おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

屑ホウレンソウを肥料にして回転させる

2014年03月15日 00時00分00秒 | 農業
写真1

写真1 出荷できない屑ホウレンソウを田んぼに散らし、肥料にする。単なる放棄でなく、有効活用

写真2 写真3

写真2 背負い籠に屑ホウレンソウ、田んぼへ向かう
写真3 屑ホウレンソウを散らし終え、大谷石を並べた畦を歩く

写真4 写真

写真4 姑さんと嫁さんがいっしょに収穫中のホウレンソウ圃場
写真5 悲しいかな!! 用水路護岸上の農道路肩はゴミ捨て場の様相。屑ホウレンソウあり

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 いつもの定路、右前方約100m先の田んぼに女性、脇に背負い籠(写真1)
 見ると、ホウレンソウを散らしている 

 散らし終えた女性が自転車で戻った先は約200m先(写真4)
 2人でホウレンソウ収穫中

 収穫中の圃場に着くと、いわゆる姑さんと嫁さんの2人
 聞くと次のよう(注)
   (姑)(田んぼに散らしているホウレンソウは)こーゆ屑(伸び過ぎたホウレンソウ)
   (写真5のように、用水路護岸上にホウレンソウを捨てる人がいることについて)
   (姑)うっちゃっる人いるんだ、誰だんべ、そゆことすんのは、ねー
      田んぼ入れれば、コヤシなっからねー
   (お嫁さんが屑ホウレンソウ散らしから戻って来る)
   <さっきから、奥さん、ホウレンソウ撒いてるじゃないですか、良いことなさってると思って> 
    ま、回転させないと、肥料かけてやるものなんで、ウチはそうしてるもんで、ぜーんぶ、おばーちゃんからのあれですから
   <おばーちゃんから教わったの> そうです、教わんないとわかんないですよ、教えてくれる人がいないと

 姑・おばーちゃんの息子さん、すなわちお嫁さんの夫は農外に勤める
 ふだんの農作業は、上記のように、お嫁さんとお姑さんがいっしょに、教え、教わりながら行なっている

 注:( );補足説明 < >;筆者の質問 他は姑さんや嫁さんの話
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年03月09日 撮影地:栃木県下野市
コメント
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