ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

おおつごもり2015

2015年12月31日 | 日記B

一日の終わり。一年の終わり。黄色い壁に黄色い西陽が当たっています(実は今の写真じゃないけど)

年末の最後くらいはお礼を言います。一年間このブログをご愛顧いただいた方には心から御礼申し上げます。
ブログを書くという行為は、「ブログを書く」という意志と気力がまだ存続していることを確認するという意味があります。
2015年。仕事に関して言えば、回復の望めない出版不況の只中にいて、人員は非出版の事業部に展開。
そのために出版に残留する人にとっては一人あたりの量的な増加がさらに厳しく進みました。
その流れを今までうまいこと除けてきた私もいよいよ今年は逃げ切れず、RPGで言えば中ボスくらいの得意先を新たに2件抱えました。

ブログのカレンダーで見ると6月に8日、11月に9日、それぞれブログを書いていない日があります。
それぞれ、そのころに初めて見る新たな中ボスとの戦いでHP/MPをかなり失っていたためにブログに手が回らなかったということが分かります。
とはいえたかが中ボスです。スクルト2回にバイキルトで身を固めて通常攻撃とメラゾーマでも連打していればなんとかなります。
今まで数年間、都内を自転車でうろつきながらチビ敵とだけ闘って最大HPの増加に励んで来たのは無駄ではありませんでした。


夕暮れのダダバッグ。・・・・さて、来年はどんなことになるのか。

さっき、2011年から2014年までの自分が残した年末最後の文章を見ていました。暮れに何かを思ったり特に何も思わなかったり
いろいろなんですが、昨年の最後はこんな台詞です。

来年の大晦日を今年と同じくらいの安泰と不安定の中で迎えられますように。

さあ、どうだったかな。

実は今年の最終日は1年前には全く思いもよらなかった場所で過ごしています。
いろいろな偶然が重なったちょっとご褒美の様な特別な年末年始になっているはずです。

ですので今年は個人的なことよりもまず世界を祈りましょう。
来年の大晦日が今年より少しでも幸せな人が世界で増えていますように。
私たちは今くらいの幸せでちょうどいいのでこれ以上は望みません。キープでよろ。

よい年をお迎えください。

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12月13日 栗コーダーのクリスマス

2015年12月30日 | ライブ・コンサート

2週間以上前のことですが、記録のために。

栗コーダーのクリスマス 文京シビックホール 12月13日
栗原正己、川口義之、関島岳郎
with 近藤研二、駒沢裕城

近藤さんの名前をゲスト扱いで記さなければならないのはやはり寂しいことです。
今年の1月に新所沢にある松明堂音楽ホールに聞きに行った時に近藤さんの表情があまりに暗くてなんだか心配だったのですが
その後しばらくして栗コーダーからの脱退が発表になりました。やっぱりそういうことだったのかと思いました。
その5か月前に15年一緒に暮らした愛猫マルオを亡くしたことももちろん影響していたと思います。いずれにしても近藤さんには相当にヘビーな時期だったんだと思います。
栗コーダーは3人になった後も他のミュージシャンとのジョイントなどで元気に活動しています。でもやっぱりできれば4人そろっていてほしいのは言うまでもありません。

文京シビックでのクリスマスは毎年ペダルスティールギターの駒沢裕城さんと。時に甘くはちみつのようで時に静謐な月光のような彼の出す音が大好きです。
ゆずや矢野顕子や奥田民生や長渕剛や、いろんな人のアルバムでその美しい音を聞くことができますが、一番有名なのはやっぱり荒井由実のアルバムかな。
みなさんのご家庭に「ひこうき雲」があったら7曲目「そのまま」を聞いてみて下さい。
曲のはじめからずっとその音が聴こえていますが1分30秒前あたり、1番の終わりか始まる間奏が駒沢さんのペダルスティールです。とっても美しい。
今回はクリスマスコンサートでしたから讃美歌やクリスマスキャロルがたくさん。
普通のギターみたいに指で違う場所の鍵盤を押さえられないスティールギターでまるで鍵盤楽器みたいに和音を弾けるのが不思議。

と、栗コーダーを脱退した人とゲストの話ばかりになってしまいましたが、コンサートは本当にいつも通りのゆるい楽しい物でした。
基本的にしゃべりが関島さん主体になったのでいつもよりは秩序正しかったかな。そうでもないか。

4時半に始まって6時半で終わるコンサート。
師走の春日でさあ何を食べようかということになりましたが、ワインバーもビストロも青いナポリも行かないで
とんかつ「せんごく」でエビフライを食べました。それが我が家のベストな選択。
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北京厨房料理のクォータープレート

2015年12月29日 | 食べ物のはなし

仕事最終日のお昼ごはん。宇田川町界隈のお得意様何か所かに御挨拶に行った帰りにK君(私のBD-1を引き取った奴)の案内で入った中華料理店。
780円からのランチがかなりボリューミーでお得感満載。黒坦々麺を頼むとそれにたくさんのサラダ、麻婆豆腐とご飯、杏仁豆腐がついてくる。
味もなかなかでKの坦々麺とK部長のスープを飲ませてもらったがかなり美味い。店名に北京とついてこの坦々麺は立派な四川だ。

私はと言うとカレー。これも麺類と同じようにサラダ、麻婆豆腐とご飯付と書かれていたけど、こちらのは別皿ではなくてワンプレートでどんと来た。
ひとつのお皿にカレー、麻婆豆腐、炒飯、白飯が一度に乗っている姿はなかなかの迫力。
カレーは意外にもチャツネ?の甘みのある欧風カレー。ボンディ風とでも言えばいいか。かなり美味い。
食べ進んでいるうちにいろんな組み合わせが混じって来る。カレー×白飯×炒飯×麻婆豆腐でいったい何種類の組み合わせがあるのか。
また欧風カレーと四川風麻婆豆腐と言う違う種類の辛さの組み合わせは人生でも初体験だったが最後まで渾然一体を堪能した。

モンベルビルの上の路地を少し入ったビルの2階。食べログ3.13と地味な点数だけど私的には3.71くらいかな。
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エレベーターの中での立ち位置

2015年12月28日 | 日記B

飯田橋駅。有楽町線ホームと改札階を繋ぐちいさなエレベーターの中。
しょっちゅう乗っているのに床がこんな風に人の足で踏まれた擦れてこんな形に塗装が剥げています。
下側が入口に近い方向です。やっぱりドアに近いところに立つ人が多いんですね。
奥に向かって左右に2本の角のようになっています。複数の人がいた場合、人は後ろにまっすぐに下がるのではなく
右奥か左奥に斜めに動いて詰めることが多い、ということがこの床の擦れ痕から分かります。
「オセロの角取り現象」と名付けました。

でも、私がこの床の模様を見てまず最初に何を思い浮かべたかと言うとこれです。

クマのプー太郎 (c)中川いさみ 


わかる人だけわかればいいです。
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ダダバッグとフロントライトとの干渉問題

2015年12月27日 | 自転車生活
RX3へのフロント「ダダ」バッグの日記の時に、「欲を言えば位置がもう少し低ければよかったかも。上がハンドルと同じ高さ位に」とコメントがありましたが
まったくその通りで、それは見栄えの問題だけでなく実用上の大きな問題を含んでいました。ハンドルにつけていたライトの灯をすべてフロントバッグが遮ってしまうのです。

もちろんこのことは分かり切っていたことですので、対策はいろいろ考えていましたが、一番手っ取り早くミノウラのアクセサリーホルダーでライトを少し上に上げました。


ライトをつけてみるとこんな感じなんですが、これは自転車のすぐ近くに立って撮影している状態で、実際には光はもっと離れた低い位置にいるドライバーの視界に入って
なおかつ、光の中心部分が直撃しないくらいの俯角を持たせないといけない。歩行者にもまぶしくないようにしないと。


ということで実際の走行中は水平より10度くらい下向きにするのですが、そうするとかなりの部分がダダバッグのフタに直接あたることになります。
本来の目的である自転車の前の路面を照らすという目的もほとんど果たせません。

一番簡単な解決法は、ライトをバッグより下にするってことなんですが、そうすると走行中にライトに手が届かなくなる。
夕方走っている時に走りながらライトのスイッチをオンにすることができないのは私には辛いことです。なぜなら私はめんどくさがり屋なので、一度停まって降りてがいや。
バッグのメーカーも、こうなることは分かっているんだから、解決になるいいパーツを作ってくれるといいんだけど。いっそのことライト内蔵のバッグとか。
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サルビアアトリエ

2015年12月26日 | TOKIO散歩

神楽坂。日本出版クラブの真向かいにある「もじゃハウス」。


トタンとコンクリートブロックともじゃ蔦。
そういえば「トタン」って何語だろうと調べてみたら『語源はポルトガル語の Tutanaga(亜鉛)といわれている』と書かれていた。へ~。


絵画教室サルビア アトリエ。
昭和7年生まれと言いますからつや子と同じ生まれの渡辺幸子さんがここで子どもたちに絵を教えています。(大人も学べます)
これだけ特徴的な建物なのでテレビでも時々取り上げられるみたい。「ちい散歩」とか「有吉くんの正直さんぽ」とか。

写真を撮ったのは12月24日の朝10時くらい。
今年最後の見本本を提出しに近くの出版社に行った帰り。
2015年のお仕事すべて終わりました。終わってる人はお疲れ様。もうちょっとに人はもうちょっとがんばって。
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田渕亭冬の陣7  2015 

2015年12月25日 | 田渕亭 夏宴&冬宴
等々力での冬の宴。最初夏のバーベキューだけだったのにいつの頃からか冬もやるようになって早?年。
PCに残っているagoメールだと冬宴会が登場する一番古いのが2009年。
この年に宴会専用部屋のリフォームがされているので、本当に2009年が初冬なのかも知れません。
だってこの部屋がなければ大人数で室内は無理だからね。ということでタイトルに7を追加。


乾杯っス。


前菜。だんべが作ってきた焼き鯖鮨美味しかった。酢飯の中に生姜が混ぜ込んであるそうです。


きりたんぽ。


りらの牡蠣鍋。

あとデザートに東京バナナ。
以上!

この楽しい集まりの唯一と言ってもいい問題点が食材の量に関する問題でした。毎年毎年とにかく余る。
持ち寄りや買い出しでかなりの量のオードブルやつまみが並ぶので、メイン料理が出た時に意外とみんなお腹が空いてない。
おまけに宴も酣(たけなわ)になってくるとみんなしゃべりの方が忙しくて物を口に入れる暇がなかったり。
そんなこんなで最後にかなりの量の持ち帰りや生ゴミを出してしまっていつも辛いなあと思っていたのでした。

今年はようやくそれが改善された最初の年として永遠に記憶されるのではないでしょうか。
きりたんぽも数年前なら米を搗き、鶏ガラを煮出すところからやったんでしょうが、今回はどちらも出来あいです。
量もやや少ないんじゃないのというくらいで、お鍋の中もきれいになくなっていました。
3時から9時くらいまで飲んでいたので、帰る頃には少しお腹が空きはじめていたくらいですが、それでも余るより100倍まし。
是非これくらいの計算で今後も続けていきたいものです。てゆうか毎年メニューこれでいいじゃん。


誰もカメラ持って来てなかったですね。いちばんたくさん写ってるのでこれかな
参加者を伝助順に、上野なおみ先輩岡坂たまきのんうてここすぎちゃるみしばたもとこだみぼるだんキミ。ついかであずさ。先生入れて16人でした。


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フロントバッグ インストール

2015年12月24日 | 自転車生活

積載能力に問題があった新車のためにオルトリーブのフロントバッグを取り付けました。
オルトリーブ アルティメイト6クラシック ホワイト F3106 Mサイズ って奴です。
オルトリーブは防水のメッセンジャーバッグメーカーとして有名。

ほどよい大きさ。白と黒のコンビの切り返しが新しい自転車のカラーリングにマッチするかなと。
写真を撮っていて気づいたんですが、なんとなくアレに似てませんか。

ダダの顔。

ということでこの自転車はダダ2号という名前になりました。

カメラ、カッパ、鍵、小さいリュック、マルチ工具が入ればこと足ります。
マグネットのふたが開くのがハンドル手前側なので自転車に乗ったまま必要なものを出し入れできるのが便利。

バッグをつけ外しするボタンに鍵がついていて盗難防止になっています。
バッグははずせなくてもフタそのものにロックはないので中身は盗み放題です。面白いの。
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安心して下さい。はいってません。

2015年12月21日 | 食べ物のはなし
日曜の昼に巣鴨で鰻を食べていましたが、実は前日の土曜の昼にも巣鴨でタンメンを食べていたのでした。

「昭和歌謡ショー」というそこそこ有名なラーメン屋さんの白タンメン。
塩味のタンメンではなくその店自慢の白醤油で作ったタンメン。
注文を受けて一人前づつキャベツを煮出しすスープが滋味たっぷりで美味しいです。


無化調を全面的に謳っているラーメン屋さん。なかなかの達筆。
世の中、別にうまみ調味料に不安を感じている人ばかりではないと思うのですが、その辺は店の好き好きで。
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菊・桜・松・竹・梅

2015年12月20日 | 食べ物のはなし
日曜の午前中、また巣鴨までゴルフの練習に行っていたのですが、その帰りに地蔵通りの鰻屋さんに入りました。
ここ、うな重のメニューは5つあります。菊・桜・松・竹・梅
こういう時ってやっぱり困ります。
どれを選んでもどんなものがどれだけ出て来るのか知らされてもいないのに、ここからどう選べというんでしょう。

客のことを思うなら、それぞれに説明が書いてあって、えーとたとえば
菊:宮城県の最高レベルの養殖場で育ったニホンウナギを当店で一番の職人が一人前280gを焼き上げたもの
梅:中国山東省産のヨーロッパウナギ140gをアルバイトが昨夜のうちに焼いておいたものを電子レンジで・・・

みたいに教えてくれれば、じゃあどれにしようって考えることもできるというものです。
(ちなみにこのお店は天然ものはまた異なる価格設定があるので、どれを頼んでも養殖なのは間違いないです)
ですが、当然そういった説明は何もなし。違うのは値段の差だけ。
普通他の商売で成立しにくいですよね。いいから財布の中見て自分で考えろや、みたいな商売。

いままでは日本人らしく、じゃあ真ん中の松でふたつ。みたいな逃げ腰だったのですが、今日はちょっと挑戦しました。

「松1つと竹ひとつ」

さあ、どういう差をつけて出て来るのか見せてもらおうじゃないの。という作戦です。

あまり、夫婦で来て「松と竹」っていうお客はいないのかな。一度注文を伝えに行った人がまた戻ってきて
「松おひとつに竹おひとつ、、、でよろしいんですよね」と確認しに来ました。動揺してる動揺してる(笑)

そして待つことしばしで出てきたのがこちら。

どうよ。けっこうきっぱりと差をつけてきました。逆に差がありすぎなんじゃないかと心配になるくらい。
これが「松二つ」という注文だったら、2個とも右側の小さいのが出て来ても、あ、こんなもん?と黙って食べていたかも。

ちなみにこの大きさの差は私とRさんの食べる量にちょうどあっていたので、選択としては悪くないです。
たぶん左側の2個だったらRさんが残しますね。

しかし実際にはまだ上に2種類、下に1種類未知なるランクが残っている。
1ランク違いでこれだけ差があるとすると、じゃあ菊を頼んだらどんなのが出て来るのか。松の鰻が2枚乗って来るのか。
しかしそれなら梅だの桜だの分かりにくくしないで特大・大・並・小・極小とかにすればいいんじゃないか。
それともこんどは品質的な違いもからませてくるのか。

まだまだ謎はつきません。あ、ちなみにどっちも美味しかったです。

大きさの他にお重のフタの模様のあるなしも違う。


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BD-1 Capreoのセカンドライフ

2015年12月19日 | 自転車生活

2005年から10年間、私と苦楽を共にしてきたBD-1 Capreo。
新車購入によっていよいよ引退かと思われていたこの自転車は、どっこい現役でまだ乗られていたのでした。

会社で自転車を買い替える話をしていたら、同じ課のK君(37才くらい)が「捨てるんだったら下さい」と申し出て
10月の初めころに、板橋から引き取って行ったのでした。
ハンドルポスト折り畳み部分の不具合と危険性については十分説明して、乗るのだったら確実に直して乗ることとと約束したうえでのこと。
偶然にも彼の奥様の実家が、西荻窪の和田サイクルのほぼ真向いということでその日のうちに車で運んで修理。そこからがすごい。
今までスポーツタイプの自転車に乗ったことのなかったK君は初めて乗ったBD-1の軽さとスピードにびっくり&感動。
その日から昼も夜も自転車でかなりの距離を走り始める生活に変わってしまいました。

自宅は朝霞市。会社の在る飯田橋までは軽く20km以上ありますが、いきなり自転車通勤を開始。ちなみに私は往復で12km。
朝霞から川口工場に立ち合いに行ってそこから飯田橋の会社に来て夕方渋谷一往復して夜朝霞に帰るとか。
今まで特に運動もしていなかった奴がいきなり平日に100kmを小径車で走っちゃうってなんなの。お尻いたくない?平気っすよ~、だって。

工業高校出身だった彼は筋金入りのDo it Myself派だったので自転車いじりにも徐々にはまり込んで行きました。
一週間後にはタイヤチューブの交換、リムテープも貼り換え。
二週間後には以前だみあん先輩が言っていたチェーンを切ったり繋いだりするやつを手に入れて使っていました。
一番最近はボトムブラケットの交換とかをしているそうです。もう何言ってんのかわかりゃしない。


今のBD-1のスプロケットの写真。この写真を会社の食堂で見せられた時、思わず目頭が熱くなりました。
彼がBD-1を引きとって行った時、この部分が10年分の脂と埃でどんなに汚かったかよく覚えているので。
こんなガチャガチャしたパーツ、はっきり言ってきれいにしようがありません。
でも彼は9枚のギアを全部ばらばらにして1枚づつ磨きを入れて行ったそうです。

自転車を趣味とする多くの人がこういうことを日々やっていることは知っています。
できる人にはなんでもないことなんでしょう。知っています。
でも、それができない人から見ると、やっぱりなんか泣けちゃうんですよね。いろんな意味で。感動します。

彼がいなかったらこの自転車は今頃はどうなっていたのかな。粗大ごみの集積場でたくさんの古い自転車の下敷きになって
ただ朽ち果てていくのを待つだけだったかもしれません。

よかったね。BD-1 Capreo 2005。たぶんあと10年くらいは現役で乗ってくれるんじゃないかな。

そうそう。例のハンドルピンの部分。ピンを留めるリングを取り付ける専用工具を買ってはずれても自分でつけられるようにして、
それからそのリングが取れてしまう原因となる部分に溶接をしてまずはピンが取れなくしてあるんだそうです。
できる人ってかっこいい。
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秋から冬

2015年12月18日 | 後楽園円月橋日記

12月12日の日記で世界を茜に染めたあの樹の今日の姿

あの時の赤は

今はこんな場所や


こんな場所で土に還る途中


まだ最後の頑張りを見せている木もありました


黄色が好きです
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愛宕神社の出世階段でロケ

2015年12月17日 | TOKIO散歩

晴天の午前11時23分。この先にあるMORIタワーでの会議の帰り道。あまりにも黄色が鮮やかで。
この正面に例の長い階段があるのですが、階段の正面からは撮影できませんでした。


なぜかというと正面にはこの方たちがいたから。何かのバラエティ番組のロケみたい。
闘走心と書かれたTシャツを着た中央の人が、なんとなくこの階段を一気に駆け上がるようなそんな企画ではないかと。
「10秒で登り切れるか!」みたいな?
「チーターとどっちが早いか」とか。「逆立ちで上まで行けるか」

残念ながら撮影の本番を見ていくことはできませんでした。
誰か放送を見た人がいたら何だったのか教えてください。確かロケバスは日テレのでした。
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リフォーム2015 Final いまさらですがキッチン紹介。

2015年12月16日 | リフォームPart 1&2

すっかり紹介するの忘れてましたが、5月のリフォーム終わって4畳のキッチンはこんな風景になりました。

システムキッチンはクリンレディ。
今までに見てきたインテリア雑誌や渡辺篤夫さんのお宅訪問などで、さんざんマッシブな業務用のコンロや、タイル張りのかわいいカフェキッチン、
はたまた水屋をイメージのおばあちゃんの和の台所まで見て、さあ自分たちはどうしようと夢を膨らませてきましたが、
最終的にはかわいさ、カッコよさよりも、現代的な機能と清潔さを優先してこういう選択になりました。
ガスを点火すると換気扇がリンクして動くとか、タイマーと自動調理機能とか、グリルの両面焼き、触らずに点灯する照明スイッチとか、ちょっと「未来」になりました。

清潔面では内部までオールステンレス。それでもまだ壁に接する背面にわずかな隙間がありましたが、それも目張りテープですべて塞ぎました。
少なくともキッチンのどこからもヤツが進入できる隙はないと断言できます。私たちの暮らしに絶対に存在してはいけないもの、それはG。


半年使ってだいぶ馴染んできました。
キッチン壁タイルはコンロ側の黒っぽいのがインテリアモザイク LIXIL窯変ボーダー、流し側の白いのがLIXILインテリアモザイク 釉季ボーダー。
清潔感のある白いタイル、ちょっとモダン風にボーダータイルで。でも真っ白のボーダーはすでに洗面台でやっているのでここは少しひねって
ほんの少しだけ釉薬の焼きむらで和の香りが漂うものを2色使いで。片側が縦ボーダー、片側が横ボーダーというあたりが私のこだわりです。
コンロ側のタイルを黒っぽくしたのは理由が二つ。一つは油汚れが目立ちにくいように、もうひとつは、調理中に振っているお塩の量がよく見えるように。
床の白いタイルはLIXILスタイルプラス テクノタイル。キッチンの床はRさんが毎日かなり丁寧に拭くので今回は汚れに強い物にしようと考えました。

奥のニッチの棚板もすべて変えました。棚後ろの壁紙をブルー系にしたのは新宿のLIXILのショールームで見たもののパクリです。行けばきっと分かる場所があります。

よく使うものはすべて目の前にぶら下げたくてKAWAJUNのキッチンハンガーシステムを後付け。使い勝手は非常に良いです。


パモウナの食器棚と冷蔵庫は2007年のもの。クリンレディの扉の色は基本的にこの食器棚のエナメルな白に合わせたつもり。

昨日の日記でこの中に非常用の折り畳み椅子を持って来てキッチン飲みをする話を書きましたが、こういう狭いところでたまーに楽しく飲んでいます。
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キッチン飲みのススメ

2015年12月15日 | 食べ物のはなし
キッチンドリンカーになりましょう、というお話ではありません。
大好きな家飲みの進化系として我が家でたまにやるキッチンを会場とした家庭内宴会のご紹介です。

料理は出来立てが美味い。特に焼き物は。では焼きながら食べましょうと言う事で食卓に置く小型のホットプレートがあるのですが
これを使った時のテーブル周囲への油はねが半端でない。リビングの床そのものが油で滑るように感じるくらいです。
リフォーム後の新しい床材はワックスで保護されていないのでこれの上に大量の脂が飛び散ったら全部シミになってしまいます。
それと家じゅうに広がる種物の臭い。翌日に玄関を開けても分かるくらいの臭いが残ってしまいます。

そういう必然から始まったのがキッチン飲み。鉄板焼きは閉鎖されたキッチンの中でやりましょう。

準備段階はこんな感じ。肉と野菜とワインと溶いたタコ焼き粉とタコ、使いそうな調味料も一通り並べて置きます。
コンパクトな折り畳みの椅子をキッチン前に2つ並べます。


がしがし焼いて行きましょう。今日のお肉は野沢の母からもらったランプ肉。焼いているのは換気扇の真下なので煙も臭いも広がりません。
キッチンとダイニングの間はロールスクリーンを下してキッチンを隔離しています。


食べては飲み焼いて食べては飲み。塩。だし醤油。胡椒。バター。味付けはシンプルに。
キッチンと食器棚に挟まれた狭いスペースで飲んでいると、なんとなく学生時代に友達のアパートで肩を寄せ合って飲んでいた時のことが偲ばれます。


〆はタコ焼き。すいません。私生粋の大阪育ちなのに(2歳から8歳まで)すっかりタコ焼きの技術は失ってしまいました。
まあそれでもなんとか丸くして熱々を食べれば美味しいです。

キッチンの床をタイル張りにしたので、その中でならいくら脂が跳ねてもきれいにするのはたやすいです。
ちなみに私この夜は食べすぎたのか、腹痛でかなり苦しみました。美味しくてもほどほどにね。
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