったりするそうです。世の中どんどん変わりますね。

ウチの店の音楽事情。

2012-05-30 19:29:17 | 日記

 ウチの音響システムです(笑)。音源は100パーセントCDで、ジャズ、クラシック等が大多数ですが、すこーしアニソンがあります。ぶちゃけて言うと中山愛梨沙さんの声が好きなんです。

正直に言ってお顔はあまり好みじゃないんですけど、(まあ私に言われたくは無いやな。)声は好みです。そんな理由でアニソンが仲間入りしています。アニメの方はとんと知らないんですけれどね。余談ですが声優さんで好きな声と言うと、後藤 沙緒里さんの声が好きなんですが、担当キャラを検索したら、

とらドラのインコちゃんでした。こんなオチばっかりかよ。

 声の良さとスタイルの良さは反比例することが多々あります(結局カラダが反響板になるから)グラミー賞三部門受賞のAdeleさんなんかかなりボリューミイでしたよね。
ホイットニー・ヒューストンさんなんかかなりカラダに負担を掛けていたんじゃなかろうか?
私はスタイルが良くっても、苦しそうな声で歌ってる歌手は好きにはなれませんね。(だから何を偉そうに、)
 
 曲と思い出とは結構強く結びついてしまいがちです、だからゴンチチの「放課後の教室」が好きなK島さん、好きな曲がかかっている最中にハリを痛くしてごめんなさいね、この曲がかかるたび、トラウマが貴方を襲うでしょう。スミマセン!

徒然なるままにその日暮らし。

2012-05-29 20:16:48 | 日記
訪問者が着実に減っている。ふふふ。
今日四十肩の新患を治したら代金の他にコロッケを貰いました。ふふふ、これで消費税アップも怖くないぜ。
星新一のショートショートで給料を全部十円金貨で貰っている主人公がひったくりに遭っても警察に冷たくされる話を思い出しました。
物品で治療費を貰ったらインフレの時有利なんだろうか。
 デノミの時は基本紙幣が切り替わるのだけで硬貨はそのままなので全財産を500円硬貨に変えたら大もうけなんだろうか。
 でも皆そんなにお金が欲しいのだろうか。有力政治家は皆ヤクザとの癒着があるのだと知りましたが、そんなに稼いで何をしたいんだろう。
ビートたけしは男はいい女を手に入れるのが最終目的だと書いていたけれど、自分は恋愛なんかで幸せになんてなれないんだなって思い知った男は何を目的にしたらいいんだろう。
 高校時代に友人にえらくモテる同級生が居りまして、忘れもしないバレンタインの日、教室から校門を出るまで一緒に居ましたが、その男、その間にチョコを三個貰いました。
女の子って物陰からいきなり「こ、これっっっ!!!」って現れるんですね、彼と居なければ一生目撃することも無かったでしょう。感謝、感謝。
思えば本気チョコを今まで貰ったことが無い。もう一生貰うことも無いでしょう。自分はもてないんだなーって十代のうちに悟っていたら人生ずいぶんラクだったろうな。
 シナリオライターの倉田英明さんは「ダイハードくらい面白い女の子はめったに居ないだろうからダイハードのDVDを見ていた方がいい。」と仰っておりましたが、私も早く気が付いていれば。
でもでも女の子はバレンタインの日、自分でもチョコが食べたくなるらしく、その自分チョコを哀れみの視線と共に別けてもらったのは貴重な体験でした。

また、夢の話。

2012-05-29 18:10:46 | 日記
現実感の強い夢を良く見るようになってしまいました。今度は「行基」の建立した寺を訪れて由緒ある石碑を住職に説明してもらっている夢でした。もちろんそんな寺は行ったこともありません。
ここでペンフィールドという脳科学者が連想されるのですが、聞いてください。
 この人は癲癇の治療のために脳を手術する部位を特定するために脳に電極を当てたのですが、右側頭脳部に電極を当てると経験したことが現実感、臨場感を伴って再現されることをみつけたのです。それは回想というより追体験と言うべき鮮明さであったそうです。
 私の場合は経験外の事柄に現実感を抱いているわけですから、ミックスされたものだと考えられます。要するに脳内でショートサーキットが起きているのでしょう。これも老化で説明できそうです。私と似た経験をする患者さんが年配者に多いことからの推論であります。
 気になるのはペンフィールド先生はこの実験で「心」は脳そのものではない、という結論に達したということでしょう。脳と心の「実体二元論」というそうです。つまり死後も心は残る可能性をしめしていると考えてよいそうです。
 私は記憶は脳全体にホログラフのように記録されていると考える派なので必ずしも賛成はしないのですが。
みなさんは死後の世界、あったほうが良いですか。嫌ですか。

餡ドーナッツはフランス人が聞いたら一、二NUTS,って意味に聞こえるのだろうか?

2012-05-27 17:55:26 | 日記
 東京に詩集専門の古本屋があったと患者さんに言ったら「刺繍専門の本屋」と誤変換されました。面倒くさいのでそのまま流しちゃいましたけれど。こんなのが後で先生がこんなこと言ってたなんて自分の首を絞める形で帰ってくるんですよね。忘れてくれることを祈る。
 言葉とかネーミングはほんとに大事です、「整体」という言葉を編み出した人、マジで上手いですよね、後世の治療家はみな感謝しなくっちゃ。元々は高橋迪男さんが正体術矯正法という本で正体という言葉を作ったのが始まりかと。
 指圧と言う言葉も浪越徳治郎さんが作ったと言い出したのですが、玉井天碧さんが最初らしい。
 医学用語も突っ込みたい。骨盤は良いとして仙骨、腸骨、恥骨とかなんですか。仙骨の仙は何処から来たのだろう。頭骨の後ろは後頭骨なんだから後盤骨とかで済まなかったんか。
腸骨も腸があるのは骨盤内で腸骨にだけあるわけじゃない。
 恥骨は、、、確かに恥ずかしいものが付いている骨だからこれは正解か。
日本語の造語能力はほんとに凄い。欧米はラテン語から引っ張ってきたり、何文節かの頭文字だけ並べたり(omgってOh my godの略だったり)
後、アドレナリンが2006年に正式名称になったと聞きました。私らの時はエピネフリンと習いましたがね。アドレナリンは英語、エピネフリンはギリシャ語だそうですが、アメリカではエピネフリンを使っているとか、なんで?
 解剖用語は基本、ラテン語を使うのが伝統だと爺ちゃんの解剖学の先生が熱く語っていましたな。でも新しい発見はアメリカが多く、彼らはさっさと英語で名前をつけて発表してしまうのだとか。
内臓の左右逆転を生む遺伝子を「サウザー遺伝子」と名づけた先生、良くやったよね。
マウスの奇形を生む遺伝子に「ポケモン遺伝子」と名づけようとした先生は結局取りやめにしたそうですから。

何故か威張るラオウ。