割と練習で一杯一杯。
身体使う作業と、頭使う作業を、
混同しないようにしないとね。
まぁ色々あるのですが。
うっかり逝く時に耳噛んじゃったキジトラとか。
んで、やり返して横っ腹噛んだ俺様とか。
キジトラが楽しく感じるのは、
隠蔽スパイス効果のせい。
やっぱり純粋に美味しいのはドーベルなのです。
思い出して楽しいのは、こういう時だけ。
何か言ってというあたしに向かって、何て言えばいいの?
(ラブ系の台詞は)恥ずかしいよぅ、と言って、
ぐねぐねしたり、目を細めるキジトラ。
目を細めるあたり、さすが、猫科。
玄関でぎゅーっとされ、
「(にゃー♪)…はっ、背筋が…」というあたしに、
ごめんごめん、と笑うキジトラ。
階段のぼってくる足音。
鉢合わせないように、行かなくちゃと思って、
さよならちゅー忘れそうなあたし。
慌てて閉まりかけの扉を開ければ、
ちゅー準備で、まさしく、にゃー♪な顔。
そんで帰宅だったわけよ。
あの、まったくもって、ふんにゃりした顔。
それが、扉閉めて、あたしが帰ったら、
「ったくよぉ?」って顔になるんだろうか。
帰宅までの間に、慌てて部屋中、
ファブリーズしたりするんだろうか。
居間で抱き合った時に、目にとまった写真。
埃被ってるけど、映る二人はとても仲良さそうで。
机に部屋に置かれた花。
花瓶じゃなくて、ペットボトルだけど、枯れてない花。
お風呂場で、別々のスペースを確保してるボディーソープ。
色違いのボディタオル。
そういうの、色々物語っているんだ。
キジトラが言うほど、
あそこはきっと、不和では、ない。
でも温和ではないのも、多分事実で。
ただただ、澱んでいるんじゃないかな。
「進捗ないねぇ」というキジトラ。
その、
諦めた、
投げやりな、
我かんせずな、
態度。
澱んでる、と
いうのは、
(澱みを気にしないで、たゆたって居られるならば、)
ある意味、居心地のいいものです。
わんこは躾の効果大でした。
奴はにゃんこ。猫の躾って?
いやまぁ、ねぇ。
引っ越さなくちゃと思ってるのは、
キジトラがどれだけ自主的に遊びに来て、
あたしに懐くかってのが裏メイン理由でさ。
それには、丁度良い立地を探し、
多少不足な経済面は、なんとか別口で稼ぎ、
そんな中、あたしが自活・自炊して、
さらにお部屋をキレイに保つという、
苦行(?)が課されるわけでさ。
上手くやる気になって、生活できると思うんだよ。
そんでちゃんとできるようになったら、
ドーベルとでも暮らせると思うんだよ。
もちろん、一緒にいて安心なのは、
ドーベル。
なーーーーんだかーーーーー
なーーーーーーーーーーーー。