前世の約束①

１年前に行った前世リーディングでの裏話。

この方はギリシャで女性として生きていました。
とても美しい女性。　美的センスはこの時代では斬新なものを持っていました。

男性からモテモテ。
でも彼女が本当にほしい愛は得られません。　どうしても振り向いてもらえない。
振り向くのは不要な愛。
「私がほしいのはあなた方ではない」　こころの叫びが魂に沈着。

今世での彼女の口癖は「私はそんなのほしくない！」です。

前世で彼女は心に誓いました。
「自分がほしいものは自分の手でつかみ取る。　待ち続けることなんてしない！」

今世における彼女の人生のテーマは「あれこれ考えず、自分の直感を信じて行動する」こと。
テーマ＝課題・・だけに難しさを感じますが、人生の方向性は定まりました。

それに呼応するように今世の使命も「成し遂げる」。

自分が納得できる結果＝成果を出すこと。

使命もテーマも前世での自分への誓いが決め手になっていたようです。

おもしろ前世秘話・・。

私は高い建物の屋上や上層階から見渡すながめが大好きです。

気持ちが洗われると同時にやる気やパワーがみなぎってきます。

いつものように風景を眺めていると、スーッと天使が横に立ち「前の人生でもそうやってたね。」と言いながら、前世の光景を見せてくれました。

なるほどね。
確かに思い当たる節はあります。

イタリアの城内、上層階から緑をながめてはインスピレーションを受け取り軍の指揮官に助言してたよね。。

今も経営コンサルタントという仕事、個人のコーチングという仕事、皆様のお役に立てるようにと天使のメッセージを助言としてお伝えしたり・・。

前の人生と同じですね。。
と苦笑いとともに、新しい人生の風を感じ始め、ウキウキしました。

今世は前世とは違うちょっとした変化を期待しています。

★前世からのメッセージ★魂の癖

私たちにはそれぞれ「今世の使命」というものがあります。
今世で生きる方向性を指し示す羅針盤です。

しかし残念ながら誰でもが使命を果たせるとは限らないのです。

なぜ？と思うかもしれませんね。
私も思います。
誰もが自分の使命を果たせれば、この世はどれだけ幸せと平和で満たされるでしょう。

しかし、なぜそれが出来ないのでしょう？

そこには前世での経験や習慣が「魂の癖」になって今世をコントロールしている・・という遠大な理由があるのです。

実例をご紹介しましょう。
ある人は、前世でとても自己中心的な生き方をしてきました。
それが許される立場だったわけです。
そして、他人の心情を理解する必要もなかったし、他人の気持ちなんて興味がなかった・・そういう生き方をしていました。

もちろんそういう生き方をした原因はさらにずーっと先の前世にあるのですが、たどり出すときりがありませんね。

その人はその前世で自分の思い通りに生きることを目指しました。
何ともわがままな。
逆に自分の思い通りにならない人や現実をことごとく排他してきました。

この人は無意識に自分の魂に「自己中と自分に不都合な現実や人を駆逐する」という意識の習慣を植え付けたのです。

自分で蒔いた種は自分で刈り取る・・という法則がありますが、この人にも例外ではありません。

今世では、「他人の気持ちを理解する」ことを目指す使命を持っています。
しかし、その使命の前には「前世で培った癖」が邪魔をします。

「どうしてあたしが人のことを考えなくっちゃいけないのよ！」と。

しかし今世の人生は人との交流を余儀なくされています。
なぜなら、偏りすぎた魂の「修正」が今世の大きなテーマになっているからです。


■■■ここで注意■■■

「私も同じような経験を今世でしているから、きっと私も前世では自己中な人だったんだ・・・。」

と思っているあなた。

それは違いますよ。
この人はこの人の前世があり、あなたにはあなたの別の前世があります。
共感して学ぶことは重要ですが、同じように思ってしまうのは危険ですね。

他人の前世から、自分の今世を幸せにする気づきを得られるならオッケーです。
あなたの今世の原因は、あなたの前世にしかありません。






・・・この続きはまた。