Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

恋人と別れ話が出た時の解決法とは?

2015-07-09 22:02:35 | コラム

女子大生「変態おやじ懲らしめるためにやった」と供述、睡眠薬入り手作りチョコで強盗容疑 (サンスポの記事より)

妻や彼女と別れ話が出た時などの解決法について、テレビで解説していました。
コツは、とにかく相手から「YES」という言葉を引き出すことにあるそうです。

つい感情的になって「もう一度やり直そう」とか「全部嘘だったのか?」とか「もう俺のことなんてどうでもいいんだろ?」なんて言いがちです。
でも、別れ話が出ている段では、相手は「NO」と言うに決まっています。

そうではなくて、事務的な質問で構わないので、とにかく相手に「YES」と言わせるのです。
例えば、「今日は仕事疲れた?」とか「明日も晴れるといいね」とか「あと何日で誕生日だよね?」など…
よっぽどのひねくれものでなければ「YES」というしかないことを聞いていきます。

そうしていくつか「YES」を引き出したら、さらに「ピンク好きだったよね」とか「あのピアス気に入ってたよね?」とか「一緒に見たあの風景綺麗だったよね?」とかと少し踏み込んでもいいでしょう。
これにも相手は「YES」と言いたくなってきます。
こうすることで、別れ話に関しても相手に「NO」を言わせない雰囲気に持っていけるのだそうです。

どうして、そうなるかといえば、人には「自分の中に一貫性を保ちたい」という強い深層心理があるからです。
一度相手に「YES」と言ってしまうと、後から条件面で譲歩することになっても、つい引き下がってしまうのです。

これは主にマーケティングの分野で「一貫性の原理」と言われている人の心理です。
ですが、仕事以外でも、家族や友人それに恋人間でのケンカや揉め事でも広く応用できます。

さて、上記事のような事件を見る度に同じようなことを思います。
どんなにしょっぱい犯罪でも、犯罪者なりに自分の言い分があって、いっぱしのリクツを言うものです。
そこにはやはり「自分には犯罪をする正当な理由がある」という一貫性がほしいのかもしれません。

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