あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

星組観劇②

2016-10-03 00:42:06 | 宝塚
「桜華に舞え」2回目観てきました♪
加美乃素貸切公演で~す♪

今回はバッチリ内容を理解して物語を楽しむことが出来ました(^^)
やはり一回観てるから~(笑)
方言にも慣れました(笑)

殺陣のシーンの疾走感。
それと対比するかのようなのどかな薩摩での暮らしぶり。
下級武士なので生活は農夫と変わらないのね~なので鍬をかついで楽しそうに田畑を耕し、のんびりと家族で過ごしています。
決して豊かな暮らしではないけど、家族や友人に囲まれてみんな幸せそうです。
それだけに望んだわけでなく時代に翻弄され、敵味方となって戦う戦闘シーンがより哀しく残酷に映ります。

武士は戦うことが仕事。
戦いが必要のない平和な世の中が来たとき、無用の長物とされてしまいます。
歴史は繰り返すのね。
士族たちのやるせない思いは日増しに強くなり、止めることのできない流れとなって溢れだします。
彼等が無軌道にならないように西郷隆盛や桐野利秋(みっちゃんの役ね~)のようなまとめ役、旗頭が必要とされていたのです。

桐野の同郷の親友(紅ゆずる)は、維新の際に政府派遣の留学生として英国で勉強し、新政府の力になろうと帰ってきたのに心ならずも桐野たちと敵対する勢力に組することになってしまいます。
本当であれば政府の重要な仕事に就く大久保利通直下で役人として働く彼は、故郷の家族の誇りだったでしょう。
それなのに故郷薩摩の士族たちと政府が敵対する事態となり、家族や友人に背を向けられ涙する姿に胸を締め付けられました。
誰も悪くないのに皆が傷つくこの場面が、その後の悲しい運命を暗示しているようで観ていて悲しかったですね。

戦場に散ることを覚悟の上で西南戦争に赴いた桐野と親友の邂逅の場面は、本当に涙なくしては観れません。
私たちの今の平和な暮らしは、こうした人々の尊い犠牲の上に成り立っているものなのでしょうね。
みっちゃんのサヨナラ公演にふさわしい堂々とした男の生き様見せてもらいました♪
最後の侍として戦場に散った桐野は、朴訥ながらも誠実な人柄でカッコよくみっちゃんを彷彿させるようなはまり役だったと思います♪

レビューの「ロマンス」は、あちこちで歌詞に「加美乃素」が入ってて(アドリブで)吹き出しそうになったわ~(爆)
極めつけに最後に大階段の上でみっちゃんが「髪の毛ふさふさ~」とか歌い出した時にはほんと笑ったよ~(笑)
最後までイメージガール(笑)としての使命を忘れず、頑張ってました。

最後のご挨拶でも9年間務めてきたイメージガールのお仕事、刺激を貰い楽しかったと感謝の気持ちを語っていました。
加美乃素貸切公演、何度も当選させてもらって見せていただきましたが、長い間3番手の立場で最後のご挨拶にその時のトップコンビ、2番手さんと一緒に立っていたので背負っている羽が他の方に比べると寂しい感じでした。
だからご自身がトップとなられて中央で一番大きな羽を背負って立つ姿を、長年イメージガールをされてきた加美乃素貸切公演でファンの方に見せることが出来て本当に嬉しかったであろうと思います。
羽をあしらった豪華な花束が最後に社長からプレゼントされていましたが、このような素敵なサヨナラ公演をむかえられて本当に良かったと思いました。
途中専科として様々な組に客演され、重要な役を演じ舞台に深みを与えられてきたことも素晴らしかったと思います。
本当にお疲れ様でした(^^)
明日(今日)が宝塚大劇場ラストデイですね♪
素晴らしい公演になりますことを願っております(^^)
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