アルクK隊 旅行記 (P編)
京都
2012年11月4日
ハイキングの翌日は母と日帰り京都散策に行って来ました。
8時過ぎ自宅を出発、10時前に阪急四条河原町に到着。
最初の目的地銀閣寺に向かうバスに乗る前に、開店前のTデパートに並ぶ列を発見。
何の列かと聞いてみると、大阪では有名な塩昆布の「神宗」の先着限定お徳用パック
を買う為に並んでいるとの事。
こんな機会はめったに無いと思わず一緒に並び、制限の一人3袋をめでたくゲット。
これからの散策に重たい荷物を持って歩く事となってしまった。
銀閣寺道行きのバスに乗り込み、30分程で銀閣寺の哲学の道入口に到着。
01 銀閣寺 哲学の道
連休の土日とあってか、朝早くからとても人が多い。
02 銀閣寺参道
観光地には人力車があちこちに見られる。
03 人力車
銀閣寺に向かう入口から外れ、脇道へと入っていくザックにストックの人たち。
人づてに聞いていた大文字焼きの山の山頂へ行くのだろうかと後をついていくと、
「道行者の森 大文字山参道」の石碑がある。
04 大文字山参道石碑
天気も良く山頂からの景色を期待し、人の流れに身を任せて山頂へ行ってみることにしたが、
広い車道を上がりきったところで人の行列、どうやらこの先の登山道が渋滞らしい。
05 大文字山登山口
少し上がってカーブの先が見えるようになると、登山道入口の狭い階段に人の列が見えた。
06 大文字山登山口の渋滞
ようやく渋滞の細い道を抜けるが、その先も前後に続く人の多さにさすがに圧倒されてしまう。
07 大文字山登山道
あちらこちらに案内の紙が貼ってあり、ようやくスポニチハイキングツアーの団体だと気づく。
08 ハイキングツアーの案内
最後は急な階段、ツアーの人たちと声を掛け合い何度も休みながら、ようやく歩き始めて
1時間弱で山頂に到着。
山頂は大勢のツアー参加者の人たちで既に埋め尽くされていた。
09 大文字山山頂
山頂からは予想をはるかに上回る京都市内一望の絶景が広がっていた。
10 大文字山山頂からの景色
市内右手の低山には「妙」と「法」の文字が。
11 「妙」と「法」
山頂からは登って来た登山道とは異なる「大」の文字の横を下る階段状の道があり、
ツアーの人たちが下っている姿が見えた。
12 大文字山山頂直下の下り
上がってきた樹林帯の道を下るのをやめて、ツアーの人たちと同じ景色の良い
下山コースを選択し、景色を見ながら注意深く階段を下り始める。
13 山頂からの階段の下り
途中の分岐からは目的地となる銀閣寺へ行くためにツアーの人たちとは別れ、
登って来た道の方へ戻る。
ツアーの人たちがいなくなると、子供連れの和やかな登山観光客がちらほらと歩いていて、
先ほどまでとは打って変わって静かな雰囲気になる。
ほどなく登って来た時には大渋滞だった登山口へ到着、当初の目的地の銀閣寺へ向かう。
14 閑散とした登山口
今朝脇道に逸れてしまった銀閣寺入口へ戻り、ようやく銀閣寺に到着。
ハイキング姿の人とは無縁の一般の観光客で賑わっていた。
15 銀閣(観音殿)
16 銀沙灘・向月台と銀閣
17 境内展望所から見た眺め
18 錦鏡池と銀閣
紅葉にはまだ少し早かったものの、ゆっくりと銀閣寺を堪能。
次の目的地である永観堂まで哲学の道を歩く。
19 哲学の道へ
20 哲学の道を歩く
21 哲学の道脇の破水のカモたち
カフェや工房、お土産物屋等が左右に並ぶ小道をゆっくりと歩き、
20分ほどでもみじで有名な永観堂に到着。
22 永観堂南門
永観堂は境内だけではなく、釈迦堂や阿弥陀堂等の中に入ることが出来る。
23 釈迦堂中庭
24 臥龍廊
重要文化財にもなっている左側を向く珍しいみかえり阿弥陀が御本尊。
25 みかえり阿弥陀のある阿弥陀堂
東山の高台には多宝塔という二重塔がある。
26 池からみた多宝塔
27 池と紅葉
建物内と境内を一周、紅葉しはじめの景色を満喫し、次の目的地南禅寺へ向かう。
10分ほど歩くと南禅寺の北門「大寂門」に着く。
道に突然門があり、なんだか不思議だがいかにも京都らしい風情。
28 大寂門
南禅寺前の蕎麦屋で少し遅い昼食をとり、南禅寺境内へ。
南禅寺は建物の中には入らず、脇から奥に向かっていくと、レンガ創りの橋が見えてくる。
説明書きを読むと、どうやら琵琶湖の水の破水路らしい。
かなり立派な水路橋で、昔見たテレビドラマで見覚えのある景色。
29 南禅寺境内の水路橋
30 横から見た水路橋
更に奥に向かっていくと、最勝院というこじんまりとした寺があり、
とても雰囲気のいい紅葉並木の参道で、思わず足が向く。
31 最勝院参道
境内には二つの木がからみつく縁結びの松がある。
32 縁結びの松
南禅寺三門に向かい、建物内上部に上がっている人を見かけるが、
かなり足が重くなってきていたため、上がるのは諦めて門をくぐり外に出る。
33 南禅寺三門
ここからは、当初の予定では今朝到着した四条河原町に向かって戻ることになっていたが、
もうひと頑張りして近くにある知恩院にも足を延ばすことにした。
34 南禅寺から知恩院へ
大通りに出ると遠くに平安神宮の大きな赤い鳥居見える。
35 平安神宮の大鳥居
しばらく歩き坂を上がっていくと、国宝知恩院三門が見えて来た。
36 知恩院三門
残念ながら時間切れで中には入ることが出来なかったが、大きく立派なこの三門が
見れただけでもよしとした。
この時期はどこの寺でも夜間紅葉ライトアップが行われており、今日まわった銀閣寺から
南禅寺でも行われているが、知恩院でも同様に行われており、それに合わせて様々な
催し物が行われるらしい。
今日は、きものショーが行われるとの案内板が出ており、それを見てから帰ろうかとも思ったが、
始まるまでは少し時間があったのと、見てから帰るとかなり遅くなってしまうため、
今回は断念して、後ろ髪をひかれつつ家路に向うこととした。
37 ライトが灯る知恩院三門
四条河原町へ向う途中に八坂神社があり、既に薄暗くなりつつあったが、
ここまで来てものすごい観光客の多さに圧倒される。
38 八坂神社
八坂神社から四条河原町に向かう道にも、観光客があふれており、
ぞろぞろ行列となっていて、歩くのも大変なほどだった。
ほどなく祇園に到着、夕暮れの祇園にはまだそれほど人出はなかったが、
夜に向かって除々に賑わうのだろう。
39 夕暮れの祇園
せっかくだからと京都で夕食をとってから帰ることに決め、先斗町に立ち寄ってみるが、
飲み屋が多くこちらもまだ人はまばら。
40 先斗町
次回は先斗町でゆっくり飲みながら食事をしようと心に決め、先斗町を後にする。
41 四条河原町
四条河原町に戻る頃にはすっかり日も傾き、スタート地点となったTデパートで京料理を食し、
重たい足を引きずりながら京都の町を後にした。