ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

1964 東京オリンピック前

2013年10月19日 | 美術館と博物館
江戸博5階の第2企画展示室で「オリンピックがやってくる」という展示をやっていました。

昭和15年に開催されるはずだった幻の東京オリンピック、戦後の復興、そして1964年の東京オリンピックを
沢山の写真や資料で見せてくれるなかなか楽しい物でした。

展示されていた写真の中からいくつかご紹介します。


東京空襲でドームと3階部分が焼け落ちた後、新たな寄棟の屋根を載せて復興した東京駅のできたての頃。もうすでにこの背の低さに違和感が。


高速道路がなかった頃の日本橋周辺。


日本橋の上に首都高速が覆いかぶさりつつある頃。時間も予算もない中で運河の上に作るしかなかったという事情です。


ワシントンハイツ。昭和29年頃の米軍宿舎。現在の代々木公園と代々木体育館第一と第二、NHK放送センターまでの地域一帯でした。


そこに代々木体育館が建設されたところ。ワシントンハイツはオリンピックの選手村として整備されました。
写真中央に見えている建物群のあたりが現在の代々木公園の正門入口あたり。代々木公園になるのはオリンピックの3年後、1967年です。


神宮外苑、絵画館辺り。まだ現在の国立競技場はありません。これはいつごろなのかな?


こちらがほぼ現在の霞ヶ丘あたり。外苑周辺はそれほど大きく変わっていないようです。
これから新しく建設予定の国立競技場に大きすぎると否定的な声が上がっているようです。何か変更はあるのかないのか。


代々木第一体育館の設計図面から。

オリンピックの選手村跡地のもう一つの再利用については明日また続きます。
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