平成21年度 9月定例議会 一般質問&答弁

2009年11月23日 | 議会での質問・答弁
<質問>

  次に、大きな2点目、家具転倒防止器具助成事業についてお伺いしていきます。

  市報ひがしむらやま、平成21年8月15日号の第2面、こちらですけれども、家庭でできる安全対策の記事が掲載されていました。

 本市では、平成21年6月15日、月曜日から7月3日、金曜日の間、東京都市長会助成事業といたしまして、家具を固定し、地震による転倒を防ぐための器具の給付申請を受け付けしました。この事業は、平成21年から23年までの3年間の事業であるとお聞きしております。

 (1)、この事業が実施された経過を伺います。実際に、非常にいいパンフレットをつくられて募集されていたんですけれども、この中に、給付予定数は1,000世帯と書いてあります。
 
 (2)実際の申し込みの実績はどうだったかお伺いします。また、そのうち高齢者とか障害者の優先枠を設けておられます。別枠でと書いてありますので、その別枠の方の希望の実績はどうだったのか、お伺いします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君)

  次に、大きな2点目の家具転倒防止器具助成事業でございます。

  初めに、この事業は、東京都市長会と町村長会の事業として、東京都区市町村振興協会基金の20億円を財源として、今年度から3カ年事業で実施をしております。

 東海地震、首都直下型地震等の対応が求められる中で、市長会が提案をし、家具転倒防止器具設置の促進を図るということを目的に実施するものでございます。
 
 次に、本年度の実施状況でございますが、予算規模につきましては1,000件とりまして、うち500件は高齢者等に対する取りつけ費用を加算したものでございます。

 6月に募集を行いまして、高齢者等の取りつけ希望者からの申し込みは203件です。一般世帯からの申し込みが720件、合計で923件ございました。高齢者世帯等への申し込みを含めて9月末までには終了する見込みでありますが、予算の範囲内で、下半期につきましても、もう一度募集を行う考えであります。

<質問>

 (3)、器具はポイント制になっておりまして、申し込める合計が150ポイント以内ということになっています。1ポイントは、およそ金額にして幾らか、お伺いいたします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君)

3点目のポイントの換算につきましては、1ポイント100円、合計1万5,000円が上限でございます。

<質問>

 (4)、本年度の事業につきましては、家具転倒防止器具の取りつけは、シルバー人材の方がされたとお聞きしておりますが、来年度以降、市内の建設業者のプロの方が取りつけを担当することはどうなのかということで、お伺いします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君)

 次に、器具の取りつけ委託先でありますが、市長会の事業計画では、シルバー人材センターを前提としてお話がありましたので、当市も随意契約で業者選定を行ったところでありますが、26市の中では、数市がシルバー人材センター以外を実施しております。

 来年度以降につきましては、他市の状況等も参考にして対応していきたいと考えております。

<質問>

 (5)、ガラス用シートなんですけれども、現物をお持ちしました。こちらです。これは食器棚に張るやつなんですけれども、実際のものは92センチ掛ける185ということで、ちょうど家のベランダの窓ガラスのサッシに張る大きさにぴったりのものなんです。

 なおかつ、UVカットといいまして、紫外線がカットされるフィルムです。食器棚の、地震のときに食器が出てガラスが割れるということを防ぐシートとしては、非常にこれ、食器棚に張るには、ここにも写真がありますけれども、そんなに大きなものは要らないです。

 この半分ぐらいでちょうどいいぐらいなんですけれども、なおかつ、UVカットは食器棚には要らないだろうということで、質問をさせていただきました。
 
 ここに書いてありますけれども、家具やカーペットを日焼けから守る。初め読んで、妻と話しして、食器棚の食器が日焼けしないのかなと話をしていたんですけれども、そうではなくて、これはベランダ等の窓ガラスに張るものなんです。

 だから、畳等とか家具が日焼けしないUVカットがされているというものです。それが給付されてまいりました。次年度以降、このUVカットも不要だと思いますので、改善するべきと考えますが、いかがかお伺いします。

<答弁>

○市民部長(大野隆君)

 次に、先ほどお話がありました飛散防止用のフィルムでありますが、今回は、食器戸棚用ではなくてガラス用で、かつ、UVカットの商品でありました。そういった仕様のものということでありましたが、業者のほうでそれ1点しかないということで、今年度については、そのようにさせていただきましたけれども、使用される方が、用途に合わせて自由に切っていただくということにさせていただきましたが、次年度につきましては少し研究をしてまいりたいと思っております。

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