長い
ステージ生活
◇
色々
あるんだと
思います
◇
ライムライト
チャップリンとか
芸人は
舞台で死ねれば
本望とか
いろいろ
言いますけど
◇
◇
前に
パブロ・カザルスの
本で読みました
ある
ステージで
チェロの弓が
どうしたことか
カザルスの
手から離れて
ちょっと
遠くまで
客席に飛んでしまったと
◇
そしたら
それを
観客が拾って
手渡しで
順々に
送られて来て
カザルスの
もとに
戻ったと
◇
その間
誰もしゃべらず
静かなままで
静粛な
荘厳な
時間であったと
◇
本に
書いてありました
◇
◇
はて
出ちゃった
ブレルの
心臓も
手渡しで
彼に
戻ったかな
◇
心臓なしじゃ
彼も
つらいだろう
と
◇
遠くまで
飛んでるような
気がしますよね
◇
◇
まあでも
ブレル
今にして
歌詞を見てみれば
どうして
あそこまで
攻撃的
なんだろう
◇
そこまで
威嚇
しなくても
と思いますが
◇
なんか
殺伐としたものが
残っちゃわないかなあ
ステージ後
◇
歌唱後に
◇
◇
うーん
時代かも
知れないですけど
1950年代
な訳だから
それが
新鮮だったのかも
知れないです
◇
アメリカの
ボブ・ディランでさえ
1960年代
だし
◇
◇
ともかく
あんなに名曲を
残して
くれたんだし
それを
スコットが歌って
私には
理想的な
数曲に
なったです
◇
その時代に
居合わせて
知ることが出来て
ありがたい
有難かったです
◇
これを
知らないで
人生
済んじゃった
と思うと
そら怖ろしい限りです
◇
◇
まあ
知らないでいる
名曲って
あるんだろうなあ
◇
今まで
畑違いだった
シャンソン
カンツォーネ
ファド?
そのあたりに
◇
でも
今までで
知ったものだけでも
有難いです
◇
カー・オーディオ工夫して
丹念に
聴きたいです
◇