ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

県北芸術祭は不滅の雨でした

2016-11-20 07:37:22 | 里の歳時記
こちらは、常陸大宮市の旧美和中学校さんですが。



既におなじみ、茨城県北芸術祭の人気会場。
校舎の環境を生かした、文化祭的なノリが良いです。
早速、校長室にて、校長先生のお話をお伺いしましたが。



こんなふうに、さすがに校長先生、大いに盛り上げて下さっております。
大がかりな機械仕掛けで、エンドレスな講話テープに合わせ、髪はピョンピョン、お口はパクパク。
指さしの先端が点滅するなど、らしい動作の強調も巧みで。



朝礼はもちろんですが、絶対に笑ってはいけないような、卒業式の場面などでは特に。
講話の内容と無関係な、先生の挙動の細部のおかしさを発見しつつ、笑いを必死にこらえた小4頃の記憶。
そのあたりが、巧みにモデル化された秀作です。



階段を上りながら、思い出しつつ、つい大笑い。
これもすべては、窓の外の雨のご縁のお陰様で。
昨日は急きょ、最後の見学がかなったという次第です。



 さて、二階の一室に、レストルームがありました。
旧美和村の名産の、木材にちなんだしつらえですが。



落ち着いた校舎の一角に、卒業生の共同制作がありました。



こちらの校歌も、ブログ主とほぼ同年代の卒業生の合作。



校舎と校庭の随所で拝見できました。
アートも良かったですが、閉校前のみんなに会えたのも幸い。



では、ついでに校舎の娑婆を離れて。
幸い住むらしい、絵本の中へと。



絵本の内部というものは、この度、初めて入らせて頂きましたが。
こちらもまた、女子高文化祭のノリで。
なかなか、丁寧な不思議空間でした。



一方でそのノリとは、また異次元の世界も数々。
風土と歴史に、最先端の創造活動を交えて、この芸術祭はあるようです(こちら➡開催概要
結果、賑わいもなかなかで、休日には、この会場だけでも千人超の来訪者とか。



美和の山の神様が、いかようにご覧になられたかは不明ながら。
確かに、有り難い一つの種まきにはなったかと。
これまで、あまり知られることのなかったKENPOKUから、新しい発芽の予感の雨でした。



その証拠にブログ主におきましても、元々の県北好きがさらに好きになり、帰りに公式ガイドブックも購入。
アートの祭りのアトノマツリとしては、五浦でのチームラボさんの話題作を見落としたことに気づきましたが。
それもまた良し人生劇場、芸術祭に感謝です。
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