あれから55年・・アンヌのひとりごと

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「歴史秘話ヒストリア」金城哲夫

2010年09月19日 13時00分17秒 | アンヌのひとりごと
先週NHK総合で「歴史秘話ヒストリア」(ウルトラマンと沖縄~脚本家・金城哲夫の見果てぬ夢~)が取り上げられた。
ウルトラシリーズに関わったスタッフ多士済々のなか金城哲夫氏はこうしてよく取り上げられる。
それは未だに沖縄問題が難渋していることも要因かも知れない。
『本土と沖縄を結ぶ架け橋になりたい』
この金城氏の夢が叶わぬまま志し半ばで夭折してしまった無念さが題材になり易いのかも。
沖縄から本土に渡り、本土の人々と接し、ウルトラマンと巡り合い、脚本を書く。
人間として差別的な疑問を普遍的な切り口で語りかけた作品も素因のひとつかもしれない。

放映翌日ウルトラマンの着ぐるみに入り、セブンでアマギ隊員を演った古谷敏氏と会った。
古谷氏曰く
『戦争を引きずり過ぎじゃないかな。彼はそんなに引きずっていない。
もっと科学/星/未来/に興味、夢のあった人だったよ。』
私も今までにマスコミが扱った金城氏の生涯のさわりだけと言うのが勿体ないと思った。
金城さんの人なつこいおちゃめな部分の破天荒さが出てたら、人物像がもっと膨らんでいたかも知れない。
これはNHK全国ネットだから勿論この切り口でイイのかとは思うが。
私にはサービス精神が旺盛で明るい方というイメージが強い人です。
酔っぱらっておどけて電柱に昇ったり(笑)結構目立ちたがり屋さんだったかな。




ここのブログにも数度金城さんについてアンヌのひとりごとを過去に書きました。
稚拙な文章ですが、彼の素朴さ純粋さ明るさが感じられたら幸いです。

『金城哲夫さんとの思い出・・』

『泡盛つながりで・・』

『めんそ~れ沖縄アルバム』


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26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは(*´∀`*)ノ (朝倉眞琴)
2010-09-19 13:15:33
セブンが放映されていたころは、まだ沖縄がアメリカの領土でしたね。
歴史って不思議なものです‥
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Unknown (エレキング、)
2010-09-19 13:24:07
アンヌお姉様、こんにちは。
一番乗りかなぁ(笑)
(違いますね(笑))

自分は勿論…
金城さんの事を詳しく知りません。
姉様のblogで知る程度の知識しかありませんが
アンヌお姉様や古谷様のおっしゃる通りの様な気がします。
もっと関係者に取材をして
金城さんを掘り下げて欲しかったですね。

でも、ミーハーな自分は
アンヌお姉様がテレビに映った時……
ぎゃーぎゃーはしゃいでました(笑)
某場所でも(笑)
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人生 (ズラえもん)
2010-09-19 13:35:57
NHKで金城さんのことを詳しく知り、そんな偉大な方と肩を並べて作品作りをしたひし美さんの事がますますうらやましいです。
私も今後の人と人とのつながりが大きく人生を変えるのかもしれませんね。
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ウルトラマンで、 (ひがたく)
2010-09-19 13:39:47
これだけ多くの人が、ひとつになるんですね。金城さん、本当にすごいです。
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Unknown (AKM)
2010-09-19 15:51:12
 でも、あの局が取り上げなかったら、今上さんの存在もコアなファンの中だけのものになってしまうかも知れません。
 そう思うと、よくやったんじゃないの?次、もっとやってよ、でいいのかも知れませんが…

「私の愛したウルトラセブン」だって、あの局ですし… 
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いやいや・・ (アンヌ)
2010-09-19 16:34:58
別に今回あれでイイのでしょうが、
金城さんは「知ってるつもり」等、結構取り上げられてますよ。
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歴史秘話ヒストリア遅ればせながら視聴しました。 (AB)
2010-09-19 16:55:05
僕も理想と現実のギャップが~!と思う事もよくありますが、
それほど自分の理想と真剣に相対している訳じゃないんだなあ。
とも思いました。

金城さんがセブンに込めたメッセージの総括を劇中で代弁したのがアンヌ隊員だったんですね。


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内側と外側 (サイケおやじ)
2010-09-19 16:58:53
私も録画しておいて、昨日観ました。
仰るとおり、ちょいと偏った切り口かもしれませんが、今回の放送のような視点もOKじゃないでしょうか。

そういえば、だれが言ったのでしょう。
「金城=キングジョー」という説もありますよね。

何時の日か、多角的な評伝が書かれるんじゃないでしょうか。その時は、ひし美ゆり子様のお話も、きっと大切なポイントになると思っています。
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N○K… (やまだ)
2010-09-19 17:06:40
先のエントリですでにヒストリアでの金城さん特集感想が出ていましたが、あえて沈黙しておりました。

はい。アンヌさんのおっしゃるとおりです。
今回の放送内容は、過去TVメディアで繰り返し組まれてきた「手垢のついた内容」に過ぎませんでした。
もっと言及するならば、ヒストリア製作者側(NHK側)に都合良い「恣意的」な金城哲夫像だけ切り取って放送していましたね。

…今の日本の現状を考えたら、もう反米感情を煽るだけの内容ではお粗末です。
すっかり「成りすまし日本人」に日本の大手メディアが侵略されてしまっている今、金城氏が昭和42年当時ウルトラセブンライナーノーツ冒頭に書き綴った台詞「地球は狙われている。今、宇宙に漂う幾千の星から恐るべき侵略の、魔の手が…」が、皮肉にも予言の書となってしまっています。地球を日本に、宇宙を近隣諸国に読み替えればまったくそのとおりの現状なのですから。←加担している現大手メディアがそんなズバリを放送できるはずもありませんしね(苦笑)。TVをつければパチンコCM、劣等感促進ヅラCM、半島宗教CM、○通仕込みのニセ韓流ニュース(N○Kがですよ)ばかり…。


…つい熱く書いてしまいましたが、アンヌさんからみた、お洒落な楽天家の天才児、それが金城さんの本来の姿だと思います^^!

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でもこれで良かったのかも? (アンヌ)
2010-09-19 18:44:58
この番組の主旨からすればこの内容で良かったのだと思います。
つい金城さんを知っている私たちは、夢見る青年、明るい顔の金城さんしか思い浮かばないものですから。
結局は金城さんを通してみる沖縄のヒストリーなのですものね。
ウルトラファンは勿論ですが、それを知らない一般の方達にも解り易く作っているのではないかと思いました。
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