富貴蘭の四季

富貴蘭の四季と魅力

黒牡丹系

2009年06月29日 | 黒牡丹
黒牡丹は確かに金牡丹より作り易い。が!しかし、時々失敗する。
やはり、根根が細いしヤニも出すため調子を崩す事がある。特に白い縞が入るタイプの木。
縞の部分が葉焼けしやすいたい。

黒牡丹白縞

後暗みの白縞が入るので勝手に付けた名前。
昨年夏に、ヤニの部分が傷み葉を何枚か振るわせた!
そのせいか、今年の天葉の縞は軽度色が乗っているようである。
仔に黄縞が入ったので親も黄色が入ってもよいのでしょうが・・・・・。
とにかく枯れなくって良かった。

黒牡丹縞

先日紹介した株立ち。
何故黒牡丹縞にしたかと言うと、暗みがやや早いのと白縞も入るが萌黄縞も入るため。
前回は白根であったが日を採るとルビー根や赤根に変化した。

根まで牡丹芸をするんだろうか・・・・・?

月笙

天葉が白黄縞で伸びる月笙ですが、今年の天葉は!???
白に紺線か!?このまま行くと金牡丹ですが・・・・・・。
黒牡丹系も色々変化がある様で面白いですね。これからどの様に変化していくか楽しみではあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金牡丹系

2009年06月29日 | 金牡丹
金牡丹は色々な変化がありとても面白い!ただ木性が難しく、上手く作れない物もある。
特徴ある濃いルビー根が伸びなかったり、下葉が脱水状態になったりする。
風蘭全体に言える事だが枯れてしまう事は少なくターミネーターの様に復活するから根気良く作るしかない。

金牡丹

この木は縞柄の無い金牡丹ですが天葉が黄色く出て、暗んでしまう前に黄色が鮮やかになる木。
ただ5枚目位から葉が脱水状態になってしまう。(何とかならんか!?)

牡丹錦

昨年夏に夏バテを起こした牡丹錦。
今年は何故か元気みたいで、天葉がぶっとい!これも葉中に白縞が入るとその部分が脱水を起こして萎縮してしまう。
毎年3本位新根が出るが長く伸びるのは1本だけ!(何とかならんか!?)

金牡丹黄縞
今年も元気な黄縞の木。

縞の部分が黄色くならず白い所があり、その部分は萎縮している。
黄縞と言うがまだまだ正体を明かさないらしい。

金牡丹黄縞2

この木が曲者で正面は地味な仔です。奥に派手な黄縞の親!(格好悪いから隠れてもらっている!)
櫛目最上の明瞭な黄縞の入って親でしたが上で派手に成り葉焼けを起こしてふるってしまった。
復活を目指して現在ターミネーター化している。地味な仔は保険です。

だいたい、色々な品種を同じ場所で作るのが大間違い!なのかな?
金牡丹系は同じ作場で良いのですが・・・・・・。他の品種とは異なった場所で作るべきかな。そんなに作場に余裕ないですが!



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仁摩錦

2009年06月22日 | 縞物
今年は男性型と言われる梅雨?
今朝は激しい雷雨であった!そこらじゅうベタベタだ!!
ご存知仁摩町で採取されたらしい仁摩錦。立ち葉で白縞を中心に柄があり墨なども流す品種。
その縞は白や黄を混在させる事もある。

白だけの木は伯青龍に良く似ている。
こちらは黄縞が中心の株。
どおも黄縞が中心になると姫葉になるのかも?


仔が同時に沢山付き過ぎて痩せた木になっている様であるが、成長した所で比較するのも面白いと思う。

さて今週のあの木は、と言うと。

付けが少し見えてきた。
親の下葉が紅葉したが、自然に落ちるまで付けておく。これは羆に準じた処置。
次の天葉はまだ見えてないですが、恐らく派手なんでしょうね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国殿2(変化の年回り?)

2009年06月15日 | 建国殿
建国殿(羆青、羆覆輪青を含む)が変化してきている年なのか?
昨年6月30日に建国殿2にルビー根と天葉に細い縞が出たのを記事にしました。
細い白縞は時々出て、焼けを起こし墨になるようですが、今年はさらに変化しているのか太い白中班が天葉に出現。

昨年の細い白縞は葉裏では墨に葉表は不明瞭な縞になりました。
今年の同時期の天葉は白は白でもよーく見ると、片紺覆輪(太い中班)です。

個人的には天葉で柄が白く上がるのは羆または羆覆輪と思っておりますが・・・・。
と言う事はこの建国殿は羆>羆覆輪の青ですね。
この天葉、これから伸びて行くとどんな柄に成るのか楽しみです!

さて今週の羆?はと言うと。

やっと成長が解る位伸びました。
紺の部分が細く派手な葉ですからあまり日を採りすぎると痛むでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒牡丹縞

2009年06月12日 | 黒牡丹
やはり夏ですね~!午前中は心地よい日差しとすっきりした風が吹いていたのに午後から蒸し暑くなりました。
温室の温度も上昇!!午前8時~4時まで充分に日を採る事が出来るようになったが・・・
7月からは今までと同じ作場へ移動予定です。
そうなると、日の出から午後1時まで日が当たりあとはひんやり!
さて、株立ちの黒牡丹縞ですが、結構面白い木です。立ち葉で後暗みの白縞が入る。
株の全ての木に柄があり総柄。牡丹錦の原型かな??

少し見えている根の色が可也面白い。
ルビー根あり、ピンク根、白根あり。


このまま固定?進化するならどの様に進化するのか楽しみではあるが今の所進化の傾向全く無しです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晴れでも曇り

2009年06月09日 | 覆輪
天気予報では今日まで晴れの予報!しかし全く太陽の光は降り注がなかった。
このまま梅雨入り!今年はおかしな天気です。
そんな中、翠宝は元気です。良芸の仔3本を従えています。


親木も上に来てどんどん大きく成って来ました。
16年前に見た翠宝と同じ様に成って来ています。あの時は大阪の某専門店で株立ち4鉢あったかな~。
覆輪の継続性が抜群に良い品種との事であったが正にその通りですね!
もお増えなくて良いからこのままバランスの良い株立ちに成って欲しいものです。

今週のあれ!は・・・・。

少し葉が伸びましたが超ゆっくりですね。やっぱり亀です!
稚葉を含めて3枚目に紺を乗せたいですが、もう少し陰でも良いのかな~!?

反対側にも赤い芽当たりを発見!
まさか、2匹目のドジョウは居ないでしょう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

増殖中

2009年06月07日 | 満天
少々気難しい満天。
現在7鉢に棚割り中で、総親と一番仔は手元に。お披露目までにはまだまだ時間が掛かりそう。
予定としては九州山採り覆輪種、立ち姫葉、天咲きで距が長い花(今年も同様の花か?)。
(総親)

(一番仔)

仔吹きは良好で覆輪の継続性も良好。ただ、早く外すとこじれるみたい。
総親に割れそうな8番目の仔が付いているがまだまだ外せない。

そろそろ良い名前を考えなくては!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大江丸縞

2009年06月06日 | 縞物
昨年の12月27日に投稿した大江丸縞がこんなに成りました!!!
少し葉縁に赤い所がありましたが、この時期になって真っ赤です。今日プロに、これ本当に大江丸縞?って
確認して来ました。
何人かの人に見てもらいましたが確かに大江丸縞との事。


棚ではやや暗めの所に置いてあるのにこの変化は?と考えた所。
1)根の本数が少なめ
2)昼夜の気温差が20度以上の日が何回かあった
3)簡易水道が井戸水である
4)水温が低い
などなど・・・・。
富貴蘭は棚で変化する!うちの棚でしか見れない変化かも!?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009年06月01日 | 中斑
今日から6月、日差しも強くなり例年の作場へ移動を考えなくては!
今まで温室作りで少々天葉が伸びた。
我が家の曙は中班の柄が安定せず、仔も青だったり、派手だったり。とても良い木とは・・・・・。

でも辛抱強く作っていれば何とかなるでしょう!?もっと良いのを入手する気にはなれない。
この木は墨も有り、これで良いと思っている。

班の部分がもっと黄色で、葉幅のある朧月。これもあまり良くない。

この品種には墨芸が無いのでしょうか?
同じ柄なのに少し曙とは異なりますな~。
両品種とも軸に僅かに泥があるが、下葉を除くと無くなる?
青軸なのは曙透冠!これは軸に泥が無い。割り仔なので環境に慣れるのに少々時間が掛かっているみたい。

同じ様な中班の柄なのに何種類かあるからややこしい。家の棚では曙、曙朧月、曙曙透冠と呼んでいる。

話変わって今日、貴方の資産運用、税金対策に良い物件が、前回あなたが依頼された・・・!と言うTELがあった。
時々架かって来るが、今日はおいらのご機嫌が斜めであり。誰が依頼なんかしてん?このボケ~!で、すったもんだ。これがほど良い気分転換になった!
そんなマンション買う資金があれば富蘭買うわ!!!

あれから1週間が経ちました。
あまり変化ないけど少し伸びたかな。

稚葉の紺覆はと言うと。

何処まで楽しませてくれるんでしょうか?
根はまだ出ていないけど、出るなら今は泥根の方が安心出来る。ルビー根は安心サイズになってから。
先の話だが次の本葉が派手か、同じ様な紺覆なら展示会でお披露目も良いかな。
羆?でした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする