手話通訳が「でたらめ」との指摘 マンデラ元大統領追悼式・・・南アフリカ[13/12/12] (時事通信の記事より)
リーマン・ショックの後しばらくの間、比較的影響が少なく景気が良いとされていたのがアフリカ諸国です。
当時、輸出関係の小さな事務所に勤めていた僕はそんな人達とやりとりする機会がありました。
まず興味深かったのは、アフリカ諸国からの注文のオファーのメールです。
そのドメインである@マーク以下で、フリーメールについで多かったのが『○○.org』です。
それも社会で習ったことのある名だたる国際機関のものが多かったです。
今も国内産業の少ない向こうのエリートの人達はそういうところに就職するのが一番の出世なのかもしれません。
その中でとあるザンビア出身の黒人男性と何度かメール上でやりとりを任されたことがあります。
彼に送った品物が「黒」だったのですが、「僕と同じくらい黒いよ(爆笑)」と一緒に写った写真をメールしてくるナイスガイでした。
気さくな人物だったこともあり、僕は用立てのついでに彼にとある質問をしてみました。
それは「君の苗字には何か意味あるわけ?」というものです。
というのは、彼の苗字がアフリカ特有の「ン」からはじまるような、いかにもエキゾチックなものだったので興味がわいたのです。
すると彼は「上手くは言えないけど…」と前置きをしてからこう答えてくれました。
『In the hands of death(死の手の中に)』
日本でも比較的ポピュラーな鬼塚さんなどは多少似たニュアンスかもしれません。
がしかし、彼の答え聞いて馴染みの薄いアフリカ文化の深淵を垣間見たような気がしたのです。
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