田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

京都で歌う 12/15 Live Restaurant 音や オープンマイク

2017年12月18日 | 日記
【12/15ツイッターより】
嵐山へは阪急で行くか京福で行くか。京福は昔よく仕事で使っており当時はいつも決まった駅で降りていたのですが、そのひとつ向こうの駅がなんと…有栖川駅。昨日知りました。テンション上がります。でも阪急で行きたい気分。いやどうしよう、めっちゃ迷います。



20代の頃、「もうここへは二度と来ることはないだろう」と思った土地。
しかし30代後半になって運命の悪戯のごとくまた通うことになる。
そして「今度こそもう二度とここに来ることはないだろう」と思っていたのですが、
また40代後半になって訪れることに。
ただし今度は違う形で、
ギターを背負って今までの場所を通り過ぎることになる。

ツイッターでも呟いきましたが、
20~30代の頃に嵐電(京福電気鉄道)で仕事に通っていた時期がありました。
いつも決まって下車するのは有栖川駅のひとつ手前の駅。
とは言え、その頃は次の駅名なんて全然意識していなかったし、
その後も何も気付かないまま今に至りました。
当時の僕はまだ有栖川先生の作品に出会っておらず、
アリスを演じてもいなかった訳ですが、
今になって何だか奇遇というか不思議なご縁を感じます。
かつて自分にとって「行き止まり」の象徴のような駅があり、
自らそのレールを降りた後に、
僕は有栖川作品に出逢ったのです。
実際にその「行き止まりの駅」をひとつ通過すれば、
そこが「有栖川駅」だったんですね。
そのことを先日知って、
こじつけかも知れないけど、
やっぱり不思議な縁だと思わずにはいられないのです。


そんなこんなでその日は神妙な面持ちで、
京福電車に乗って京都の街を移動していた訳ですが、
件の有栖川駅にて写真のひとつもまともに撮影出来ないまま、
本来の行き止まりの駅である終点「嵐山駅」のひとつ手前で降りて、
僕はあるお店に向かったのでした。

あるお店とは、

Live Restaurant 音や。

田中悟

『第三木曜部』で毎月ご一緒しているcookieさんのご縁で、
オープンマイクに参加させて頂きました。
オープンマイクだったのですが、
この日はたくさんのお客様がいらして大盛り上がりとなりました。

初めての場所で、いつもの歌を。

とても温かい幸せな空気の中で、
心を込めて歌わせて頂きました。

【セットリスト】
1 ラブ
2 夜走曲
3 真夏の星座


まさか京都で歌う日が来るなんて…
良いも悪いも人生はままなりません。

嵐山は自分にとって心落ち着く温かい場所でした。
またお伺いする機会があれば、
その時も心込めて優しく強く歌いたいです。

コメント
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