田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

小説を書いたなら

2018年02月23日 | 日記


先日の『第三木曜部』にて披露させて頂きました新曲、
「小説を書いたなら」の歌詞をUP致しました。

この曲は2、3年前に作ったような…気がします。
その時点で完成することはなく、
なんとなくストックしていたのを思い出して、
今回仕上げてみました。

なんか凄くラブラブなラブソングで、
自分には似合わないかなと思ってたんですが、
僕の歌はそもそも全てがフィクションだし、
ライブで曲調の幅を出そうと思えばこんな曲もありかなと、
そんなふうにも思うようになりました。

歌詞だけですが、
お読み頂ければ幸いです(^-^)




小説を書いたなら


その日はなぜかポテトが食べたくて
いつもよりも早起きをした
雨が降ってた日曜の朝
風の匂いに君を思い出す

二人は遠く離れて暮らしていた
細い線路に繋がった町
駆け上っていく駅の階段
ポケットの中 切符が折れた

もしも僕が小説を書いたなら
君をヒロインなんかにはしないで
僕のそばで笑って座ってるだけの
そんな人にしたいって言ったら君は
怒るのかな?

君をはじめて見つけたその時から
僕はまるで探偵みたい
わからないことばかりの心
わからないまま寄り添う影

もしも僕が小説を書いたなら
誰にも解けない謎を隠しておくよ
そして答えは出さないまま
結末も描かずにずっと終わらない
物語にするよ

今日はポケットに秘密があって
いつもよりもゆっくり歩く
雨上がりの日曜の午後
1、2秒だけ
目を閉じていて

題名のない表紙を開けた




次回『第三木曜部』は3/15(木)です!
また新曲に挑戦できるか?
どうぞお楽しみに♪



ことぶきつかさ・田中悟の『第三木曜部』


毎月第3木曜日、毎回多彩なゲストを迎えお届けします。
楽しいトークやライブをどうぞお楽しみに♪

【日時】3/15(木)19時オープン19時半スタート
【料金】1500円(1ドリンク込み)
【会場】かつおの遊び場 
【出演】ことぶきつかさ 田中悟 cookie  ゲスト:原口志保 熊田洋司
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 熱しやすく冷めやすい | トップ | 練習の虫 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事