アルクK隊 Kanagon

K と P (Partner) のアルクK隊ブログ
  2010.05.22

涸沢 (2300m) 往復

2007年10月06日 | 登山
アルクK隊 登山報告
涸沢 (往復)
2007年10月6-7日(+8日)
メンバー: K隊 2名
     M会長、Y副会長、イチ、タカ、サチ   総勢7名


2007年10月6日(土)

 松本前泊組の4名と、深夜川口発組の3名が松本ICで午前3時半に落ち合う。上高地に向う道路は未明とは思えないほど車が多いが、早朝5時に着いた沢渡駐車場(茶嵐)はさすがに空いていた。
 今年一番の冷え込みの中、身支度を整える。空は満点の星。寒い。
 タクシー2台に分乗して上高地へ。6時、歩き始める。
 明神池の手前で猿の群れに出くわす。明神池の売店では小猿を背負った親ザルが売り物のリンゴ(1個200円)を攫って行った。
 しかし何しろ寒い。明神池で早々とコーヒーブレイク。暖かいものが欲しくなりコンロを出す。人心地がつく。
 順調に徳沢を過ぎ、上高地から3時間後の9時横尾山荘に到着。さすがに人は多く、トイレが行列。今晩の宿であるが通過。
 そのまま本谷橋へ向う。前回と違ってテント&食料が無いので、思っていたほどの急登とは感じないが涸沢直前の登りはきつい。
 11時半に涸沢ヒュッテに到着!上部は紅葉で手前は3分咲きといった趣だが、充分な達成感。素晴らしい!相変わらず穂高は聳え、カールは色様々なテントで紅葉の感あり。
 ヒュッテでゆっくりと昼食を取り、生ビールに手が出る人も。快晴で日差しは痛いほど強い。朝の下界の寒さが嘘のようだ。
 1時間ほどの休息&写真撮影会のあと横尾へ向って下山開始。しかし登ってくる、人、人、人。道が狭くすれ違えない場所が多く下りは停滞につぐ停滞。一度、登りの人を避けるため端を歩きすぎて、浮き石で滑落の一歩手前の危機有り。気をつけなければと、慎重に歩くが久しぶりの山歩きのせいか小石に躓く。走るのと山の下りは筋肉が違うと思い知る。山は山で鍛えるしかない、との山の師匠の言葉が思い出されました。
 16時、先発隊3名に遅れること30分で残りの4名も横尾山荘に到着。
 16時半からのお風呂に入り汗を流す。石鹸もシャワーも使えないが、充分に疲労回復感があり気持ち良い。その後ビールで乾杯のあと夕食。部屋は予約してあったが、この時期は6畳部屋にに8名の決まり。我々は7名なので単独行の人と相部屋になった。談話室の急ごしらえの寝床は膝を立てて寝る様子なので6畳に8名でも充分幸せだ。
 翌朝から奥穂に向う単独行の彼と一緒に部屋で宴会。前の部屋の人に”静かに”と怒られるが、静かに飲み続ける。就寝。

2007年10月7日(日)

 今日は上高地に下りるだけなので、ゆっくりと朝食を摂り7時に出発。
 明神池でビール&間食で休憩し、登りとは逆で梓川の反対の木道を歩き河童橋手前で穂高の大撮影会。
 タクシーで茶嵐に正午、無事到着。坂巻温泉旅館で汗を流し、道中で美味しいお蕎麦を頂き松本ICから更埴経由関越道へ。しかし、横川あたりから流れが悪くなり大渋滞。関越道への合流を右に曲がる寸前に、2台で急遽左折。
 本日の帰京を諦めムラ氏の松之山温泉のログに泊まることにした。松之山温泉に8時過ぎ到着。(イチさん、飛ばしすぎ!)この日は温泉のハシゴです。(笑)

2007年10月8日(月)
 翌朝、関越道を一路東京へ。
 皆様、お疲れ様でした&ムラ氏、ありがとうございました!!
 今年は紅葉のピークが例年より遅く残念でしたが、天候は二日間とも最高で&松之山のおまけ付きで本当に楽しい三連休でした。

教訓:山で鍛えなおします。

記: K



紅葉(涸沢への登り)




紅葉前のななかまど




紅葉(涸沢)

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