浅井久仁臣 グラフィティ         TOP>>http://www.asaikuniomi.com

日々の出来事から国際情勢まで一刀両断、鋭く斬っていきます。コメントは承認制です。但し、返事は致しませんのでご了承下さい。

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Unknownさんへ

2008-11-29 08:56:16 | Weblog
 久し振りにこちらの管理ペイジを覗いたら、「unknown」さんからコメントが入っていました。最後のコメントくらい公開してあげますね。

 ただし、誤解してもらっては困ります。あなたのコメントにネを上げて移転したのではありませんから~(ここのところ、今は懐かしい「ギター侍」の口調で)。「あなたの浅井久仁臣」は、あなたが考えているよりもう少し器が大きいかもしれませんよ。あなたのコメントを公開しなかったのは、別にあなたの指摘に窮した訳ではありません。下品で無礼な言葉遣いがあまりに私にピッタリ過ぎて紹介したくなかっただけです(ン?!)。

 ではでは。
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ブログ移転のお知らせ

2008-11-21 00:20:32 | Weblog
 これまで使ってきたブログ・サイトの使い勝手が悪く、下記のURLに移転しました。

 どうぞ、皆様、これからも御愛読下さい。一日に何度もコメントを頂いていた超愛読者の「Unknown」さんも、これまで同様、私との考えの違いをお楽しみ下さい。そして、気が向いたらどうぞ、メイルでもお送り下さい。

浅井久仁臣

「浅井久仁臣グラフィティ」
http://blog.asaikuniomi.com/
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ミサイル迎撃実験に失敗

2008-11-20 21:20:21 | Weblog
 海上自衛隊は19日午後(現地時間)、米ハワイ沖で、イージス艦「ちょうかい」搭載の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の発射試験を実施した。しかし、標的の模擬中距離弾道ミサイルを迎撃できず失敗に終わった。

 発射試験は、防衛省の発表によると、標的となるミサイルの発射時間が予め分からない状態で実施した。標的は、米海軍がハワイ・カウアイ島のミサイル発射施設から発射された。ちょうかいは数百キロ離れた海上でそれを探知し、SM3を発射した。ところが、命中することなく海底に沈んでいった。

 この一発の試験費用だけで費用は約60億円かかっている。
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医師会と自民党の仁義なき戦い

2008-11-20 12:35:43 | Weblog
 麻生太郎首相の発言がまた論議をかもしている。
 
 19日、全国都道府県知事会議で地方の医師不足への対応を問われると、麻生氏は、「自分で病院を経営しているから言うわけではないが、医者の確保は大変だ。(医師には)社会的常識がかなり欠落している人が多い。うちで何百人扱っているからよく分かる」「正直これだけ(医師不足が)激しくなれば、責任はお宅ら、お医者さんの話ではないのか。お医者さんを『減らせ減らせ、多すぎだ』と言ったのはどなたでしたか」と述べたと伝えられている。

 どうも、この御仁、お坊ちゃま癖が幾つになっても抜けないのだろう。言葉の意味を吟味したり、相手に与える影響を考えることなく発言するのが目立つ。

 だが、今回の発言の裏には、日本医師会と自民党との長い歴史があることを忘れてはならない。

 日本医師会は、自民党の集票マシーンとして、また強力なスポンサーとして支援する代わりに様々な面で優遇されてきた。いわば、持ちつ持たれつの関係できたのだ

 避妊薬の使用禁止を含む優生保護法(現母体保護法)、医師の数など、医師会の圧力によって国民が悪影響を受けたものは少なくないと言われる。

 医師の数については、既存の医師にとっては少なければ少ないほど「おいしい」から“お願い”という形で数の制限に圧力をかけ続けてきた。だから深刻な医療問題の責任の一端は医師会にあると麻生氏は言いたいのだろう。

 選挙の度に各地の医師会は強い影響力を見せ付けてきた。当然のことながら長年、自民党は医師会に頭が上がらなかった。この流れは、かつての「医師会のドン」武見太郎(1904年-1983年)が築き上げたものだが、長年続いてきた。

 ところが、両者の間に軋みが出始めると、一挙に関係が悪化した。そして今年7月、日本医師会は「社会保障費(年間2200億円)の削減」を巡って自民党と決裂、全国紙に福田総理(当時)を名指しで批判する意見広告を出して、事実上の訣別宣言を出している。民主党や国民新党への接近も現実のものとなっている。

 そういう事情があるから麻生氏とすれば医療問題でマスコミに政府自民党ばかりが叩かれる現状に我慢がならず、「医師会よ、オレたちに責任の全部を押し付けるなよ」と本音が出てしまったのだろう。

 これ一つを取ってみても分かるように、国民や消費者不在の政治が長く続けられてきたのだ。

 オバーマ次期大統領ではないが、まさしく日本も今、「Time for change(変化の時)」を迎えている。
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私の視点 元厚生官僚暗殺事件に想う

2008-11-19 15:15:27 | Weblog
 厚生行政の事務方トップを務めた二人の自宅が連続して襲撃されて死傷者が出た事件は、閉塞状況の中でますます我々を暗澹たる気持ちにさせてしまう。

 私はお二人と個人的な面識はなく、人柄などはマスコミ報道で得られるものでしかないから「個人的な事情による犯行」の可能性については、全く分からない。

 ただ、状況証拠から大方が推察する「テロ」の可能性については否定できない。と言うか、その可能性は高い。

 今のところ、二つの事件に関連性がある「連続暗殺計画」との見方が有力だが、不可思議に思えてならない部分がある。それは、通常この種の連続して行なわれるテロは、捜査機関が本格的に態勢を整える前に遂行するものだ。それが今回の場合、最初の事件から次の事件までの間に時間がありすぎる点だ。これは、実行犯(グループ)が警察を相手に大胆な「劇場型犯罪」にしようと企てているようにも見える。

 山口夫妻の死亡推定時刻は発表されていないが、近所の住人の18日夜に山口氏宅で「男の声で言い争っていた」との証言がある。これが事実だとすると、二つの事件の間には24時間近くの時間差があったことになる。もし仮にそうでなくても、山口夫妻の死体が発見されてから吉岡氏の自宅が襲撃されるまでに8時間が経過している。

 二つの事件が同一の組織によるものであるとするなら、ほぼ同時に実行していたはずだ。この警察をからかうような犯行から「グリコ・森永事件」を想起した人も少なくないだろう。

 一方、警察の動きだが、警察の対応にも生ぬるさ、危機意識の欠如を見る。

 厚生労働省への不満が全国を覆っている時だ。特に年金への恨みつらみは未曾有のエネルギーを孕(はら)んでいる。失礼ながら「年金のスペシャリスト」として知られていた山口氏が恨まれても仕方がない理由は十分にある。その山口氏が殺害されたのだから、捜査当局は個人的な怨恨の線だけでなく、暗殺の可能性も考えて事件発覚直後から「次の事件」の予防態勢を整えるべきだったのだ。

 これは、二番目の事件が起きたから言うのではない。危機管理の分野では「当然」の部類に入る想定だ。その想定に基づいて警戒していれば、吉岡氏の奥さんが襲われることを未然に防げたかもしれない。

 繰り返しになるが、危機管理に於いて「次の事件の予防」態勢を敷くのは必須である。そんな基本中の基本が日本の警察は出来ないのかと私は驚いた。つまりは、山口氏夫妻の殺害が発覚した時点で、何故警視庁は山口氏のかつての上司で「年金のプロ」として共に仕事をしていた吉原氏周辺の警護をしなかったのか、私は理解に苦しむ。

 その辺りの事情は後日判明してくるであろうが、今後に是が非でも活かして再発防止に努めてもらいたいものだ。

 捜査当局の対応とは別に、この事件のネット上の反応を見てみようと、様々なサイトへの書き込みを読んでみた。

 年金問題への恨みもあるだろう。被害者への度を越した表現が目立つが、それは絶対にするべきではない。そんなに不満であるのなら厚生労働省や社会保険事務所に直接抗議に行けばいいこと。それをしないで、人の死に乗じて、それも匿名を良い事に鬱憤晴らしをする行為なんぞは、愚の骨頂だ。

 今回の事件を色々考えているうち、戦前の「暗闇の時代」に思い至った。

 明治維新以降、日本では要人の暗殺が頻発した。昭和に入るとさらにそれが加速していった。また、1929年の金融恐慌が長期にわたって国民を苦しめると、それがまたさらに後押しするかのように多くの暗い事件が起きた。

 二・二六事件などもその一つだ。そこから軍部にたまっていた不満やエネルギーは、行き先を海外に求めて侵略へと導かれていったのだが、当時は軍人によって政治家が狙われることが多かった。その背景には、当時は政治家の権限が強く、特定の政治家を殺せば、政治が変わるという思い込みが軍人の間に強く存在したと思われる。

 だが、当時に比べれば、事の善悪は別にして、政治家の指導力・影響力は格段に弱くなっている。そう。「おバカな政治家」をあざ笑うかのように官僚が実権を握り、日本を動かしているのだ。だから、今日ではテロの標的は、政治家よりも官僚に移行した可能性もある。

 今回の事件がそういう観点から起こされた暗殺計画だとの有力な判断材料は今のところないが、いずれにしても嫌な予兆が色々と感じられる事件である。事件の早期解明を願うばかりだ。

 どんな事情があろうとも、暴力がものを言う世の中にしてはならない。また、軍人が政治に口出しをすることも許してはならない。先日も田母神空幕長の更迭問題が世の中を騒がせたが、その時の彼の開き直った態度を見ていると、「文民統制」に危険信号が点り始めた気がしてならなかった。

 そんな「官僚や政治家への不満」と「自衛隊の暴走」という二つの動きが共に同じ方向を向いて動き出せば、「いつか来た道」は現実のものとなる。そうならないためにも、われわれ一人一人が「政治」を自分たちのものとして真剣に考えて積極的に参加していかなければならない。さもなくば、後世に禍根を残すことになるだろう。 
 
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G20

2008-11-18 10:34:07 | Weblog
 先週末、ワシントンでG20首脳会議が開かれた。

 G20とは、先進諸国が集うG7では埋め切れない問題をより多くの国を巻き込んで解決に当たろうということで99年から始まった会議だ。その参加メンバーには、ロシア、中国、インド、サウジ・アラビア、南アフリカ、ブラジルなどの国が含まれており、GNPで世界の90%、世界貿易の80%、人口の三分の二を占めている。

 この会議はこれまで財務(大蔵)大臣と中央銀行頭取(総裁)が参加するに止まり、首脳会談が開かれたことはない。

 今回、初めて首脳が集まったことに事の深刻さが現れている。ところが、NYタイムズやワシントン・ポスト紙によれば、首脳が実質的に話し合ったのはたったの5時間だという。首脳会談や会議は、9割方お膳立てがされて行なわれるものだが、(今回はその前の週に財務大臣・中央銀行総裁が集まって会合をしていた)それもあまり収穫があったようには伝わってきていなかった。

 発表された合意内容を見ると、かなりの成果があったかのような印象を受けるが、総花的であるし、具体性に欠ける。これを首脳たちが自国に持ち帰って果たして実現できるか。私には疑問に思えてならない。

 麻生総理も華々しくIMFへの10兆円もの支援を発表して花火を打ち上げたが、他国がそれに協調して出資をしなければ、あだ花に終わるであろう。その辺りの事前調整がきちんと行なわれていたのか。報道からは見えてこない。

 しかし、金融危機の深刻度は日を追って深まっている。
 
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割り込み

2008-11-16 00:16:47 | Weblog
 今夜、アメリカからの客人の希望で「回転寿司」へ。

 駐車場から小雨の中を店の入口へ。妻と客人を“レイディーズ・ファースト”、手動のドアを空けて先に店内に入れると、そこへ子供を連れた女性が飛び込んできた。

 「どうぞ」と先を譲ると、その母親、ダッシュで店内に入り、店員の案内を待つ妻たちを差し置いて席を確保しようとした。いわゆる割り込みだ。

 店員も彼女の勢いに押されたか、彼らを優先しようとした。店員から席の確保の約束を取り付けると、その母親は後から来る家族に報告しようと店外に出た。それに対して、当然のことだが、我が女性軍は、普段は大人しいが納得いかないとその時ばかりは私に訴えた。

 私もこれを許しては子ども達にも教育上よろしくないと判断。状況を見ていた他の店員に事情を話した。その店員が当該の店員に我々が先客だと言ってくれた。

 それにしても、最近の親たちは何故子供の前で堂々とルール破りをするのだろうか。また、そういった行為を見て見ぬフリをする大人も多くなっているような気がする。まだまだ外国に比べれば、日本人のマナーは良い方だが、このままいくと日本の誇りであった美徳が姿を消す日も遠くはないだろう。

 
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地震で倒壊の恐れのある校舎の建て直し

2008-11-15 01:14:11 | Weblog
 讀賣新聞によると、神奈川県厚木市は14日、市立南毛利(なんもうり)中学校の校舎の一部で使われていたコンクリートに著しい圧縮強度不足が見つかり、地震による倒壊の恐れがあるために使用を中止し、建て替えを決めたと発表した。

 強度不足が見つかったのは、3棟ある校舎のうち、1972年に建てられた4階建ての校舎。2階の壁のコンクリートの圧縮強度は建築基準法の基準(1平方ミリ当たり13.5ニュートン)を下回る10.7ニュートンで、地震に対する「構造耐震指標(Is値)」は、震度5強程度の地震で倒壊の恐れもある0.22だったという。

 南毛利中の全校舎は以前行なわれた調査では、国の耐震基準をわずかに下回る程度と診断されていたが、補強工事のため各階の壁のコンクリートの一部をくりぬくコア抜き検査を実施したところ、北棟の2階部分で、コンクリートの材料が十分に混ざっていないなど施工ミスが判明したとのことだ。

 校舎を建てた建設会社はすでに倒産しており、事情が聞けないという。

 当該校舎には計14学級が入っており、市は来週以降、ほかの棟にある図書館や音楽室などを使って授業を継続する予定という。新校舎は、2011年末までに建設する方針。

 これに比べて我がさいたま市はなんと遅れていることか。耐震化率は未だに40%を切った状態だ。市内の学校には、Is値で0.22を下回っている校舎はあちこちにある。そう。あの「姉歯マンション」どころではない状況なのだ。

 国は、中国四川大地震で校舎の多くが倒壊したことから3年以内に全国の校舎の耐震化を終えることを目標として掲げ、その費用の9割を負担すると発表したが、さいたま市はその後どうなっているのだろうか。それを確認するために来週市役所に足を運んでみようと思う。
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読み間違え

2008-11-14 12:19:07 | Weblog
 麻生総理の国語能力が話題になっている。

 最初は、国会答弁の中で、「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」と読み、それを聞いていた人たちの頭の中は疑問符だらけになった。

 ところが、読み違えはそれに留まらず、「頻繁を(ひんぱん)」を「はんざつ」、「未曾有(みぞう)」を「みぞうゆう」と読み、総理の国語能力を疑う声が日増しに大きくなってきている。

 これは他人事ではない。私も時折、とんでもない読み間違いをして冷や汗をかくことがあるからだ。だが、頻度の問題がある。また、程度の問題もある。麻生氏はその点において、どうも「常識的なレヴェル」を超えるお方のようだ。つまり、間違いが多すぎる。また、間違いの程度も低い。

 事は簡単だ。「70の手洗いなんぞ洒落にならねえ」などと言わずに、専門の指導者をつけて、役人が書いた答弁を一緒に読んで確認してから発表の場に向かえばいいのだ。そうすることによって、こういった間違いはかなり改善されるだろう。

 そのことについて今朝の讀賣新聞の「編集手帳」というコラムが面白い。

 「NHKが昔、ある人気俳優に密着して芸と素顔を特集したとき、俳優が番組のなかで「作者のイズは…」と3回語った。意図――イトである◆放映後、NHKの用語委員会で議題になり、再放送ではテロップで「イト」と流すべきだ、いや、俳優が気の毒だ、と会議がもめた。委員長の国文学者、池田弥三郎氏が「単純なイト・イズ・ミステークということで…」と収め、テロップなしで決着したという挿話が残っている(後略)」

 粋である。他人の間違いを指摘するのはとても難しい。それを、上手く笑いで落ちに持ってくる才能は、池田さん、さすが並大抵のものではない。私も自らが笑われぬよう精進する事は当然だが、他人がミスを犯した時、さりげなくその人の気持ちを傷つけぬように気付かせる技術を会得したいものだ。
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団塊退職金に影

2008-11-14 11:46:37 | Weblog
 今朝の朝日新聞が、44道府県が団塊世代の退職が相次ぐ中で、退職金が払いきれず、退職手当債権(つまりは借金)に頼っていると報じた。

 この退職手当債、元来は定年前の早期退職を勧奨する際に生じる一時的な財政難を乗り切るために自治体に対して認められたものだが、大量退職時代を迎えて、総務省は定年退職者向けにも適用できるよう地方財政法を改定して、解禁した。

 すると、05年度は、岡山県だけであったが、6年度には33道府県、7年度は43道府県、3947億円に拡大した。それが今年度には、44道府県が総額にして4284億円を予算計上したというのだから呆れた話だ。

 発行予定額が最多なのが、先日の「関東大震災はチャンス」で話題をかもした井戸知事がいる兵庫県だ。内部事情は分からないが、県側の「阪神大震災の復興で発行した県債の返済負担が重い上、国と地方の三位一体改革で地方交付税を減らされた為、やむを得ない」という説明にはある程度の納得はいく。

 だが、他の道府県の体たらくにはあいた口がふさがらない。団塊の世代が大量に退職するのは既定の事実で、随分前からこの事態は予測できたのに、その手当は十分にせずに税金の無駄遣いをし続けてきた。今はほとんどの地方自治体が赤字マミレだ。

 この借金のツケは、結局次の世代に回されることになる。酷い話だ。こんな事態に陥った責任は、他ならぬ今退職の時期を迎えている団塊の世代の怠慢にあることは、間違いない。ならば、その責任を取って、退職者たちは自分たちの退職金をある程度返納するなり減額するのが筋なのではないだろうか。
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奥田元トヨタ会長が厚労省をかばう訳

2008-11-13 21:17:33 | Weblog
 トヨタ自動車の奥田碩相談役は12日、首相官邸で開かれた「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」の席上で、厚労省に関する批判報道について、「あれだけ厚労省がたたかれるのは、ちょっと異常な話。正直言って、私はマスコミに対して報復でもしてやろうかと(思う)。スポンサー引くとか」と発言したという。

 同懇談会は、年金記録や薬害肝炎などの一連の不祥事を受け、福田首相が官邸に設置した有識者会議だ。奥田氏はその座長を務めている。

 「私も個人的なことでいうと、腹立っているんですよ」と言うと、「新聞もそうだけど、特にテレビがですね、朝から晩まで、名前言うとまずいから言わないけど、2、3人のやつが出てきて、年金の話とか厚労省に関する問題についてわんわんやっている」と続け、「報復でもしてやろうか」と発言したという。

 奥田氏はそれに止まらず、さらに「正直言って、ああいう番組のテレビに(広告を)出さないですよ。特に大企業は。皆さんテレビを見て分かる通り、ああいう番組に出てくるスポンサーは大きな会社じゃない。いわゆる地方の中小。流れとしてはそういうのがある」と息巻いた。

 奥田氏、一体何様のつもりか。「世界のトヨタ」に成長して「世界は自分たちを中心に周っている」と勘違いして、自分の力をもってすれば、マスコミをも黙らせることが出来ると思っているらしい。

 「年金改ざん」「薬害」「慢性医師不足と患者のたらい回し」「カネの無駄遣い」…厚労省がこれまでやってきたこと、やらなかったことを考えれば、国民の多くは厚労省に対して深い失望感と怒りを持っている。だから、マスコミの姿勢にはまだまだ手ぬるいと感じている人が多い。それが国民感情というものだ。なのに、そんな裏切り行為をしてきた厚労省を奥田氏はなぜそこまでしてかばうのか。

 厚労省は、知る人ぞ知る、かつては国民を監視する治安を主な役目とした内務省を前身とする役所である。厚労省の古手にはそれを誇りとする者が少なくなかった。だから彼らがかつて厚生省や労働省の幹部であった頃、国民の利益、具体的には福祉や労働者の権利を優先する姿勢が欠如していたように感じられることが少なくなかった。そう。私は、厚労省がここまで腐敗した原因の一端をその前身に見ているのだ。

 それだけに、私は厚労省は解体して新たな組織にする必要があると思っている。

 それが、戦時中に軍国主義教育で育てられた奥田氏の目には違ったように映るようだ。「絶対的権力である内務省の流れを汲む役所」がマスコミに叩かれ続けるのが見ていられないらしい。自分の巨大な影響力で厚労省を救う決断をされたようだ。

 まあ、そこまでするのならお好きなようにやられればいい。私たち消費者には不買運動という強力な武器がある。そんな不遜な態度の実力者を擁する会社の製品を買わなければいいのだ。皆さん、しばらくはトヨタ車を買うのを控えましょう。

 私個人でも一時期車好きが高じて2、3年おきに新車を乗り換えていたからこれまでに7,8台のトヨタ車を買っている。今後、以前のような愚かな車の買い替えはしないにしても、新車を買う場合には絶対にトヨタ車を買うことはない。

 そんな個人的な反発なんぞは、巨大企業にとっては痛くも痒くもないことは百も承知だ。だが、私は諦めることはない。トヨタという会社の姿勢が変わらない限り、周りの人にも不買運動を呼びかけていく。

 「奢る者久しからず」の例えもある。GMの二の舞にならないとの保証はないですよ、トヨタさん。
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兵庫県庁への抗議

2008-11-13 12:16:04 | Weblog
 井戸兵庫県知事は12日、「チャンスと言ったのは適切でなかった。世間を騒がせて申し訳なかった」と謝罪したが、持論を繰り返して発言自体は撤回していない。それはつまり、誤っていないのとなんら変わらないのではないか。

 私は今朝、兵庫県庁の公聴課と秘書課に本名を名乗り、抗議の電話を入れた。秘書課の女性職員は、知事の代弁をして「決してビジネスチャンスというつもりではない。首都圏に一大事があった場合は対応しなければというのが主旨」と繰り返したが、「関西経済の落ち込みの話題の時に出てきた発言だ。落ち込んだ関西経済をどうしたらいいかという話題の時にこんな発言をすればビジネスチャンスと取られるのは当然ではないか」と言うと、黙ってしまった。

 私は仲間たちと募金活動をして神戸市と西宮市で長期間救援活動をやらしてもらったが、その時に仲良くなった被災者達は皆、『次に関東で起きたら行きますよ』と言ってくれている。「チャンスだ」などと言う人は誰一人としていない。いやそれどころか、私の知る被災者の人たちは今回の知事の発言に強い不快の念を持っている。

 さらに、「人間、間違いはある。間違ったら潔く深謝すれば、周囲の対応も違ってくるのに、言い訳に終始している。みっともないですよ」と言って、電話を切った。

 阪神淡路大震災が起きたのは14年近く前になるが、今でも昨日のことのように思い出される。経験したことを含めて被災地のことや被災者のことを思い出すと身体に震えが来るほどだ。

 地震が起きた直後、駅頭に立って義捐金を募ると、一万円札を含めて大金が募金箱に次々に投じられ、初日などは10人に満たない人数で数時間行った募金活動だったが、30数万円が集まった。協力してくれる人たちは口々に「よろしくね」「頑張ってきてね」と熱く応援してくれた。

 多額の義捐金と大型のヴァンに物資を満載して我々は被災地に向かった。被災者からは心の底から喜びの声を頂いた。中には涙を流して物資を受け取る人もいた。

 我々は、神戸市長田区役所近くの公園にテント基地を設営して活動の拠点とした。そこで寝起きしていたのだが、厳しい冬の寒さは否応なく我々ヴォランティアを苦しめた。公園に設営したテントに吹き込んでくる六甲下ろしの冷たさは、半端でない寒さであった。また、毎夜のように起きる余震も我々を恐怖に追い込んだ。

 テントを飛び出ると、地元の被災者たちも起きてきて、「怖いなあ」と恐怖を共有したものだ。そこには安っぽい同情や上下関係はなかった。心の底で繋がる連帯感が生まれていた。

 井戸知事は被災当時、兵庫にいなかった人だ。だから、あの恐怖や寒さ、そして連帯感を味わった経験がないのであろう。そうでなければ、あんな軽はずみな発言をするはずがない。一度時間をかけて、あの時被災者がどのような思いをしたか県民達と向き合ってみるべきだ。それでなければ、井戸知事には震災を語る資格はない。
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NEWS23の終焉

2008-11-13 00:37:21 | Weblog
 TBS関係者の話によると、「NEWS23」の終焉が正式決定され、来春の番組改編期には30分枠のニュース番組になるとのことだ。これで約20年間続いた11時台の“ニュース戦争”からかつては「報道のTBS」と言われた民放TVが撤退することになる。番組の誕生の一端に関わった者としてやはり一抹の寂しさが残る。

 その代わりに、現在「23」のキャスターをしている後藤氏を配して夕方の番組を1時間ずらして6~8時枠にする決定がなされたとの事。これも、結局は、NHKの7時のニュースがここのところ常に高視聴率を挙げていることから「二匹目のドジョウを狙った」事は見え見えであるし、経費削減の一環として(制作費はヴァラエティよりも格段に少なくて済む)出された苦肉の策で、決して前向きなものではないことは内部の人間に聞かなくても業界を知るものなら容易に想像がつく。

 TBSのここのところの凋落傾向はギョーカイでは常に話題の中心だが、現在の執行部、麻生政権と同様、迷走状態に入ったと見ていいだろう。一日も早い執行部の大幅改造が望まれるところだ。さもなくば、下手をすると「振り向けばテレ東(テレビ東京)」どころか、テレ東の後塵を拝することも現実になるだろう。
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給付金ですと?

2008-11-12 10:30:21 | Weblog
 政府・自民党が計画している「定額給付金」を巡って大揺れだ。

 それにしても、バカなことを考えたものだ。我々の税金を偉そうに「給付金」などと銘打って選挙民のご機嫌取りをしようとする、その浅はかな考えに私は怒りを覚える。

 景気浮揚策だと麻生氏は言うが、2兆円もの巨額の金を使ってGDPにして0.1%の押し上げにしかならないのならこれは愚策と言うしかない。

 先ず第一に、その財源だが、財政投融資特別会計の金利変動準備金から引いて来ようとのことだ。バカげている。実に馬鹿げている。この金は国の借金返済に充てられるはずのものだ。それをこんなばら撒き愚策に使って良いはずはない。マスコミはこの点ももっときちんと国民に丁寧に説明して欲しい。

 政治は生活と直結しているという民主党の言い方を意識するあまりにこんな愚策を思いついたのかもしれぬが、国民を愚弄しているとしか言いようがない。お小遣いが欲しくて我々は税金を納めているわけではないのだ。苦しい生活の中から税金をあらゆる場面で取られているが、我々は国の運営に必要だから仕方がないと思い込むようにして何とか自分を納得させているのだ。理想を言えば、少しでも明るい未来のために使って欲しいと願っているのだ。

 しかしながら、そんな国民の想いなど政治家や高級官僚の耳には全く届いていないのだろう。だからこそこんな愚策を思いつくのだ。

 確かに、生活困窮者・家庭にとっては、数万円でもこの世知辛い年末を乗り切るのに役立つかもしれない。だが、それとてたかが一時しのぎに過ぎない。それよりも、収入の少ない者でも安心して暮らせる医療や年金制度を充実させることの方が健全だ。また、多くの世帯にとっても、数万円など生活支援と言える金額でもない。有難味もさしてないまま財布にしまわれてしまうだろう。

 それに、こんな愚策を実行するために、どれだけの税金と労力が使われるのか、麻生氏は考えたことがあるだろうか。今、地方自治体は、自分たちにどんな重荷が降りかかってくるかと戦々恐々としている。

 政府は今のところ、各世帯が自ら自治体の窓口に出向いて給付申請する形式を考えているようだが、これなんぞは、横行している振り込め詐欺を結果的に“応援”することになりはしないか。様々な手口でお年寄りを翻弄する詐欺集団が新たな手法を生み出すシステムになりかねないと私は危惧している。

 いずれにしても麻生さん。今からでも遅くはない。国民に頭を下げてこの案を引っ込めましょうよ。そして、より有効な対策を打ち出しましょう。民主党がぶっ飛ぶような策を、ネ?
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加藤一郎氏、逝去

2008-11-12 09:23:58 | Weblog
 東京大学総長代行や総長として「東大紛争」の収拾にあたり、その後、政府の審議会委員などを務めた加藤一郎氏が11日、死去した。86歳だった。

 「加藤一郎」と言えば、我々全共闘世代にとっては記憶に深く切り刻まれた名前だ。東大紛争の対応に失敗した執行部の退陣を受けて総長代行として交渉の場に送り込まれてきたが、物腰の柔らかさとは逆にやることは結構手荒く、キャンパスに機動隊を入れるのを厭わず、学生から畏怖された。最終的には全共闘がロックアウトしていた安田講堂への攻撃にゴーサインを下したのも加藤氏で、政府自民党からその手法を高く評価された。

 キャンパスに穏やかな日々が戻ったが、改革にほとんど手をつけることなく紛争処理したために東大は未だに多くの問題を抱えている。特に、医学部と「白い巨塔」東大病院の旧態依然とした実態には疑問の声が多い。
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