ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

こうべを垂れれば稲刈り近し

2019-08-31 07:04:28 | 田んぼ風土記
 稲穂さん、実る。 お陰様で、こうべも垂れて。 雲は晴れねど、色は明るく。 黄金色まで、あと一歩。 左奥の畑、常陸秋蕎麦の浅緑に引き立てられつつ。 盆地の底も、輝く時節。 美田はまさに、日本の宝。 そんな中で咲いた、花蓮さんたちも一段落。 今年はベストイレブン、11輪が咲いたようです。 幸い、こんなふうに。 稲穂さんとの競合は、最小で済んだようでした。 . . . 本文を読む

残暑に捧ぐ

2019-08-30 07:24:44 | 里山の言の葉
 残暑の中でも、シオンさん涼し。 昨日は暑かったですが、ひとときの夢幻。 今日は、どのような日になりますか。 それは、生きてみなければわからない。 だから、生きてみよ、と。 振り向いた先のシオンさんに、抜け殻さん一匹。 蝉さんの生き方には、人間さんも大いに学びたい令和の初秋。 七年間は土の中といわれる蝉さんですが、基本は根っこです。 根っこで生きて、羽化した後は、幹から幹へ樹木を . . . 本文を読む

今朝の空

2019-08-29 07:12:15 | 里山に捧ぐ
 九州北部に豪雨被害あり、心よりお見舞い申し上げます。 雲は、遠い空まで続く朝。 芝に散ったのは、サルスベリさんの花。 今年は、百日は続かなかたかもしれません。 梅雨寒が、実に長かったですから。 その後は、急に猛暑になって大干ばつ。 その後一雨降ったとたんに、堰を切ったように雨続き。 カルガモさんらしき一羽が、せわしなく飛んで行きました。 近頃しばしばネットで見る、アマゾン . . . 本文を読む

滝流れ再生で地下水躍動の記

2019-08-28 07:31:32 | 庭の仕事誌
 ザ、現場。 水もしたたる地盤を、バックホウで掘削。 現場発生土は、こんな感じで、バケットの型抜きそのままに。 井戸屋さんの予想は、ズバリ的中したようです。 ありがたや、ありがたや。 お陰様で、比較的浅いところから湧水が満々。 さらに掘り進んで、単粒砕石を投入。 地下に貯水層を埋設して、庭の給水の水源とする工事。 給水と申しましても、循環式の滝流れの補給用ですから、余力ある . . . 本文を読む

折々の花を過ぎゆく者たちは

2019-08-27 07:08:58 | 里山の言の葉
 ヤブマオさんが、くっきり。 今朝は、長めの散歩でした。 涼しくなって、気分も爽快。 無事に戻って、オシロイバナさん撮る。 今朝は、カメラを持たずに歩きましたので。 帰宅後に、再び歩き出して撮りましたが。 レンズの向こうは、こんなふうに。 一段と、秋めいた感。 コスモスさんも、クリアな朝は。 特に、こちらの赤が鮮烈。 暑い頃から咲いてはいましたが、にわかに勢いづいてます。 . . . 本文を読む

またまた雨降りその後の景色

2019-08-26 07:24:28 | 野の花の笠間茨城
 また、降りましたね。 ひとたび降り出しますと、度が過ぎるほどに降るという。 某高齢者の予言を思い出しつつ、撮った一滴。 昔も今も、水滴の中が気になるブログ主ですが。 三つ子の魂、百までと。 なぜか、花が好きだった心のままに。 ただ今撮るのは、シラヤマギクさんでございます。 ありがたや、ありがたや。 ささやかな野の花ではございますが。 ささやかなものを軽視する人は、人間が軽く見ら . . . 本文を読む

そろそろ色づく瑞穂の国です

2019-08-25 07:06:57 | 田んぼ風土記
 稲穂さんが、こうべを垂れました。 全体的に、今朝はこんな感じですが。 ブログ主も、こうべ垂れてつつ、今朝は上の道から。 朝寝のために、少々手抜きの撮影。 もっとも、対象からは遠いですが、全体を見るのには好位置です。 かの世阿弥先生のお話にも、離見の見とありましたが。 お隣の休耕田さんと比べても、徐々に色づいているのを感じます。 さらに、遠くのお山と比べますと、一目瞭然。 黄金色 . . . 本文を読む

蝉もいいけど懐メロまた良し

2019-08-24 07:20:44 | 里山の言の葉
 今は、もう秋。 誰も、居ない栗。 知らん顔して、人は行き過ぎても。 私は忘れない、イガに約束したから。 つらくてもつらくても、死にはしないと。 というふうに、若い頃に聞いたはやり歌ですが、たまには歌もいいもので。 ところで、なんちゃって栗園ですので、今は見上げるほどの高木。 ふと見ると、こんなふうに。 誰も居ないはずが、おりました。 明らかに虫さんなのですが、天空で動かず。 . . . 本文を読む

小さな異変は今朝もありあり

2019-08-23 07:20:16 | 里山を歩く
 夏も、終わる頃は。 ヤブランさんが、実ります。 が、ちと早すぎますね。 花があるうちに、実がどんどんと太り出す。 気候の急変が、作用したかもです。 昨春、県北の某公共地のソメイヨシノさんの庭でも、同様の現象を拝見しました。 特にこの足元は照り返しもあり、ヤブランさんにはやりにくい環境のようです。 見上げれば、今頃咲いてるミヤマガマズミさんもあり。 先日は、藤の花の狂い咲きもレポ . . . 本文を読む

ある夏の日

2019-08-22 07:30:06 | 里山の役者たち
 アブラゼミ参上。 昨日の現場、高所作業の開始前。 右腕に止まったので、スマホで撮った。 ブログ主を樹と間違えたのか、そのまんま、鳴き出した。 それとも、何かの虫の知らせか。 あるいは、義兄弟の契りの仁義か。 いずれにしても、かしこまってござる。 こんな風に、御控えなすっての構え。 画像の右下を見ると、前足の先で、手差しの布をむんずと掴んでいるのが見えた。 大した力はないと見くびって . . . 本文を読む