選抜高校野球

第８９回選抜高校野球が３月１９日から開催されます。

知人の息子さんが「福大大濠高校」の応援団長

昨日　博多駅での壮行会でも「エール」を送っていました。

第3日目　第一試合で　岡山の「創志学園」と戦います。

応援よろしくお願いいたします

毎日新聞　２月１６日掲載分　　転載

福大大濠　支える人たち／中　応援指導部　最前列で仲間を後押し　／福岡

         先頭に立ってエールの練習をする大塚海斗さん

 

　＜第８９回選抜高校野球＞

 

　「フレー、フレー」。応援指導部員３２人の中で最前列に立つ大塚海斗さん（２年）は、応援演技の中心的役割を担う。ピンと手を伸ばして声を出し、エールを送る。

 　「本当にセンバツってすごい。２６年ぶりに行ける実感がまだ湧かないけど、ちょっとずつ近づいているんだなと思います」。元野球少年で、甲子園への憧れがある。「自分の友達が甲子園に出たら感動する」と笑顔だ。ただ高校では応援指導部に入部を決めた。全国唯一の男子チアリーディング部として活躍する部活の演技を見て「いいな」と思ったことや、いろいろなスポーツの応援に行けるからだという。練習はきついと話すが、いまではチアリーディングの３段タワーで一番上に立つ役を務める。

 　部活はチアリーディングのチーム「ＣＯＯＫＩＥＳ」と応援団の二つの顔を持っており、現在はセンバツ開幕１週間前のチア西日本大会に向けたチアの練習がメインだ。応援の練習は、平日は校歌や振り付けなどを１０分ほど、週末は集中して１時間ほど。限られた中で効率的にこなす。

 　「全員がバク転もできないゼロからのスタートだった」ため部員の仲が良く、何も言わなくても一つにまとまるという。野球部のセンバツ出場が決まってからは、吹奏楽部との合同練習も週に１度加わり、多いときは７０人もの大人数で練習する。部活の幹部だけで集まって打ち合わせをしたり、振り付けを考えたりと大忙しだ。

 　甲子園では、スクールカラーのエンジ色のポロシャツを着て手袋とはちまきで応援する予定だ。「自分の在学中に仲間が甲子園に行けるのはなかなかない。お客さんも自分たち学生と一緒になってくれるような応援をしたい」【菅野蘭】