慰安婦誤報、朝日新聞木村伊量社長が謝罪を拒否 「謝るようなものではない」(トピックニュースの記事より)
以前、小さな商社に勤めていた時のことです。
北欧の某国出身の人から「日本人は謝りすぎる」とよく叱られました。
その言葉にまで思わず「すみません」と謝ってしまった僕は、骨の髄まで日本人です。
日本は何事も「お互い様」の文化です。
ちょっとしたミスでも謝り身を引くことで、お互い気持ちよく過ごせます。
そこには「お互いに許しあいましょう」と相手に期待する気持ちがどこかにあります。
また、こんなこともありました。
ロシア出身の方に巨大ショッピングモールを案内する機会がありました。
相手が女性だったこともあり、ぶら下げていた荷物を見て軽い気持ちで「僕が持つよ」と言いました。
何も恩着せがましい気持ちはありません。
ちゃんとありがというも言ってもらえましたし、僕もいい格好ができて大満足です。
それからしばらくして、更にまた次の荷物を店員からレジで渡された時のことです。
彼女は手にとった袋を、振り返りもせずさも当然のごとく僕に渡してきました。
内心「あれ?」と思いました。
僕だって持ちたくないわけではありません。
ただ労をねぎらう言葉があってもいいんじゃないかと感じたのです。
別に相手に悪気があったわけではありません。
ただ、僕が一度荷物を持つといった以上、その次も相手にとって当然のことなのです。
欧米人にとって、相手が一度譲った以上は、ことさら感謝する必要はないのです。
その根底にあるのは彼らがあまり謝らないのと同じものです。
日本がお互いが譲りあうことが前提なら、彼らは相反しあうことが前提にある文化なのです。
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