Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

次の科学技術革新は?

2013-03-17 20:59:59 | Coast to Coast AM

前世紀に生きた人たちとって21世紀の未来とはどのようなものになると思われていたのでしょうか?
チューブ状の道路をタイヤのない車が走り、一家に一台はロボットがいて、人類は遥か木星に到達している…

しかし、新世紀もとうに10年余を過ぎた2013年現在、いささかその期待は裏切られたといえるかもしれません。

とはいえ、未来の我々はまた違う形の科学技術を著しく発展させていきました。
テレビ、ラジオそしてなんといってもパソコンによるインターネットの普及によるIT革命です
これは過去の偉大なSF作家たちも正確には予想できなかったムーヴメントでした。
それは無理もないことで、当時はモータリゼーションのまっただ中で、主に動力機関の発展の延長線上に未来を予感していました。
人類が初めて月に降り立ったのは40年も前のことです。

前回に引き続き『Coast to Coast AM』ゲスト、ミチオ・カク教授によれば、人類は19世紀以降3つの科学技術の革命的な波を起こしてました。

1つ目は蒸気機関の発明、2つ目は電気化と内燃機関の発明、3つ目がテレビ・ラジオ、パソコンやインターネットなどのメディアの発達です。
では4つ目の波とは何でしょう?
それはナノテクノロジー、バイオテクノロジー、あるいは人工知能あたりと予想されています。
これまでのサイクルから言って、その恩恵を受けられるのは我々の子や孫の世代になりそうですが。

そしてこれらの技術革新の波にはとても厄介な副産物を生み出します。
金融バブルの発生と崩壊です。
3つ目の波のリーマン・ショックは記憶に新しいですが、2つ目が引き起こした世界恐慌は最終的に世界大戦を引き起こす結果となりました。
今回のバブル崩壊で世界がややきな臭くなってきてますし、人類が紛争を戦争によって解決しないですむよう、科学技術の革新とともに意識の変革が望まれます。

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