NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

スリー・アミーゴス

2005-12-31 12:48:55 | メキシコ生活記


スリー・アミーゴス劇場 


「メロンで~す!」「バナナで~す!」「リンゴよん

私たち、三人揃って
「スリー・アミーゴスで~す

メロン「いよいよ明日は大晦日ねー」
リンゴ「日本ではもう今日が大晦日ですってよん
バナナ「一年てあっという間ね・・・」


メロン「あら、嫌だ。明日は大晦日なのに、まだ葡萄
      を買ってないわ

バナナ「なんで、大晦日だと葡萄を買うの?」
リンゴ「バナナさん、知らないの?嫌だわ。スペインや、
        ここメヒコでは、大晦日に鐘の音に合せて葡萄を12粒
     食べるのよ」       
バナナ「鐘の音に合せて?12粒だけ??」


メロン
「そう、スペインでは大晦日に12回鐘の音が鳴って、それに
        合せて葡萄を12粒食べるの。メヒコでも鐘は鳴るの
      かしら
まだメヒコに来たばかりでよく分からないん
        だけれど、リンゴさん知ってる?」
リンゴ「さ、さあ、どうだったかしら   いつもこの時期は外国
        に旅行に行っているから。 ・・・私の友人は、0時に
        なったと同時に12粒食べたって言っていたけれど。       
    なんでも、1年は12ヶ月だから、それぞれの月が幸せで
    ありますように、って祈りを込めて食べるんだとか。
     本当かどうかは分からないけれど。」
バナナ「ふ~ん、そうなんだ  と
にかく、スペインでも
        メヒコでも大晦日に葡萄を12粒食べる事には変わりは
        ないのね

     

メロン「さ~てと、葡萄を買いに行ってこよーっと

リンゴバナナ「待って~!私たちも一緒に行く~!!

 

                     完    

と言う訳で、皆様良いお年をお迎えください        


やあ、どうも

2005-12-30 15:45:55 | メキシコ生活記

僕は『ユカタン人類学博物館』にいます。名前は・・・まあ、いいとして、僕が住んでいる博物館はこんな素敵な建物です。

        これは正面玄関  
  
横から見るとこんな感じ                                
   
                         
立派な建物でしょ!割とこじんまりとしているんだけれど、中には貴重な遺跡や出土品がたくさんあるんだよ。

例えば・・・
 これはセノテから発見された財宝の一部(まだまだ展示されてるよ)
                        

 彼らもここの住人さ!    


ところで、博物館のある「モンテホ通り」も凄いんだ。なんてったって、パリのシャンゼリゼ通りを真似して作ったんだからね。

こんな建物や     
                   
こんな建物も・・・

これって個人宅  

お洒落なレストランや カフェ、Bar も一杯さ。のんびりお散歩したり、デートするには最適 青空のもと気持ちいいよ~ 

ユカタン半島を訪れたら、ぜひメリダにも立ち寄ってこの美しい街並みを楽しんで欲しいな

僕にも会いに来てね~


歴史の皮肉

2005-12-29 11:45:30 | メキシコ生活記

メリダには『モンテホ通り』と呼ばれる、ちょっと雰囲気の違った通りがありますここはパリのシャンゼリゼ通りを真似て作られた大通り。なぜ敢えてシャンゼリゼを真似たのか、そしてどうしてここにモンテホ通りが出来たのか・・・ちゃんとした歴史的背景があるんです。

昔、マヤ人と白人の間で戦争が起こり、マヤ人に追い出された白人の地主達が、一斉にメリダに逃げ込んできました。これまでの土地と違い、農業や牧場に適していない地に住まざるを得なかった白人地主達が見つけた宝物、それが写真の『エネケン』です(そばに立ってみましたが、結構大きいです。一番上のとんがっている所は私の身長《151cm》を裕に超えていたので、2m近くあるかと思います)。このエネケンからとても丈夫な繊維が出来るのです!マヤ人達が何世紀も前からサッキと呼んで使っていた繊維です。白人達はエネケンを栽培し、加工工場を作って外国へ売り出したところ大当たり たちまち巨万の富が転がり込んできたそうな。で、彼らは豪邸を建て、子供達をパリに留学させ、戻ってきた若者が町づくりに参加して、そしてモンテホ通りが誕生したというわけです。

エネケン繊維作りコーナー

      images 大量に収穫されたエネケンちゃん

          ↓

    その後 images 機械でクラッシュされて・・・

                 ↓        

             images 繊維が取り出された後 

           

            images 白い光沢が出るようになるまで
                           天日で乾燥させ

             
                     
                                           

     選別して images やっと出荷
 
用途は床材やロープ、産業用資材、お土産品などなど。化学繊維が出来るまではもっとも丈夫な繊維として重宝されたそうです。しかし、歴史って、皮肉ですよね。。。


真似できない色使い

2005-12-28 14:53:07 | メキシコ生活記

生け贄の話が続いたので、ガラッと雰囲気を変えてまいりたいと思います。

メリダ到着初日、ソカロに向かう途中にあった土産物の露店です。売っているのは、カラフルな糸(?)で編んだハンモックやブランコ調の椅子。写真を撮っていたら目ざとく見つけられ、「こっちゃ来い、こっちゃ来い」と手招きされ、半ば強引に“ここに座れ”とブランコ調の椅子に座らされました。私の重みに耐え切れるのかと若干の不安を抱きつつ座りましたが・・・なんとも丈夫に出来ていて、ゆらゆら揺れて楽し~ 
商品が置かれた机を挟んで、店の反対側にはハンモックが吊るされており、店の店員と思しきおっちゃんが、気持ちよさそうにゆらゆら揺れながら読書にいそしんでおられました。商売そっちのけの、こののんびり加減がまたいいんだな、これが しかし、インテリアとしては欲しい気がしたけれど結構場所をとる大きさなので、「う~ん・・・ ごめんね~」。商売熱心なおじちゃんの「25ドル(米ドル)だよ!」と言う声を背中に聞きつつ去ったのでした。買えばよかったかな、と今更ながらちょっと後悔・・・

        

これは路地裏の風景ですが、こんなの家がず~っと続いています 
もう年甲斐も無く「かわい~  」を連発しておりました。中には、家の中の壁も緑で塗られているお宅もあったりして。しかもクリスマスの飾りつけがキラキラしていて、もうオモチャのおうちみたいでした
ほとんどが平屋なので(しかも見ての通り、同じ高さ)、青空が大きくて広く感じるのです。とっても気持ちいい

         
                  可愛らしくて思わずパシャッ

日本の住宅もこんな風にカラフルだったらお散歩していても楽しいのにな~、と思います。


(個人的には)絶対に勝ちたくない競技

2005-12-27 09:20:26 | メキシコ生活記

カスティージョのすぐそばにあるこのグラウンド、全長150メートル、メソアメリカ最大の球戯場です。球戯場なんて聞くと、楽しそうなイメージですが、マヤ人にとっては豊穣の神に捧げる宗教儀式だったようです。

写真をよ~く見てください。両方の壁にドーナツ型の石が出っ張っているのが分かりますよね?

これです
この輪っかにボールをくぐらせる競技なんですが、手は使いません。サポーターを着けた上腕や足でゴム製のボールを打つんです(この当時ゴムのボールがあったこと自体にちょっと驚きを感じた私)。この競技、勝敗がつくまで一日中行われていたらしいんですが、それってかなりきついですよね~。だって、炎天下ですよ  タイムリミット無しって、それだけで拷問に近い感じが・・・。おまけに、どう見ても、あんな高い場所にある、ちっこい輪にボールを入れるってこと自体、かなり至難の技。本当に入ったのかしら?とうがった見方をしてしまうほど、難易度高し

そんでもって、なんと、負けたほうではなく、勝ったチームのキャプテンが栄光をになって生け贄として捧げられたって言うんです  ぜ~ったいに、負けたい!!でも、当時のマヤ人は栄光に感じたんでしょうね~。本当かなぁ、なんて、またうがった見方をしてしまう、いけない私。心の中では『げっ!勝っちゃったよ、生け贄だよ生け贄・・・』なんて思ってたり・・・はしなかったんでしょうね、きっと。

当時の競技を再現した絵です

球戯場の壁(内側)には、勝利者が斬首される図が彫ってあります。斬られた首から血が七条の蛇になって、その先から植物が芽を出そうとしている図です。その隣には、右手に刀、左手に首を持った武人の図が・・・。なんともグロテスクですが、ガイドさん曰く、当時使用された刀は何とかの木(すいません、忘れました)で作られており、日本刀と同じくらい切れ味が良かったそうで、その為、斬首される人も苦しまずに済んだとか。

ちなみに、コートの両壁は上部になる程内側にせり出していて、その為に、音が逃げずに選手の声が端から端まで届くようになっていたみたいです。
相変わらず、技が細かい。感心至極なり


生け贄になりたい方はこちらへどうぞ

2005-12-27 00:00:00 | メキシコ生活記


深緑色の水
をたたえた「聖なる泉 セノテ」カスティージョから歩くこと数分、この泉はあります。1911年、この泉から人骨(21体の小児、13体の成人男子、8体の女性)、そして黄金細工やヒスイが発見されました。


     そう、ここは生け贄の泉・・・


直径60メートル、高さ20メートルのこのセノテはユカタン半島最大の規模だとか。近くに立って見たけれど、とても大きかった!夜の暗闇の中で、この泉のほとりにたたずんでいる自分を想像して、怖くなってしまいました。川や海もそうだけど、暗闇の中の水ってすごく怖くありませんか?もっとも生け贄の儀式は昼間に行われたのでしょうが。「仄暗い水の底から」という邦画を思い出しちゃいました。内容はまったく関係ないですけれど・・・

当時、マヤの人々は、この泉の底に雨の神「チャック」が棲むと信じており、干ばつや疫病が流行すると、わざわざ遠い地方からでも巡礼に訪れて、生け贄や財宝を投げ入れたそうです。しかも、しかもですよ!池に突き落とされた(突き落とされるなんてやっぱり怖い)生け贄たちは必ず蘇り、財宝も必ず戻ってくると信じられていた為、村人達はすすんで財宝を投げ入れ、生け贄になる事を名誉にさえ思っていたんだとか。私なら名誉に思うどころか、生け贄になる位なら、村八分になってでも逃げ出しただろうな~

水底から発見された出土品の一部がメリダのユカタン人類学博物館に展示されていて、写真を撮ってきたので、今度またお見せいたします。

どこなのかよく分からなかったのだけれど、現在も泉のあたりには、生け贄が投下された祭壇跡が残っているそうです。
きゃ~~~


チチェン・イツァー遺跡(ピラミッド)

2005-12-26 13:34:37 | メキシコ生活記

テオティワカンよりも規模は小さいものの、見所には引けをとらないチチェン・イツァー遺跡。写真のピラミッドは「El Castillo《エル・カスティージョ》(スペイン語で城または城壁の意味)注:以降、カスティージョと書きます と呼ばれ、9世紀初頭に完成したといわれる神殿です。まずなんといっても特徴的なのは、頂上の祭壇に登る為の階段が4面すべてにあるという事とても美しい神殿です。ただし、この階段、すんごい急斜面。高所恐怖症の人は絶対に上れない。けれど、段数は太陽のピラミッド等に比べるとずっと少なく、そういう意味では楽勝・・・と思っていたら、翌日、見事に筋肉痛で、足がもつれまくりの私でした   傾斜が急なのは、下からでも、祭壇で行われている行事をよく見られるようにだとか。

頂上からの眺めは、これまた素晴らしい!の一言に尽きます。周囲は密林に囲まれており、その中に遺跡がポツンポツンとある姿は、悠久の時の流れを感じさせずにはいられない景観。

このカスティージョ、マヤ人がある見事な仕掛けをしたんです。北側だか南側(ガイドブックによって違っていました・・・どっちが本当なんだろう?)の階段側面(地面の所)に、蛇の頭ククルカン(羽毛の蛇)が彫られているのですが、年に2回、春分と秋分の日に9層の神殿がなす影が、ククルカンの羽の形となって、ピラミッド側面に映し出されるとの事。しかも、太陽の傾きによって影が変化し、まるで蛇が動いているように見えるんだとか。すご過ぎる!だから年に2日、この仕掛けを見ようと、ものすごい観光客が集まるらしい。

ピラミッドの多くがそうであるように、このカスティージョも下から手を叩くと、「クァワン クァワン(うまく表現できませんが)」といった様な音が響くのです。テオティワカンにあったケツァルコアトルの神殿よりも、もっとはっきりと辺りに響き渡るのです。私、こういうのが下手なので上手く出来ませんでしたが、皆さん上手にやってらっしゃいました。

ちなみにこの神殿、内部にはもう一つ小さな神殿があって、薄暗い階段を上るとヒスイの目を持つ赤いジャガー像と生贄の心臓を置いたチャック・モール像があるらしいのですが、修復中で中に入れませんでした。悔し~い!


Feliz Navidad from Merida

2005-12-25 11:53:52 | メキシコ生活記

Feliz Navidad
(フェリス・ナビダー:スペイン語ではMerry Christmasの事をこう言います)

実は三泊四日でMerida(メリダ)に旅行に行ってきました。ここはユカタン半島にあり、カンクンの割と近くです。私にとっては、初のメヒコ国内旅行でしたが、とっても素敵な街でした のんびりとした雰囲気、パステルカラーの家々、遺跡群・・・それほど大きな町では無いのですが、市内はもちろんの事、ちょっと足を延ばすだけで、マヤ文明に触れることも自然に触れることも出来る、とても素晴らしい場所です。

今日からしばらくの間はシティーのお話を離れ、メリダでの写真や話題をご紹介していきます。

飛行機に乗ること1時間半ちょっとでMeridaに到着。カンクンに近いと言うことでもすぐに分かると思いますが、とても暑いです。 日本ほどでは無いですが、ちょっと湿気がある感じ。そしてやはり強烈な日差し シティーしか知らなかった私には、Meridaの町並みや雰囲気が新鮮で、もう、わくわくどきどき  まずは、その可愛らしい町並みに釘付け もしもメヒコに一生住めと言われたら、絶対にシティーじゃなくて、こんな街にするんだ!と着いてすぐに感じたほど。治安もシティーより格別に良いし、日本の田舎の人が親切な様に、こちらの人々もとっても親切(シティーの人も親切だけど、それに輪をかけたような感じ) とにかく、同じ国なのに、まったく雰囲気が違う!!

今回の旅行では、初日は市内のソカロ周辺を散策。2日目はチチェン・イツァ遺跡観光、3日目はセレストゥンと言う、ペリカンやフラミンゴの生息地観光&民族舞踊と音楽鑑賞、そして最終日の今日は、市内の博物館見学。あっという間で時間が足りなかった 

明日から、Meridaの色々な風景をご紹介しますね
それでは皆さん、良いChristmasを!

メヒコのクリスマス、やっぱりサンタに雪だるま

2005-12-21 08:25:12 | メキシコ生活記

日本人のメヒコ像=さんさんと降り注ぐ太陽、サボテン、褐色の肌に髭、ソンブレロにタコス・・・そして、一年中暑い国 私も似たようなものでした、実際に来てみるまでは・・・。

メヒコと一口に言っても、とにかく広い・・・広ければそれなりに気候もてんでばらばら。一年中暑い地域もあれば、雪が降る地域もあるし、ここシティーのように日中と朝晩の気温差が激しい所もあるわけで。

じゃあ、クリスマスはどうなの?やっぱり雪のイメージ?それとも南半球みたいに、サーフィンに乗った水着姿のサンタクロース「Holaなんて言いながら来るの??と疑問の声が。

ここシティーでは、一応、日本と同じで White Christmasのイメージです。そう、イメージだけはね・・・  だって、朝晩は寒いけど、日中は晴れていれば日差しが強くて暑くて半袖の人やノースリーブの人もいるんだもの。もう12月なのに。そんでもってアンバランスなのは、そんな夏の格好をしている人たちの傍らに、革ジャンやセーター姿の人たちもいること  木々も今頃紅葉し、道には落ち葉がたくさん。そんな光景はまるで秋。でもやっぱり12月。しかも下旬。

しかし、しかし、でもやっぱり、Cristmasのイメージは雪降る街に、ソリに乗ったサンタクロース、雪だるま。ちなみにシティーでは雪は降りません(何年か前に1度降ったことがある、と聞いたことはあるけれど)。

アパートのロビーでも、外の街路樹でも、レストランでも、ショッピングモールでも、どこでも見られるオリジナリティー溢れるツリーとその飾りつけ  大人のムードたっぷりのシックなものから、お人形をオーナメントにした可愛らしいもの、ピンク主体のポップなもの 
今日の写真のツリーは『
PLAZA POLANCO』という、ちょっとしたショッピングモールに飾られているもの。エスカレーターや廊下の手すりも同じ飾りで統一されています。いくつか見た中の私のお気に入りです


何でこんなに覆面好きなの?

2005-12-20 15:41:14 | メキシコ生活記
メヒコで有名なものはトルティージャだけでなく、テキーラ・サボテン・民芸品にマリアッチ・・・まだまだ数多くあるけれど、「ルチャ・リブレ」これは外せない!と言いつつも、メヒコに来るまでわたしゃ、知らなんだ  しかもただのプロレスじゃないらしい事も初めて知った。日本ではプロレスなんて絶対に見ない私だが、ルチャ・リブレは一度みてみたい。そう思わせる何かがあるのだ。でも、今までブログで取り上げなかったのは、実際に見に行っていないから・・・理由は「ルチャ・リブレ」の行われる場所は、集団で行かないとちょっと危ないエリアな上、夜しか行われていないから。う~ん、残念

しかし、メヒカーノが覆面好きなのは間違いない。「ルチャ・リブレ」の影響か、はたまた、覆面レスラーが登場するから「ルチャ・リブレ」が人気なのか。どちらが先かは分からないけれど。。。露天では、プロレスラーの覆面をお土産で売っているし、スパイダーマンが異常な程人気があるのも覆面ヒーローだからなのか・・・?スパイダーマンは人形やTシャツ・ピニャータetc. とにかく街中いたる所で見かける程大人気!月光仮面、メヒコに輸入したら絶対にあたると思うのは私だけ?

この「ルチャ・リブレ」、正義の味方(テクニコ)と悪者(ルード)に分かれており、ストーリーも勧善懲悪もので、必ず正義が勝つらしい(しかもギャグ満載らしい)。それが安心して見ていられて、人気の秘密のひとつなのだとか。「水戸黄門」があのワンパターンさで長寿番組になったのと同じで、安心して見ていられるものに人気があるのは世界共通

おまけに善悪両レスラーともに個性抜群。覆面のバラエティーさはもちろんの事、オカマキャラまでいるらしい  絶対に見てみたい!もう引退されたそうだが、日本でも有名だったのが「暴風神父」。設立した孤児院の経営危機を乗り切るために、現役神父様が副業でレスラーになったとか 
映画にもなったらしいので、もしレンタル屋でみかけたら、私の変わりに見ておいてください。孤児院=覆面レスラー=タイガーマスクを思い出すなぁ。確か、タイガーマスクの覆面も「ルチャ・リブレ」からヒントを得たとか聞いたな~。メヒコ滞在中に一度は見てみたい

メヒカーノ、場所は選びません

2005-12-20 04:33:45 | メキシコ生活記


ぬいぐるみをディスプレイしたこんな車、街角でよく見かけます。ご覧の通り、ぬいぐるみを売っているわけですが、初めて見た瞬間は「ぬぉっ!っとビビリました。今では「あっ!私へのクリスマスプレゼント、あのエルモでいいよ」と言っては、主人に無視される日々です 
一度だけ、このタイプの車で、Lunchを売っているのを見かけたことがあります。車の後ろ(荷物を入れるところ)を開けると、そこにはたくさんの具材が・・・発泡スチロールのお皿に手際よく食べ物をセットし、群がるお客さんに渡し、商売繁盛。日本でも、お昼時間になると、お弁当を積んだバンが会社のそばに止まってお店を広げていますが、普通乗用車は生まれてはじめてみました。
軽いカルチャーショック。

路上はもちろんの事、メトロの中、長距離バスの中、オープンレストランの中・・・人の集まるところ、商売人あり。彼らに出会うたびに、一日の収入はどれ位なんだろう・・・と大きなお世話で考えてしまう私。だって、売れているところをほとんど見たことがないんだもの。キャンディーやタバコ、新聞位は分かるけど、ギターやバラの花束、掃除道具、敷き物、CD・・・なにも今ここで衝動買いしようと思わないもの多し 
でも、商売が成り立っているって事は、若干なりとも売れているって事??う~ん、摩訶不思議なり

しかし、乗用車に一つ一つ丁寧にぬいぐるみをセッティングしているおじちゃんの姿を見ると、思わず買ってあげたくなっちゃう。エルモのでっかいぬいぐるみ欲しいよ~


こんな形のもあります

2005-12-19 03:41:01 | メキシコ生活記

以前、「色も色々トルティージャ」というタイトルでトルティージャについて書きましたが、メヒコに在住していらっしゃる方何人かからコメントをいただきました

まずは、『葉っぱ型のトルティージャもあり、美味しいですよ!』というコメント。「へぇ~、そんなのがあるんだ~」なんて思っていた数日後、スーパーで「あ!これだ!
時を待たずしてのご対面でした。色は2種類あり、ひとつは普通の白(コーン色?)で、もう一つはこの灰色っぽいもの。とりあえず色つきを購入して早速食べてみました。普段見かける一般的なトルティージャよりも肉厚で食べ応えあり。肉厚な為、具を巻くことは出来ないので、上に乗せて食べました。いつものとは違う食感で、美味しかったです わたくし、皮だけでも「おいひい、おいひい」と食べまくりました。

そして、もう一つのコメントは、私がかねてから知りたかった、トルティージャの色に関しての情報。
『黒いのはHuitlacocheウイトラコチェという黒穂病(ペニシリンたっぷりのカビ)、そういうものが生えて黒くなったトウモロコシを使っています。ウイトラコチェはメルカードとか行くと、丸ごとでも売ってますし、缶詰もあります。』

黒穂病??ちょっとギョッとしましたが、調べてみたところメヒコでは食材として幅広く使われているみたいです。詳しく知りたい方はGourmet Sleuth へ(英語です)。このホームページでは『Mexican Corn Truffle』なんて紹介のされ方までしています。ちなみに日本ではメヒコの珍味・・・と紹介されていました。

皆さん、貴重な情報ありがとうございました  これからも面白い情報があったら教えてくださいね


鉄の宮殿

2005-12-18 11:03:55 | メキシコ生活記

この建物、『El Palacio de Hierro(パラシオ・デ・イエロ)』と言いまして、日本語にすると『鉄の宮殿』。何ともごっつい名前ですが、ちょっとした百貨店です。メヒコに来て、約2ヶ月半、入ってみたいと思いつつ、なかなか実現しなかったのですが、先日やっと中を覗いて来ました

Christmasシーズンという事で、外のツリーはもちろんの事、店内も飾り付けでキラキラしていました 
中は結構広くて、洋服から電化製品・生活雑貨・家具・食料品・クリスマスの飾りetc. 見ているだけで、結構時間が経ってしまいます。結局何も買わず、ウィンドーショッピングで終わりましたが・・・  最近18時半になるともう辺りはすっかり真っ暗で、もっと見ていたかったのだけれど、また次回にお預け。中に日本食屋(鉄板焼き)が入っていたので、次回はここで食事するぞ!と心に決めて家路についたのでした。

でも、この建物、変わった形をしていますよね。パラシオ・デ・イエロは他の場所にもあるらしいんですが、ここは外観が変わっている事で有名だとか。形だけでなく、色も他のビルとは違っているので、遠くからでもすぐに目に付きます。散歩していて道に迷ったら、これを目印にしようと常々考えている私です

Christmasまでもうすぐなので、目に付いたツリーや飾りも紹介していかれたら、と思っています とりあえず、今回はEl Paracio de Hierro のツリーでした(って言っても小さくて分かりませんよね、建物主体で撮ったので)


メヒコの男性について

2005-12-17 06:31:56 | メキシコ生活記


COW写真第2弾
タイトルは《ALEBRIJE OAXAQUENO》 
造語らしく、“ALEBRIJE”という単語が辞書になかったのでハッキリとは分からないけれど、OAXAQUENOと言う位だからオアハカ州に関係した作品だと思う。

ところで、メヒコの男性は、女性にとても親切(笑顔付き)  道を歩いていると「ブエナス・タルデス」と横から声が。見ると、ガードマンのお兄さん(おじさん?)がにっこり笑いながらこっちを見ている。私も礼儀としてお礼を返すと、「そこ、段差になってるから気をつけてね」と。ちょっと嬉しくなった瞬間 こういう事は街中を歩いているとしょっちゅうあります。

あるビルに、ゴルゴ13の主人公のようなごっつい、いかめしいお顔をしたガードマンがいるのだが、こちらが「ブエナス・タルデス」と言うと、男性にはそのままの顔で、女性にはにっこり優しい笑顔で挨拶を返してくれる 最初は「おぉ、ゴルゴ13が笑った・・・」と失礼極まりない、とまどいさえ感じたけれど・・・ 
受付に座ってサッカーを見ているスキンヘッドのおじさんも、見た感じはこわそ~なんだけど、挨拶をすると、やはり男性には(テレビから目を離さず)声だけで返答。女性にはちゃんと顔をあげて笑顔で返答。なんだか女性で良かったわん、と思ってしまう瞬間


時々、道を歩いていると「プスプス」(口から息を吐き出す感じ)と音が聞こえる。注:「ブスブス」では決してありません!
これ、相手の注意を引くために出す音(?)なんだけど、女性に対してだけでなく、子供に対してや、大人同士の間でも気を引くために使うらしい。でも、これはあまりお上品な事ではないそうで、こういう言い方はなんだけど、教養のある人はやらないらしい。たまたま本で読んだから知っていたけれど、こういう事って、誰かから教えられなければ、「あの人、何プスプス言ってるんだろう。私のこと馬鹿にしてるのかしら?」なんて思っちゃいそう。いやはや、世の中知らない事がたくさんあります


買いました!我が家の初ピニャータ!!

2005-12-16 11:52:48 | メキシコ生活記


クリスマス用品ばかり売っていた露店で、念願の(?)初ピニャータを購入  これが伝統的な角ありヴァージョンです! 単色の物が多かった中、カラフル好きの私は、やっぱりカラフルな一品をチョイスしてきました。本当は天井からぶら下げるのですが、無理だったため、壁にひっかけてあります

上からお菓子を入れられるようになっているのですが、ふと思ったのは、このピニャータを棒でバンバン叩くと、中のお菓子も無残な姿になりそう・・・という事。。。う~ん、必然的に入れられるお菓子は決まってくるのか。それともコインにしようかしら(お菓子よりも燃えそうな 感じがする

値段は450円程度でした。でも何だか壊しちゃうのもったいないな~ へそくり入れにしようかな・・・ってバレバレか ピニャータに関しては、以前、
人形型の写真を載せましたが、あれはちょっと自分では作れそうにないけれど、この形なら頑張れば自分でも作れるかも。。。と、全く作る気が無いくせに思った私です。だって、よ~くみると、そんなに複雑な作りじゃないし、1日弟子入りすれば出来るようになるかも。日本で新たな商売を始めてみたりして・・・うしし  数年後、日本の街角で、ゴザ広げてピニャータを売っている怪しい女がいたら、間違いなく私です。その時は買ってね!

ちなみに、お店やお役所等でも、ピニャータがたくさん飾ってあります。形は、もっと平面的な物でしたが。大きさも、もっと大きいものから小さいものまで様々。私は無難に“中”を選びました。これとツリーがあるだけで、クリスマスの雰囲気十分です。この時期にメヒコにいらした方は、「あぁ、あれが7つの大罪を表した角ありピニャータなんだ~!」と思い出してください。