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山浦玄嗣(はるつぐ)氏
カトリック信徒で
医師
だそうです
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キリスト教徒と言うと
私には
思い込みがあったみたいで
長崎方面
あるいは
平戸
福江島
と場所を
想像してしまった
ですけど
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でも
震災の
大船渡の方でした
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見ているうちに
まなざしの
強さ
深い
目の色
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いったい
どう言う人だろうと
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『ガリラヤのイェシュー』
キリスト教の
本を出されている
とても知られた方だと
言う事でしたが
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どういう
人なんだろうと
思う様に
なりましたです
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震災の
津波に襲われ
このように
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書き上げていた
原稿
校正済み状態
のそれも
流されて
そこから
また一から
書き上げた
と言う事
らしいです
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震災の時は
広い待合室を
開放して
とにかく
薬を出し続けたと
ともかく
寒かったと
仰って
いたように
思います
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やがて
数日?発電機かで
ストーブを動かして
くれた人がいて…
と
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あれだけの事があれば
笑い顔も
全部は笑いにならない
苦しい顔も
ただ苦しいだけじゃない
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なんとも
言えぬ
目をしてらっしゃる
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気仙沼の言葉
『ケセン語』を
研究、推奨され
独自の思いをこめた
カタカナ綴りの
『ケセン語』に
聖書を翻訳して
ローマ教皇に
贈られたと
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ジョン・レノン氏と
同年
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1940年生まれ
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むかし
ジョンが40才で
なくなる直前
写った写真が
とても
疲労感あふれた
年齢以上の
写り方で
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友人は
それを
「写真のアレだから」
と表現しましたが
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その時の
容貌の年令に
いまこの方
山浦玄嗣氏は
なられている
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簡単な
表情じゃ
ないですよね
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そして
立派な
骨柄
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山浦医院
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なんだか
どうしても
長崎や
平戸の
医院を
思い出してしまう
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連想して
しまいます
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前に
別のテレビで見た
たしか
あの地方
やっぱり
福江島あたりに
遺された
教会建築を
めぐる番組
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震災と戦争
原爆と原発
その当時の
信徒のひとたち
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簡単な
笑顔じゃないです
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