aoちゃんがやってきた

妊娠養生法&胎児との交信日記
埼玉は日高市の漢方専門薬局たまき の裏日記でもあります

一年生一学期6歳10ヶ月

2023-06-29 04:16:18 | 育児

心はともに

みなさまこんにちは

漢方専門薬局 環の 裏ブログです。
本編はこちら

お陰様で6歳10ヶ月!

学校で完訳グリム童話の素話を聞いてきていました。
それが灰かぶりだった日、家でもシンデレラを読みましたら、
あおちゃんが。
『違うよ、親指切って靴の中は血だらけさって鳥が言うんだよ。お母さんのお墓の前でね』
というもんで、びっくり!
早速完訳の本を図書館で借りてきたら、はまりました。私が。
 
『継母って何?』と、聞くあおちゃん。継母が怖い。
しかし、実家でめめちゃん(私の妹)によく遊んでもらった翌日。
 
あおちゃんが
『ねえ、お母さんが死んだら、継母はめめちゃんっていうことは?』
っていう提案。調子がいいにも程がある。死んでたまるか。
 
・・・・・・・
実家に泊まった際、
地域の放送で
『ナタを持った人が目撃されました、戸締りをしっかりしましょう』と、何度も流れました。
あおちゃん、ナニ?ナニ!どうしたの?と気配を察する。ナタって何?!
 
『ほら、薪割りで使ったじゃない?あれを持った人がいたんだって』
あおちゃん
『それで、その人が居なくなって探しているの?』
そうだねと、ゆるく流しておいた。
しばらくして、あおちゃん
『あのヤリを持った人はどうしたの?』
私『いやいや、槍じゃなくて、ナタだね、どうしただろうねぇ』
あおちゃん『あ、そっかそっか』
しばらくして
あおちゃん
『あのナギナタを持った人はどうしたの?』
『いやいや、薙刀じゃなくて、ナタね』🤣
あおちゃん
『あ、そっかそっか』
もはや、気にすべきことの主旨が変わってきている。
 
・・・・・
電車のお姉さんたちが気になる
『針刺していた人がいたねえ』→ピアスのこと
『お腹出てた人がいたねえ』
かかとをあげて歩き、あんな靴が欲しい👠って…
 
・・・
小学校での日々。
学校が始まって2日目の朝
『え、今日も学校行くの?』と、あおちゃん。
ええ
『やだなぁ』
なんで?
『だって、字を教えてくれないんだもん』
 
飢えている。
字に飢えている。こんな経験、したことないなぁ。
学校が嫌だと言ったのは、この一回と、ゴールデンウィーク明けに一回言っただけだった。
あおちゃんは言い始めると、相当に粘るのですが、嫌だと言ったのは一回言っただけでした。そんなわけで、毎日楽しいそうです。
 
 
 
 
学校では最初の週から、ドイツ語も始まった。アオゲ、アオゲと大笑い。
グーテンモールゲン、
オウフィラゼーン、
アオゲ、バッケン、ノーゼ、モーゼ、
アイン、ツバイン、ダラー、フィー、フンとどんどん覚える。私が真似すると、発音を直してくる。凄いぜ!
 
英語も習うのでドイツ語が混ざりながらも、
語学を楽しく遊ぶように学んでいく。
 
やがて、エポックがいよいよ文字になった。
『えい!お城の扉が開きました!』
と言って、え、を習ってきた。
その時の目の輝き。
もう嬉しくて嬉しくてたまらないと言った様子。
え、う、お、あ、く、の、けと続いていった。
あおちゃんは、鏡文字でしたが、ここで初めて逆だと知る。
学校で、
『間違ったところを黄金(こがね)で消したよ』
(黄金のオレンジ色で消したという意味)
また、大きなノートに書いた大きな字の上手なこと!
一文字一文字にストーリーがあって、それをイメージしながら習う字は、字を習うというよりも、字の持つエネルギーを感じるくらいに思える。
 
字の宿題になってから、宿題を寝る前まで置いておくようになった。
帰ってすぐやってほしいのに。
どう促しても、寝る前にこだわる。
 
そしたら、ある講義を受けたところ
寝る前にエポックノートを開いてほしい
と、言われた。
学んだことを寝る前に思い出すことが大切らしい。
それは、眠っている間に私達は大きな智慧を得て帰ってくるからだそうだ。
 
帰宅してどうにかすぐ宿題をさせようとした、小さな人間母さんを許してほしいです。
 
エポックは数字になった。
そんなある日、教室を覗く機会があって…
こ、黒板が美しい!
お城や森や、そう昔のドイツを彷彿させる美しい絵が!チョークで。
どうやって描いたんだろう…驚く。
先生凄い…黒板アートでした。
 
毎日手をあげて、お話しが出来る時間があるらしい。
あおちゃんは、毎日必ず手を上げて言うらしい。
毎日必ず上げる子はクラスに5人くらいで、そのうちの一人だと
先生から聞いた。
ある時、あおちゃんは、落語を披露したらしい。
初天神。
みんなよく聞いてくれて、有難い。
その他の話しはもっぱら、従姉妹のももちゃんの話しで
クラスのみんながご存じのももちゃんになっている。
 
同じ幼稚園からあがってきたこが半分を占めているところに混ざり
学校始まって1ヶ月も経つ頃には、みんなと自然な関係になっていて驚いた。これも良い経験だなぁと思う。
 
先生との面談が1時間あった。
妊娠期から産まれてからの様子をこと細かに聞いて、
今のあおちゃんのあり様を受け入れ、知ろうとしてくださる先生の姿に頭が下がる。
親として、あおちゃんにもっと耳を傾けていきたいと思った。
教育とは、その子が何者であるかを問い続けることなのだと
先生はおっしゃる。
 
連絡帳で毎日先生とのやりとり。
ある日、ふざけてしまう子のことをあおちゃんが言っていた。
その時、あおちゃんに何が出来るかな?という話をして、家で二人で考えた。
先生からの一言は、それも大切だし
ふざけてしまう子も助けていきたいですとのこと。
そうだよね、そうだよなぁ。本当に助けが必要なのは、そこだよなぁと。
先生の愛が大きい。
 
一学期も早くも半ばをとうに過ぎた。
一年生のたった一回の夏休みが待っている。
 
一番最初の手仕事
指編みの籠
はまった絵本
落語の初天神、ばけものつかい
 
佐野洋子さんの本
あの庭の扉を開けたとき
 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 入学っ! 6歳7ヶ月 | トップ | 1年生 7歳0か月~4か月 »
最新の画像もっと見る

育児」カテゴリの最新記事