NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

(主人の)宝物

2006-01-31 10:24:30 | メキシコ生活記

昨日の続き・・・

主人の宝物です。まあよくこんなに集めたもんだと感心します。昨日のマラソン参加で新たに増えたメダルがこちら
           
マラソンと一口に言っても、フルマラソンからハーフ等いろいろあります。日本ではハーフに出場することが多い主人ですが、メヒコでは5kmとか10kmとか短い距離が多く、昨日は10kmでした。
結果は3510人中1555位(男子2790人中1398位)

日本でも、参加するとTシャツなどを記念としてくれ、完走後はバナナや豚汁などが振舞われたりします。大会によっては大根や巨峰、葱など地元の特産物をくれたりして、夕飯の材料に大助かりでした。

《ちょっと変わった大会名》
【日本】●いかるがの里法隆寺マラソン(奈良県法隆寺)●マラソンに挑戦する会(石川県)●健康福祉マラソン(埼玉県東川口)●巨峰の丘マラソン(山梨県塩山)●足利尊氏公マラソン(栃木県足利市)●いわい将門ハーフマラソン(岩井市)●小川和紙マラソン(小川町)●日本山岳耐久レース(東京都武蔵五日市)→これは71.5km

【メヒコ】
●タラウマラ・ウルトラマラソン(チワワ州)→こっちは
63km
●タバコマラソン(メキシコシティー)


メヒコでも結構イロイロもらえます。こっちの方が気前はいいかも!?
          
大会前日にもらう品々がこちら。6社がスポンサーになっていたので、まあ何と言うか、多種多様。


スポンサーのひとつ『FARMACIAS SIMILARES(ドラッグストア)』の名物マスコット。こんなに大きくなって登場。いつもはお店の前で(人間が入って)踊っています。写真右はクエルナバカのFARMACIA前にて。              

日本も同じですが、会場ではスニーカーやジャージ等のマラソングッズを売るお店がたくさん出ます。普通のお店で買うよりも安いみたいです。
       

 大会が始まるまで“Angel de indipendencia”の下でまったりする応援者
       


そしてこれが、大会終了後にもらった品     
       
今回はちょっぴり少ない気が・・・いやいや、贅沢を言ってはいけませんね(反省)あ、ドーナツとオレンジもあったのですが、その場で胃袋に消えました。。。

林檎の前に置かれているオレンジ色の袋(3つ)は、足の裏に出来たマメに塗るお薬です。実はこれ、会場に着いた時に、箱入りのやつをお姉さん方が配っていて、こんなにたまっちゃいました
マメで困っている方がいたら無料で差し上げます
         


マラソン好き集結!

2006-01-30 13:12:05 | メキシコ生活記

本日、朝8時30分スタートで第2回Radio Formulaマラソン大会がありました。日本でも同じですが、メヒコでも毎週日曜日にどこかしらでマラソン大会が開催されています。うちの主人は頭に「バカ」がつく程マラソン好きで、結婚前は毎週、結婚後も2週間に1回は参加しているほど

本日の大会は“Angel de Indipendencia”の所からスタートでした。
         
この像、拡大するとこんな感じなのですが、「あれ!?」と思った方いらっしゃいませんか?
                      

                                       
                 ↓ 



                  

思い出されましたか?1月15日の記事で紹介したCOW PARADE の作品のひとつ『VACA DE INDIPENDENCIA』 はこの像のパロディだったんです

朝が早いので、あまりお供をしない私ですが、今日は行って参りました。行けば行ったで、雰囲気だけでも楽しいものなんですが。とにかく壮観なんです。なぜかと言うと・・・


          ものすごい数のマラソン参加者



        
これはまだスタート前ですが、どこまで人の波が続いているんだか
即日で各種集計が出るので調べてみたら、参加者3,510でした

      いよいよ   START   
   
         
勢いよく噴き出す大量の紙ふぶき

たった数分でこんな感じです
         
後方の人たちがスタートラインを出たあたりだと言うのに、列の最初のほうに並んでいた人たちはもう折り返し地点をとっくに過ぎ、こっちに向かって戻ってきています。この後、同じ場所を何週かします。

ちなみに
      犬も参加

日本では絶対に禁止になると思うのですが、こちらの大会では、1歳か2歳位の子供と手をつないで走るパパあり(これはまだ多少理解できる)、犬と一緒に走る人あり(微笑ましくて良い)、ベビーカーを押して走る人あり(これはどうなの~)・・・多種多様です。

ひとつだけ言えるのは、皆楽しんで走っていると言うこと

明日は、大会周辺の様子と参加賞・メダル等をご紹介します。結構、盛り沢山の参加賞です。


停電でワクワク !?

2006-01-29 14:52:43 | メキシコ生活記
“メヒコではしょっちゅう停電がある”という事は、主人や友人から聞いて知ってはいました。しかし、幸いこちらに来て約4ヶ月、まだ一度も停電に見舞われた事が無かったのです。一応、懐中電灯は用意してあるし、キャンドルもアパートにたくさんインテリア感覚で置いてあるので、準備万端(?)だったのですが、「あれはちょっぴり大げさな噂!?」と思いたくなる程何事も無く過ごしていました。

それが先日・・・夜の19時50分頃だったでしょうか・・・
突然、幽霊屋敷のようにリビングの電気がフワッと一瞬消えた気がして、「アレ!?」と思い天井を見上げるとやはりまたフワッと明かりが揺らいで「これはもしや!?」と思ったのと同時に真っ暗に

                            
停  電

げ~っ、とうとうこの時が来たのねという思いと同時に、「かねてから噂に聞いていたメヒコの停電、初体験!」なんていう、不謹慎なのですが、ちょっとワクワクに似た感情が湧きあがっていました。
いそいそとチャッカマンを手に、ロウソクに点灯。我が家に置いてあるキャンドルは(借りた時から置いてあった)まるでインテリア感覚なので、なんだか
新郎新婦が「キャンドルサービス」をして回るような心境
火がつくたびに「おぉ~」と一人で感動しておりました

         これは廊下にあるもの
         


こちらは中にちっちゃいロウソクが4つ入っています。
          


リビングのテーブルに置いてあるものですが、アロマランプ用のキャンドルにまで点火してみたわたし
         

もうひとつ、バーカウンター(使用していませんが)の上にもあるのですが、芯が駄目になっているらしく使用不可能でした。
とにかく家中のキャンドルというキャンドルに火を灯しました。

日本では最近ほとんど停電は無くなりましたが、日本で停電したときにつけるロウソクは(キャンドルという感じではなく、ロウソクと呼ぶにふさわしい)いかにも業務用っていう感じで。頭にくくりつけて「たたりじゃ~」ってやりたくなる気分

こっちに置いてあるキャンドルは、日本だったら、あくまでもインテリアで、使うのがもったいなくなるものばかり。しかし、全部使用した後があるのでやはり実用の為なのですが。

最初は、そんな感じでちょっぴり“初停電”にときめいていた私でしたが、10分・・・20分・・・と経つうちに、段々不安に。いつになったら電気、つくの・・・。このまま3時間とかこの状態だったらどうする

不安が募ってきました。幸いこの時は30分程で回復しましたが。

ときめき体験は多分この1回で終わる事は確実です

憧れのオーブンで・・・

2006-01-28 14:59:45 | メキシコ生活記

外国のオーブン、すっごい憧れていたんです。昔、アメリカとニュージーランドにホームステイをしていた事があるんですが、ホストマザーがあの大きなオーブンでパイやケーキを焼くたびに「あれ、いいなぁ~」と密かに憧れを募らせていました。

別に料理が好きなわけでも、格別得意なわけでも無いのですが、憧れだけは一人前でして。
「あの本格的なオーブンがあれば、私もきっと美味しいケーキやパイが焼けるはず!」と根拠の無い確信さえ抱いていたわけで・・・ こんな言葉は忘れていました→ 
“ 弘法 筆をえらばず ”

しかし、メヒコに来て、念願かなってオーブンを使用できる環境に 
         
やった~ やった~

と、その前に・・・
写真は、メヒコで使われている一般的なオーブン付きコンロ(どのコンロにもオーブンはついていますが)です。
つまみが6つもあるんですね。一番左のつまみはオーブンの温度調節なのでカウントしていません。

で、これが上から見たところ
       
鍋を片付けてから写真を撮ればいいんですが、面倒臭がりなもので
真ん中にど~んと置いてある鉄板は、タコスの皮を焼いたり温めたりするものです。ここがメヒコならでは


話は戻って・・・何を作ろうか、普段本格的なお菓子作りなんてしない私は悩みました。
せっかく念願のオーブンが自宅にあるのに。
そんな時、駐在の奥様から頂いた「簡単チーズケーキ」のレシピがあった事を思い出し、挑戦してみる事に。
チーズケーキはスポンジケーキよりずっと簡単!と以前友人も言っていたし、レシピを見たら本当に簡単そうだったので「これなら失敗はない!」 作る前から自信満々だった私。

で、これが焼きあがり
「NANAO初チーズケーキ
        

まあ、なんていい焼き加減で美味しそうじゃないですか やっぱりこのオーブンよね~
自分で言うのもなんですが、味も最高に美味しかったんです お客様に出しても恥ずかしくないほどに

しかし、最後に必ず落ちが付くのが私の人生でして・・・









                
              厚さ(薄さ!?)5mm

            え~ぇ~~~   

駐在の奥様が出してくださった同じレシピで作ったケーキは、普通の厚さだったよ~

なぜに!?なぜに!?

またもや才能の無さを遺憾なく発揮してしまった事を痛感させられた瞬間でした

でも、味は最高だったの~~    強調しておこうっと


よく行くお店あれこれ

2006-01-27 12:51:20 | メキシコ生活記

まずは『EL GLOBO』。パン&ケーキの老舗です。ショッピングモールの中にもちょっとした喫茶コーナーというかお持ち帰りコーナーなんかがあります。私個人的には、めちゃくちゃ美味しい!と言う程は思わないのですが、まあ、清潔感があると言う点で個人的な評価が高いです。

清潔感がある・・・どういう意味かと申しますと、スーパーの中にもパン屋は必ずありまして、結構種類も豊富で、美味しそうなパンもあるし、値段も安い。でも・・・でも・・・、
トングが汚れているんです~(と言っても食べ物の汚れですけれど)
日本のパン屋さんでは、一度使ったトレーとトングは、最低拭くか何かして、きれいに保ってあるのが普通ですよね。でも、こっちでは、お客さんが使ったトレーもトングもそのまま、又置き場に置くんです。拭いたりしません。だから、トングのの挟む部分にクリームやチョコレートがこびり付いていたり・・・。最初に見た時は結構衝撃でした 「前のお客さん、チョコレートドーナツ買ったでしょ~」とバレバレ、みたいな感じです。『EL GLOBO』はそれが無いので


こちらは私のブログで何度も登場したスーパー『Superama』  どこの店構えも一緒です。
           



買い物はした事が無いものの、日本の実家にいる愛犬「こたろう」と愛称が一緒なので、なんとなく愛着をもっているペットショップ『KOTA』 普段は生き物は鳥しかいない。たまに犬がいる時があるが、盗難が心配なのか、普段はいない・・・
             暇つぶしの時の癒しの場

ちなみに・・・・・・・・・・
            
               
この子が我が家の「こたろう」愛称「こた」 
オスのミニチュアダックスフント

でもって、もう一匹の愛犬「AQUA」
愛称「アク」 オスのゴールデンレトリーバー
            

 

小さい映画館が集まった、日本で言ったらいわゆる“シネコン”? でも、日本のシネコンは全席指定だが、ここは自由席。    
         
と言っても、超人気作品でもなければ20分前に行ってもまだ誰も折らず、清掃もこれから・・・ 
なので、思わずパシャリ 中は結構キレイで、座席もまあまあ良いです
      
                  

巨大スーパーマーケット『GIGANTE』
        
食品・衣料・車のパーツ・修理用品・おもちゃ・生活用品etc.とにかく何でもござれ系。
暇つぶしに見ているだけでも結構時間がつぶれます ここのショッピングカートがまた、Special級にデカイんだな~これが。私なんかが押してると、カートが歩いているように見えます


1回しか行った事がないけれど、お洒落で気に入ったお店『HABICA』
先日ご紹介したカラフルなカゴはここで購入。
一軒家のようになっていて、各部屋ごとに売っている物のジャンル(!?)が違う、ちょっと変わったお店。写真は1Fのお部屋で、ガラス製品だけを置いてあります。すご~く可愛らしかったけど見るだけ見るだけ
        

まだまだ色々ありますが、今日はこのくらいで


街角いろいろ

2006-01-26 14:43:09 | メキシコ生活記

通りを歩いていると「?」と思う事や「!?」と思う事が結構あります。まあ、別に日本と同じものでも外国では形が違ったりするので新鮮な訳で・・・

そんな街角のいろいろを撮ってみたりしています
   

     よく見かけるこのタイプのドア
ドア中央にある丸い部分、これ、ノブです。しかし、正面左側にちゃんと取っ手はあるし、「じゃあ、鍵はここでかけるの?」とも考えてみたけれど、鍵穴も正面左側の取っ手の所にあります。???それじゃあ、あの中央の取っ手は単なる飾り?
最初に見た時はこのノブを引っ張ってドアを開けるものと思い込んでいましたが、どう考えても力学的に開けづらい


このぶら下がっている植物・・・なんだろう。ちょっと気になる。
       


もう見慣れたけれど、「ここは日本じゃないんだなぁ」と思い出させてくれる
      


「ちょっと、ちょっと、お洒落なんじゃない!?」と思わず撮ったベンチ


      
       植木鉢も兼ねて、一石二鳥


            言わずもがな、ポスト
                  

こっちの植木職人、結構 角刈りが好きみたいです。見事に頭ペッタンコ
       

                                                            
こちらは、以前たまたま出くわした花嫁さんが(教会まで)乗って来たリムジン。花嫁さんがどんな女性だったか見たい方はこちらへ
車の前と後ろに白いリボンが付いていました
あ~ぁ、乗ってみたい
        

ちなみに、一番最初の赤い車・・・アレは乗ってみたくない

自分の彼氏がアレ乗ってたら、かなり引くけどな~


連れて行かれた先にあったのは・・・

2006-01-25 11:22:22 | メキシコ生活記

今日シティーでは何ヶ月振りでが降りました。1時間かそこらで止んでしまいましたが、久しぶりに雨を見た~。この歳で、雨を見て感動する日がくるなんて

さて・・・

クエルナバカ旅行2日目・・・って、1泊なので、夕方にはもうシティーに帰らなければならないのですが、市内をぐる~っと回るツアーバス(美人!?ガイドさん付)に乗りました。とっても可愛らしくペインティングされています

ちなみににこちらは、シティーのツアーバス。例の、
私が排ガスにやられたやつですね・・・
メリダでも、シティーと全く同じツアーバスが走っていました。
      
こちらは最初にイヤホンを渡されて、座席前(横?)の差込口にさすと、何ヶ国語かで各場所の説明が流れます。日本語もあります。さすが首都!?

クエルナバカの方は、女性のガイドさんが2F席最前列に立って説明をしてくれます。ただし、スペイン語only
でもガイドさんの笑顔付きです
そうそう、シティーでもクエルナバカでも(多分メリダでも)、2F席で外側に座る人は十分に気をつけましょう!木の枝や葉っぱが容赦なくバシバシ襲ってきます 私は2回とも外側だったので、かなりスリリングでした。
今回ちょっとラッキーだったのは、2F席最前列だった事。前も横もしっかり見えて、クエルナバカの町並みを堪能できました。

さてさて、バスは町中をぐる~っと回っていくのですが、
ある場所に来てSTOP・・・???
しかも「バスを降りて私に付いて来てください」とガイドさん。休憩??? 降りた場所にはアイスクリームとお菓子の露店が。やっぱり休憩か~と思ったら、5分ほどするとガイドさん、ずんずんずんずん歩き出しました
急いで付いていくと・・・
 こんな風にどんどん下る下る

                 
                  すると目の前にはこんな物
              

               
         下を見下ろすと・・・  
           
細く流れ落ちているのは滝。そう、渓谷だったんです。うわっ!高~い 
後で調べてみたところ、ここは『アマナルコ渓谷』と言うようです。もし違っていたらごめんなさい。

この後、延々と下へ下へとくだり、町の中心部にあるオアシスで思わぬリフレッシュ

        
木の根っこだか蔓が、上から川面まで長~く伸びている様子は見事でした。思わずターザンが「あ~ぁあ~~」って蔓につかまってビヨ~ンと移動する場面を思い出した私

留学していた数年前、毎週クエルナバカに通っていた主人でさえ、ここは知らなかったというから意外と穴場なのかしら?町の雑踏に疲れたら、ここに来て心を落ち着かせるのもいいです。

そうそう、ガイドさんが説明してくれたんですが、ポインセチアと・・・なんだったかな・・・忘れました は、クエルナバカが発祥の地なんですと ほ~ぉ


およっ、目が合いましたね!

2006-01-24 12:39:44 | メキシコ生活記

クエルナバカ2日目。ちょっとした待ち時間の間に、民芸品等のお土産物を売る露店の群れを発見。最初は冷やかし半分だったのに、色々買ってしまいました。友達へのお土産にいいかな~とか考えながら。

この子達は、首が上下にゆらゆらゆ~ら揺れる癒し系の置物。掌に乗るチビッコ亀さん
      
一個50円位だったと思います。他の物とあわせて買って、ちょこっとディスカウントしてもらいました。ちっちゃい甲羅にひとつずつ違った模様が手書きされていて、なんとも味があります

  
塩・胡椒入れ   これは自分用。多分飾っておくだけ。  
人間が両手を上げているみたい!?なんだか夜中にトコトコ動き出しそうな感じ  
           

 

これは、本当はユカタン半島に行った時に買いたかった民族衣装。メリダに行った時は、結構これを着て歩いているおばちゃんを見かけました。シティーでは一度だけ。私は・・・多分・・・部屋着かなぁ~
           
刺繍がとっても綺麗でしょ!これだけ刺繍してあって、2000円弱だった記憶が・・・。これもちょっとディスカウントしてもらった

拡大するとこんな感じです。

上半身部分



        スカート部分
           

そして、これは露店ではなく、帽子の立ち売り(?)をしていたおじちゃんから購入。
絶対に利用頻度少なそうだし、日本ではまず被らないだろうけど、でもでもど~してもこのピンク色のが欲しかった メヒコでなければ売っていなさそうなこのピンク
         
これも2000円位だったかな~。糊でバリバリに固められたこの帽子。購入後~シティーの自宅に帰るまで被っていました。今は玄関の飾り 
クエルナバカでは、こういった形の帽子を被っている人がたくさんいたので、まあ、色がちょっと派手な事を除けばそれ程恥ずかしくは無かったのだけれど、さすがにシティーでこういう帽子を被っている人は見かけない。唯一の弱点は、乗り物に乗ると、後ろ側のつばが座席にあたって、その度に帽子がずれること

またクエルナバカに行く時に被って行こうっと。折りたためないから被っていくしかないのが難


50%OFF!!

2006-01-23 12:13:30 | メキシコ生活記

ただ今メヒコはバーゲンセールの時期です。どこのお店に行っても“50%ディスカウント”とか“バーゲンの上に更にバーゲン”なんて文字が目に付きます。

特にすごいのは、マサリック通りというブティックが立ち並ぶところ。シャネルやフェラガモ、フェンディ、アルマーニ・・・と言ったいわゆるブランドショップがずらりと立ち並んでいるのですが、
ここでも50%あるいはそれに近いくらいディスカウントされています

以前聞いた話では、なんでもチャリティーバーゲンだとか。ブランド品が好きな方々には目玉が飛び出るほど嬉しい時期です  残念ながら(?)私はそれ程ブランド物に興味が無いため、「50%OFF!すごいね~!!」・・・で終わってしまいます  なんだか損していないのに、損をしているような気分。ブランド好きだったらもう舞い上がるようにウキウキした気分になれるのに


こんな私でも、お手頃価格のお店でお手頃な品物を物色するのは大好きです
先日、近くのショッピングモールでお買い物をしてきました。

     
このバッグはもともと安い値段だったので、バーゲン対象では無かった様な気がしますが、一目惚れして購入。
銀色の斜めの縞々ですが、これ、生地の模様ではありません。何だと思いますか?
このバッグ、ファスナーをつなぎ合わせて出来ているんです。つまり、銀色に見えるところはジッパー部分。取っ手の部分を下に引っ張っていくと、どこまでもどこまでも開いていきます
大きさはお財布とハンカチ・ティッシュが入る程度で、ちょっと外食・・・なんていう時に便利そうと思って


      
こちらは見ての通り、ニットです。もともとお安いものが、半額で更にお買い得に!これも一目惚れした一品なのでラッキーでした

他にもピアスやヘアピンなど、久しぶりにお買い物をして良い気分で帰宅。やっぱり気に入った物を買うとストレス発散になります

ちなみに、一番上の籠は去年買った品物ですが、やはり色使いが気に入り購入。今は化粧水等のボトルが入っています

明日はクエルナバカで買った民芸品のお話。

シーフードタコス

2006-01-22 13:03:30 | メキシコ生活記

今日は、旅行のお話はお休みして、お気に入りのお店について。と言っても、今日で2回目なんですが。初めて行った時にとっても美味しくてお気に入りになり、また行きたくなって行って来ました。

お店の名前はPLAYA PELíCANOS(訳すと、ペリカンの海岸)”
    この簾の中は・・・


こんな感じで、一応、外の席と言うのでしょうか?
      
今日はここでお誕生日か何かのパーティーをやっていて、ちょうど終わって後片付け中。初めて来た時は外の席で食べましたが、今日は店内へ入ってみました。
        
   爽やかな感じのテーブルセッティング

このお店は、シーフード関係のメニューが売りなので、とりあえずスープは“海老のクリームスープ”にしてみました。イメージでは、クリームスープの中に小海老が入っている感じでしたが、実際は

      これでした。具が何も入っていなかったのですが、海老の味がしたので、多分ミキサーか何かで混ぜ合わせたのでしょうね。このスープ、と~っても美味しかったです  以前来た際に頼んだスープも美味しかった印象が強いので、多分どのスープを頼んでもはずれは無いんじゃないかな~。入れ物も可愛いでしょ  保温性が高いのか、最後まで熱々でした。でもかなり量があるので、スープで結構お腹が一杯になります。

      どこのお店でも出ますが、付け合せの(?)クラッカーとパン。お店によって、パンは 美味しい・そうでもない に分かれます。

私の注文した“海老のタコス”です。
       小麦粉のトルティージャを薄くパリパリに焼き、中に海老と野菜の炒めたものが入っています。シンプルですが、これまたうまうまの一品。スープでお腹が膨れていたので、これくらいの量で十分。  

とか言いつつ
        
しっかりデザートも食べました   あぁ、また肥える

そしてメヒコではどこのレストランでもそうですが、お会計のときにこんな物をくれます
    お口直しのラムネです。
お店によってハッカ系だったり、普通の甘いラムネ(硬い小さなもの)だったり、仁丹みたいな赤い粒粒が入っていた事もあります。ハッカ系はまだいいのですが、たまに辛いものもあるんですよね・・・。お口直しで辛いやつってどうなんでしょうか

ダイエットには程遠い今日この頃です


ロバート・ブラディ博物館(3分の3編)

2006-01-21 11:37:12 | メキシコ生活記

今日で3回目の特集となるロバート・ブラディ博物館。私の撮ってきたほんの少しの写真だけで3回分のブログ記事が書けてしまう程、膨大な収蔵品と素敵なお部屋があります。

特集最後の今日は、私たち日本人にゆかりのある作品をご紹介します。
まず上の写真は、お馴染み“安藤広重”の浮世絵。

そしてこちらは、光が反射して分かりづらい写真になってしまいましたが、“親鸞上人像”です。17世紀に描かれたものだそうです。
     

その他“歌舞伎絵”
          


            

私たちが日本人と分かったらしく、博物館の係員の男性が親切にいろいろ説明をしてくれました

どういうルートでこれら日本の絵を入手したんでしょうねぇ
ちなみに「オリエンタル・ルーム」と名づけられた部屋に展示されています。
後で博物館の人がつけたのかもしれませんが、各部屋には「○○ルーム」と展示品のカテゴリー別に名前がつけられており、各部屋には、その部屋にある作品の名前が書かれた紙・・・と言うか、紙をラミネート加工したものが沢山おいてあります(スペイン語版と英語版)。そして、特に重要とされる作品の番号は緑色で書かれています(若干の記憶違いはお許しを)。


1回目の特集の際ちらっと書いた、中庭のプールがこれです
    
芝生もきちんと刈られ、水もキレイで(これ以上近づいた訳ではありませんが)、ここでプライベートタイムを過ごせたら最高ですよね

自分が気に入って集めた物に囲まれ、部屋の内装やキッチン・バスルームにいたるまで気に入った装飾にし、プールもあり・・・もう何と言っていいか、理想の生活空間です

超お金持ちで無ければ実現出来ない、私には夢のまた夢の生活です

この博物館には、入り口を入ったすぐの所にもう一つ中庭があるのですが、そこには椅子とテーブルが何組かあって、カフェテリアになっています。当然、博物館の入場料を払って入館した人しか利用できないので静かです。見るのに疲れたらここで一休み 
静かに美術鑑賞をして時を過ごしたいなら、絶対にお勧めの博物館です。これからクエルナバカを訪れる予定のある人は、予定に組み込んでおいて下さいね

ロバート・ブラディ博物館(3分の2編)

2006-01-20 15:06:00 | メキシコ生活記

ロバート・ブラディ博物館
2回目の特集です。

こんなに沢山のキリスト像を一度に見たことは今まであったかしら これってどうやって集めたんだろう。ちなみに私の目に留まったキリスト像は、この写真の枠から外れてしまっていますが、向かって右下のほうに掛けられていたこちら。
       ガラスのキリスト様。Made in Italyだそうです。

そして、数々の個性的な部屋の中でも強烈に印象に残っているのはこの部屋です。
      
壁の黄色がもう目に焼きついて焼きついて。なんだかいるだけで気分が高揚してきて、踊りだしたくなるような(?)部屋でした この部屋にもいくつか目玉商品ならぬ“目玉展示品”があるのですが・・・
 
ご存知、フリーダ・カーロ、リベラご夫妻。確か両方とも自画像だったと記憶しています。二人の自画像を手に入れるなんてすごいわ~  ・・・にしても、相変わらず濃い~カップル しかもこの色の部屋にあるところがまた濃さを強調しているようで。。。でもここが一番似合うような気もします。


            
うって変わってこちらはバスルーム。二箇所あるうちのひとつです。タイルがとってもオシャレ
バスタブは結構深くて、日本の浴槽を思い出させる大きさ。
・・・あ、今気づきました  
見たときからずっと違和感があったのですが、浴槽が床から下・・・つまり掘ってあるんですね。普通はバスタブって、床の上に独立してありますもんね。なんで今まで気づかなかったんだろう
光の差し込むバスルームでゆったりくつろぐ・・・いいですね~ でも(外国だから仕方ないのだけれど)くつろぐときに便器は見たくないですね 今一瞬、どこで身体を洗うんだろう・・・なんてバカな事を思ってしまいました。外国ではバスタブの中で洗うんですね

次回は日本の作品をご紹介します

こ、この人はもしや!?

2006-01-19 07:56:35 | メキシコ生活記
ロバート・ブラディ博物館所蔵のこの置物を見たとき、日本人なら10人中9人はある人を思い出すでしょう。そうです、あのサリン事件の・・・ うわ~、一杯いる~、って明らかに違います。これは「最後の晩餐」をモチーフに作られた置物です。でもワインとパンじゃなくてスイカかじってるし・・・

ロバート・ブラディ博物館は、クエルナバカの教会(先日ご紹介した広場)のすぐ横(裏?)にある豪邸です。豪邸と呼ぶのは、ここはもともとロバート・ブラディさんの家だったから。ま、そのまんまですけど。彼はアイオワ州出身の画家で、メキシコ絵画や各国民芸品を個人的に収集していたそうです。その数なんと1300点以上とか
 この方がロバート・ブラディさん(自画像)

いやもう、すごい数の展示品でした 「すご~い!」の一言しか出てこないくらい。

こんな部屋や 



 お面だらけの部屋


            
こっちは置物と絵画・・・

セクションごとに展示品も部屋の雰囲気もガラッと違い、
1つで何倍も楽しめるお家
しかもとっても広い
中庭を抜けていくつか部屋を通ると、また別の中庭(プール付き)があったり、ちょっとした迷路みたいでした。一体何部屋あったんだろう・・・覚えていないくらいの沢山の部屋それぞれにてんこ盛りの民芸品や絵画。

個人の家だったので、当然トイレや洗面所、台所といった場所もありますが、これまたどこもタイルが素敵
            
       こちらは台所の一角ですが、お料理するのが楽しくなりそうな雰囲気でしょ

ちょっと気になったのが、台所の水道。もう博物館だから水も通っていないはず・・・と思っていたら、流しに水がたまっていました 「え?もしかして・・・使ってるの??」 よく分からないけれど、そうだったらある意味すごいかも。展示しながら実用性も兼ねている

この博物館にも日本に関係する展示物が・・・明日はもうちょっとこの博物館を紹介します

ポソーレ

2006-01-18 15:37:25 | メキシコ生活記
『ポソーレ』とは、大粒のトウモロコシを煮込んだスープです。クエルナバカ旅行初日に初めて食べました。スープと言っても、巨大な器にたっぷり具が入っているのでそれだけでお腹一杯になります。ガイドブックに“地元で人気のポソレ専門店”と書いてあった「El Barco」と言うお店へ。

入り口は狭いものの、中に入ってみると結構広く、店内に入ってすぐに左へ曲がると中庭風になっていて、そこにもテーブルと椅子があり、さらに中庭を抜けると小部屋があって、そこにも数席。私たちはこの小部屋へ。

具は、基本的には肉・レタス・ラディッシュです。私はアボガドを加えた“スペシャル・ポソーレ”を頼んでみました 何でも、ポソーレに入れるお肉は、本来は豚肉(しかも、頭の肉)を使うらしいのですが、ここのお店では鶏肉・豚肉・牛肉と各種ありました。正統派を食べるべきなのかもしれないけれど、ちょっと救われた気分  変り種では牛タンもありました。私は大好きな鶏肉をchoice。

スープも白と赤の二種類あり(こう書くとなんだかワインみたいですが)、お店のおじちゃんに「どう違うの?」と聞いたら、「白はノーマル」との返答があったので(もうちょっと詳しい説明が欲しかった)、主人はノーマル、私は天邪鬼なのでノーマルじゃない方を注文しました。後で調べてみたところ、赤いほうには“チレ・グアヒーヨ”と言うのが入っているそうです。でも全然辛くはありませんでした。

一口ずつ飲み比べてみたところ、白はサッパリ系・赤はちょっとコクがある感じ(とでも申しましょうか)。どちらも美味しかったですよ 

でも中に入っていたトウモロコシの粒、初めて見る大きさでした。予備知識が無かったら、きっと何だか分からない物体・・・という事で終わっていたと思います

写真のポソレ、具がキレイに盛り付けられて出てきたのですが、一口か二口飲んだ段階で写真を撮り忘れている事に気づき、慌てて盛りなおしてみたのですが・・・かなり乱れてます

ちなみにこちらは“ソパ・デ・リマ”と言いまして、『ユカタン料理』の代表です
      

メリダ旅行に行った時に、ホテルのカフェで頼みました。チキンのコンソメスープに玉ねぎと鶏肉(他の肉でも可なのかは不明)がたっぷり入り、上にレモンがのっています。レモンの酸っぱさが程よく効いていて、とてもサッパリした味のスープです。結構気に入りました

メヒコでは大抵メインディッシュの前にスープを頼むのですが、これも色々な種類があって毎回どれを頼むか楽しみです。でも、単語が分からなくて適当に頼むと大変なことになる場合もあります また機会があればご紹介しますが、今回はクエルナバカ旅行つながりという事で

クエルナバカと日本の意外な接点

2006-01-17 12:57:25 | メキシコ生活記

今日は、クエルナバカのソカロおよびその周辺・カテドラルについて。
上の写真は夕暮れせまるソカロ(アルマス広場)の写真です。週末だからなのか結構な賑わいでした。蜂蜜や蜂蜜を使って作られた製品の即売テントあり、大道芸ありとなかなか盛り上がっておりました。写真のツリーはコカ・コーラ提供のようで、コカ・コーラのマークがツリーにたくさんつけられていました。
      
まあ、ちょっと興ざめな気はしますが、でもなかなか綺麗なツリーでしたよ。そうそう、ここメヒコは、コカ・コーラ消費No.1の国だそうです。私が子供の頃は「コカ・コーラを飲むと骨が溶ける」とか言われて、たま~にしか飲ませてもらえなかった記憶がありますが、一部の本によると、『メヒカーノは“コーラは栄養価の高い飲み物”と信じていて、貧しい母親が哺乳瓶で赤ん坊にコーラを飲ませている光景を目にすることもある』って・・・ホント??私は見た事ないですけど。真偽の程はいかに・・・どちらにしてもコカ・コーラ消費No.1であることには間違いが無いようです。


こちらはソカロの斜向かいにある『フアレス公園』。小さい敷地の割には風船屋は“うじゃうじゃ”、人も“うじゃうじゃ”で、最初、ここがソカロだと勘違いしてしまいました
          


アルマス広場とフアレス公園の両方に面した州庁舎
       

ここから歩いて少し行くと、昨日ご紹介したカテドラルおよびその他の教会が集まっている広場があります。

こちらがカテドラルの正面入り口。大きすぎて、全体像が入りませんでした
     
こんな風に断片しか写せなくて残念

教会とは思えないほど大きな建物でした。なんでも、1529年にコルテスの命令で建造された、アメリカ大陸最古の教会のひとつだそうで、塀が高く城塞を思わせる外観は
、征服当初に先住民の氾濫が頻発し、クエルナバカのスペイン植民者たちが教会に立てこもって防戦したためらしいです。(地球の歩き方 2004~2005 株式会社ダイヤモンド・ビッグ社、株式会社ダイヤモンド社 より)  

このカテドラルに入ると日本に関係した壁画が描かれています。1597年に、豊臣秀吉の命で処刑された外国人宣教師とカトリック教徒を題材にした壁画で、この宣教師の中にはメキシコ最初の聖人のフェリペ・デ・ヘススが含まれているそうです。「日本26聖人殉教壁画」と呼ばれており、この壁画上部には・・・ありました、ガイドブックに書かれていた通りの文字が。

『Emperador Taycosama Mando Martirizar Por~

      (~のために皇帝太閤様が殉教を命じ)』



またまたお世話になります(地球の歩き方 2004~2005 株式会社ダイヤモンド・ビッグ社、株式会社ダイヤモンド社 より)     
       
意外な場所で日本との接点を発見し、感慨深いものがありました。壁画中に描かれている日本の民家が西洋風なのは・・・まあ、仕方がないのでしょうね
メリダに行った時も、野口英世ゆかりの場所とは知らなかったですし、案外色々な国が日本と接点があるのですね。