写真1 ミカン4個が食いちぎられている。皮の内側、白い部分が残り、まだ新しい
写真2 収穫は終わっている。しかし、食いちぎられた白い跡が緑葉の中に点々と残る
写真3 皮だけ半分むいている。イノシシの仕業。右下に鼻で起こした窪みがある
写真4 イノシシの侵入を防ぐワイヤーメッシュ(金網。茶色に錆びている。)がミカン園全体に張り巡らされている
写真5 山斜面を登る段々ミカン畑。斜面の上(林際・写真4)から下(写真下端)まで周囲をワイヤーメッシュで囲む。しかし、入られる
写真6 前方左右の山斜面も段々ミカン畑。イノシシに食べられる
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1.全国各地の田畑で鳥獣害が増加
近年、全国各地で鳥獣害が増えている
イノシシ、シカ、サル、クマ、ハクビシン、アライグマ、カラス、ヒトドリなどが農作物を食べ、つつき、啄み、木の皮を剥ぎ、新芽を食べる
たとえば、長崎県のイノシシによる農作物被害は約4億円を推移
筆者もヒヨドリが我が家のベランダのレタスを食いちぎる害に遭う(弊ブログ2011年01月28日)
また、ヒヨドリが農家の自給菜園のブロッコリーを啄むのに遇う(弊ブログ2011年01月26日)
2.ミカンの被害現場を見る
農作物被害を長崎県のミカン畑で見せていただく(写真1~写真6)
想像より被害は多い
多くのミカンの木に害が及んでいる
この状況を農業者や普及指導員が何もしないで手をこまねいているわけではない
対策を練り実施している
その一つがワイヤーメッシュ(写真4)
写真のミカン畑は21年度と22年度に設置したので綻びがあるのか、侵入している
多忙の収穫を終えたら、点検、修理が必要
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年11月09日 撮影地:長崎県