まさか日本でカルチャーショックを!

日本で技術者→中国広東省にて日本語教師→日本で技術者復帰→技術者+?
旧題名:まさか私が日本語教師に!(NO.3)

ブログお休み前の個人メモ

2012-09-29 00:09:06 | 中国生活
[本日2012年9月29日(土)から(たぶん)一週間ぐらいこのブログを休ませていただきます。]

さて、ブログと言うよりは、メモ的な内容。

先ほど夜食を食べようとして、当地生産の日清ラ王三袋入りパックを開けたら、一つだけさかさまであった・・・。
これって、日本での生産ならかなり確率が少ないことであろう・・・。
まあ、何か宝くじに当たったような気もするし、日本の品質にケチをつけられたような気もする・・・。
せっかく贅沢して買ったラ王・・・。

今朝とても不思議な夢を見た。
今私は5階に住んでいるのだが、なぜか日本の5階建てアパートに両親と3人でいる。
突然大きな地震が起き、かなりの揺れが長く続いた。
なぜかアパートが移動し出して・・・。
着いた先は泥まみれになった道路に面した、これも乾いた泥の土地の上。
少し向こうの同じく移動してきたアパートから出てくる方に合せて、私たちも地上に降り立った。
当然水道も電気もない状態・・・。
私の実家は愛知県なんですけどぉ・・・、まさか巨大な地震が???
それとも現在二人暮らしになってしまった両親が物質面に困っている???
まあ、両親ともかなり若々しい姿であったことだけ安心な夢であった。
(携帯電話にメールしても見方がわからん両親・・・。)
(電話しようかと思った時は既に日本時間で23時を過ぎており・・・。)

このパソコンは日本語環境。
今までの無料ウイルス駆除ソフト“360”を入れたら、文字化けを起こした。
軽微な物ならばそのままにするのだが、起動画面も文字化けするので、同じく中国のメーカーであるキングソフトの無料のものを入れたのが8月の日本。
日本にも無料のその手のソフトは他にもあるのだが、キングソフトはやはり中国のウイルスに強いという評判があるので、それを選んだのである。

だが、最初はあまり気にならなかった広告が、だんだん気になりだした。
またそれが出ていると面倒な時に限って現れる。
それも消せる広告ならいいのだが、時間がたたないと消せないかなり大きなものもあり・・・。
そこでクレジットカードで1,980円を支払って、有効期限が無期限のシリアル番号を買ったのが、先週土曜日(9月22日)。
このソフト、64bitの場合、システムディフェンダーが使えないのは“360卫士”に慣れた私には痛いのだが、それでもかなり優れものだと感じている。
(ただし、私は普段中国で使っている。)
しかしやはり慣れた“360杀毒”“360卫士”が一番いい。
なぜなら、中国語のソフトも使っているし、スマホも中国語環境であるので・・・。
(スマホではこの“360”を使っているのだが・・・。)

そのようにパソコンが日本語環境だと、中国での生活ではけっこう不便であるのだが、日本語思考や日本語思考での操作を考えると、やはり日本語環境が欲しいのである・・・。

それでも、そのうちにまたお金がたまったら、事務所専用として中国語環境のノートパソコンを買いたいと思っている。ただし、このマシンのようにテンキー付き15.6型ではなく、大きくてもA4サイズにしておきたい。できればB5ぐらいで・・・。

今から2か月前に私の知り合いの中国人ビジネスパーソンが東南アジア某国でB5サイズの東芝(メモリ2G)を買った。それもしっかりと中国語Win7である。無税らしく600USドルだったか、640USドルだか忘れたが、その方は常にそれで仕事も遊びもこなしている。
(ただ、WEBカメラがあまりよくないらしい。)
(それでも私のこのマシンのようにWEBカメラが良すぎてもCPUに負荷がかかる・・・。)

まあ、中国でそんなに安い値段でB5サイズを買うのは無理だとは思うのだが・・・。
それでも日本よりは安いし、入っているソフトを考えれば、けっこうお得だと思う。
ただし、中国語環境というより、中国のパソコン環境に慣れているのならば・・・。




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きっかけぐらいはこっちで作ってあげる。だからぁ・・・

2012-09-28 22:21:28 | 中級授業(日本語)
(きっかけぐらいはこっちで作ってあげる。だからぁ、それを契機としてさぁ・・・。)
(ネットを通じて、確認して、ネットを通してよ~く考える・・・・・・。)


夜、中級のクラスで質問された。

・~をきっかけとして
・~を契機にして

・~を通して
・~を通じて

「この違いは何ですか」ということであった。

実は「きっかけ/契機」はけっこう嫌な質問である。
なぜなら文法書によって解釈が違うからである。

先に「わからん・・・」と笑いながら答えておき、次いで真顔で、「きっかけ」」は「理由」、「契機」は「始まりの場所」、「そこから始まる」とだけ伝えた。
すぐに理解してくれたのは自分なりに考えた後で私に聞いてきたからであろう。

文法書によっては「きっかけ」のほうに「始まり」的なことを記してある。

しかしそれは「きっかけを掴む」と考えた時、「チャンス」、「機会」と解釈できるので、そう記してあるのではなかろうかとまったく自分勝手に考えている・・・。

ただ、それ以外の例文だと、やはり原因・理由だと考えられる。

・財布を拾ったことがきっかけ/契機となって知り合う。
・植物学の道に進んだきっかけ/契機を話す。
・三連勝を契機に引退する。
・きっかけをつかむ。
『使い方の分かる類語例解辞典』(第一版第八刷)小学館 より抜粋

の二番目と三番目の例文を比較しても、私はそう考える。

またこれらの例文から考えても、私は「きっかけ」は原因・理由とは言わずに、「理由」、「契機」は「そこから始まる」と感じるのである。

それでもその後、事務所に戻り、自分の持っている辞書や文法書、ネットで調べてみた。
だが、やはり様々な解釈があり・・・。
おかげで作りかけの資料がまったくはかどらない・・・。
(晩自習当番中にパソコンで音楽を聴きながら、他の仕事をしている私・・・。)
(なぜなら、ずっとつきっきりだとかなり疲れるので・・・。)
(それに上司曰く、「人生は仕事だけではない」と・・・。)

ただ、解釈を見ずに、様々な例文をよく観察してみると、「~を契機にして」の方は「何か大きなことが始まる」、「強い意思をもって始まる」と考えられる。
それを考えると、私が伝えたことは決して間違いではないということにしておこうと思うチョーお気楽人間がここにいる・・・。

私はそんな固い内容をブログに記すよりも、お馬鹿なことを記す方が性に合っている。
ただ、ここまで記したのでもう少し・・・。

実は私は説明もある程度学校によって変えている。
それは文法担当の教師の考えに合わせているということ。
それが大きく間違っていない限りは。


・~を通して
・~を通じて
であるが、こちらは「同じです」と伝えておいた。
ただ、私自身は全く同じとは思っていない。
自分が動作主である場合、前者の方の意思が強いように感じている。
ただ、これも人によって感じ方が違う・・・。
まあ、それでもこちらはいつも「同じです」と伝えておく。
本当は「ほとんど同じです」にしたいのだが、理屈で考える中国の方にははっきりと言った方が納得していただけるので・・・。




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木曜日の選択ミス・・・

2012-09-27 22:23:45 | 授業全般(日本語)
本日は木曜日。
一番疲れる日であり、ミスや事故が起こりやすい日。

火曜日の昼に鏡の前でひげの剃り残しを抜いた。
朝きれいに剃ったつもりでも、昼になると喉のくせひげの剃り残しを発見することがある。
朝暗い場合は電気をつけてひげそりを行うこともあるのだが、それでも昼に発見・・・。

その時に鏡に映った耳に何かが見えた。
そこで耳を引っ張ってみると、左右とも1本ずつ耳毛が・・・。
おじさんになると耳毛が生えやすい。
であるから、いつも注意している。
だが先週の避難騒動などでそこまで確認していなかったらしい・・・。
(合わせ鏡で毛抜きを使い抜いた・・・。)

もっとも2週間前に確認した時はなかったのである。
つまり、この耳毛というのはけっこう精神的に何かがある時に生えやすいということであろうか・・・。

その火曜日の朝、自分が担任をしているクラスの男性学生を事務所に呼び出していた。
私が出頭命令を出したから来たのであるが、その学生は私のご機嫌取りで大変であった・・・。
その学生は背後からご私の肩を揉みつつ、「すみませんでした」と・・・。
その時に彼が発見してくれていれば・・・。
(発見しても、言いにくいよなぁ・・・。私みたいにはっきり..もちろんこっそりであるが..言う人間であっても、言いにくい時があるし・・・。)

いつもひげの剃り残しや眉毛、鼻毛、耳毛には注意しているのだが、耳毛など自分がおじさんである立派な証拠・・・・・・。


そのおじさんの私。
あるミドルティーンの女性学生は私が授業中の本読みの最中によく私の顔に見とれている・・・。
私が睨むと慌てて、本に視線を戻し、口を動かすのであるが・・・。

そしてよくおじさんの私をべたべた触る・・・。
腕もよく組まれる・・・。

幸せと言えば幸せなのだが、心の底で「この子があと10歳上だったら、とてもうれしいだろうなぁ・・・」と密かに思っているいけない教師がここにいる・・・。
(20代以上の学生で私に気安くべたべた触る方もいないとは思うが・・・。)


やっぱり若い学生から見れば私は「お父さん」・・・・・・。

今週の夜は私の当番なのだが、その学生が「熱がある」と言う。
確かに額が暑い。(おっさん、どこ触ってんの??)
そのクラスの主担任ではないのだが、夜の当番の権限で「帰ってからどうする」か聞いた。
病院に行くのか、薬を買いに行くのか、すぐ寝るのか。

答えは「帰りません。教室にいます」と・・・。
「ただ、先生に『関心して』もらいたかっただけ・・・」と。
(この時の「関心する」は日本語表現ではなく、中国語式表現からの誤用。)

おいおい・・・お父さんとして見ているのか、男として見ているのか・・・。
(後者はありえん・・・。)
(若い頃はおばさんに人気があったのに、おじさんになったら少女に人気があるのはどうして・・・・・・。)

2回目にそのクラスを回った時、その少女の目がかなり潤んでおり、熱が高いことがわかる。
一応それを本人と彼女の仲間たちに指摘しておいた。

次に回った時にその少女とその仲間たちが消えていた。
クラスメートの話では「トイレに行った」と言う。
だが、帰りが遅い。

間違いないね・・・。
トイレなのか、学内のスーパーにでも買い物に行った時にその少女が倒れたのか、かなり調子が悪くなったのか・・・。

その学生たちの荷物は教室に残っている。
携帯電話や電子辞書を残している方も。

おそらく寮で看病中であると判断。
だがこれがもし村で診療中の場合、この時期に日本語で電話するのも何である。
私が中国語で電話しようとしても、「はい、もしもし、△△先生」などと日本語で出たら、・・・。


そのグループの中で一番日本語が上手な学生の携帯電話が机の中になく、カバンも置いていなかった。
その方に日本語でSMSを送った。

返事は私の退勤時間である20時を充分過ぎてからであった。

やはり・・・。

まあ、まだ教室には1/3の学生が残っているし、荷物がなくなることはない。
それにいざとなれば、教室に残っている学生が寮に持って行くことができる。

そこで私は事務所から自分のカバン2つ(と学生からいただいた月餅の袋)を持ち出し、帰宅の途へ・・・。

当然連絡を取った学生から、数回連絡があった。
心配をかけてしまったことへのお詫びであった。
だが、そんなことはどうでもいい。
大事なのは熱があるミドルティーンが無事であり、その仲間たちも無事であること。


先ほど本人からSMSがあった。
中国語で。
その携帯電話で日本語が使える、使えない以前に日本語で難しい話をできる方ではない。
約1年前、代講で当時彼女がいたクラスに入ったことがある私は「出てけ」と言ったことがある。
だが、心底呆れたためにそう言った割には本当に外には出さなかった私。
この子、憎めないのである・・・・・・。

教師も人間であるから、第一印象でフィーリングが合う学生というものがいたりする。
彼女もそのひとりであるか・・・。
その割には当時からけっこう厳しいことを言っているのだが・・・。
それでも私にべったり・・・。


私が心配して、時間が来ても帰らずにいたことをクラスメートから聞いたようであり、申し訳なかったという。
だが、一番いけないのは私。
あの時無理に寮に返していればよかったのである。

それにいつもは調子が悪い学生が無理して夜教室にいれば、私は追い返す。
もちろん状況により一緒に住んでいる方、学外に住んでいれば、近くに住んでいる学生1人も一緒に返す。


それなのに、なぜ今晩は無理に帰らせなかったのであろうか・・・。

この判断ミスはやっぱり木曜日の疲れのせいであろうか・・・。

何にしても無事でよかった。


まあ、私は幸せなおじさんなのであろう。
(でもやっぱり腕を組まれたり、手を握られるのならば、まったく女性を感じない彼女より10歳は上の方がうれしい・・・・・・。)



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説明はシンプルに! (だが、このブログは複雑・・・)

2012-09-26 22:41:45 | 初級授業(日本語)
カテゴリーが「初級授業」になっているのだが、
「中級」も「上級」も記してある・・・。


夜初級のクラスで聞かれた。
『みんなの日本語 標準問題集1』の答えについて。

・~~先生(に)会います。
これを「『先生(と)会います。』じゃだめですか」と。

もちろん意味が違う。
後者の方は「先生と一緒に」という意味になってくる。
それでも私は「どちらでもいいです」と無責任に答えておいた。
というのはこれは必ず私の上司か同僚が説明するはずであるので。

これは確か第6課であったはずだが、
・一緒に行きませんか。
これを
・一緒に行きましょう。
では駄目ですかと質問してきた学生がいた。

これも意味が違ってくる。
後者の方が強制の意味合いが強くなる・・・・・・。

これなど五十音の時から私が教えているのならば、充分説明できるのだが・・・。
(一人芝居でも充分説明できるのだが、これは温存しておくい・け・な・い教師・・・。)

だが、そこで説明を躊躇していてはいけない。
簡単に「第6課では『ませんか』でしたね?」と確認を取り、「『みん日1』第6課では『~ませんか』」を勉強したので、「~ませんか」だと答えておいた。


他には“辅导用书”(『翻訳・文法解説』のある課の単語のところに「(お)祭り」と記してあり、その下方に「祇園祭」と記してある。
この送り仮名の違いについて聞かれた。

ここで「『祭り』は動詞の『祭る』の送り仮名から『祭り』と記す決まりがある(/ことが多い)」などと説明しても、学生が余計に混乱する。
まだ日本語の「品詞」という概念が完全に入っていないので・・・。

そこで「習慣です」と答えておいたのだが、その「習慣」がわかってくれなかった。(初級も日本語だけで授業する私なら『みん日』や『標準日本語』がまだ4課にならないうちに、説明用語として導入しておくのだが・・・)

だが、“习惯”と言ってもわかってくれない・・・。

これは私の発音だけの問題ではない。
学生は私が「中国語で話すわけがない」と思っているところに、単語だけで言ったので中国語だとわからないだけのである。

つまり最初のうちはそれぐらい頭の回転がよろしくないということ。
今まで「考える」授業ではなく、「覚える」授業をしてきたので仕方がない。

それでも私は自分が教えていない初級の学生に中国語で説明していい時と、いけない時を瞬時に考える。
ここで下手に(下手な)中国語で説明すると、学生は以降も中国語での説明を求める。
(この辺に私の頑固さが表れている。たった一文中国語で言えば、簡単であるのに・・・。)

そんな学生たちを中級前の補習から受け持ち、中級開始から数週間で「考える」習慣を身につけていただくようにするのはけっこう大変である。
だが、しなければ私の授業(かなり難しいテキスト)にはついていけない。

話を元に戻せば、ここも簡単に「『祭り』は漢字ひとつ、『祇園祭』は漢字漢字漢字ですね」と「力技一本~」で切り抜けておいた。


さきほど、「五十音から教えていれば」と記したのだが、補習を含めてすでに2か月私の授業を受けている中級であっても、瞬時に理解できない方もいる。

「累積」と「追加」の違いを聞かれた。
その学生が一番前に座っていたので、「累積」はチョークの箱を積み上げて、「追加」はチョークの箱を横にくっつけて見せた。
(わかる方はこれでわかるのだが、すべての方がこんな抽象的な説明でわかるわけではない。)

私の自分勝手な解釈では「累積」は「(A+B+C+...)」であり、「追加」は単に「A+B」だと思っている。
(視覚的にはこの括弧をポイントにしている・・・。)

このイメージは「累積赤字」と「大盛りラーメンに普通盛りラーメンを追加する」であり、上の説明でわからなければ、当然それを説明するのだが、たいていはその前に気付いてくれる。

ちなみに上級は夜の質問が少ない。
質問どころではない。
覚える単語や漢字語がN2までの倍あるのだから。
文法は少ないにしても、当然N2までの文法を理解していなければ、いけない。

だが、本日夕方上級にアドバイスしておいたことがある。
それはディベートをするのに複雑に考え過ぎている(のと、その背景まで注目していない)ということ。

いくらいいことであっても、(私のブログのように)長々と回りくどく話していては効果がない。
それよりは一、二文程度でもいいから、スピーディーに反駁してもらいたい。
今期の人数から中級に出向いてのディベート模擬の司会進行は私が担当することになる。
私が司会する以上(司会のプロンプターをしていてもだが・・・)、会話担当の私の権限で反駁の回数などいくらでも増やすことができる。
(正式なディベートを課すよりも、ディベートから学ぶ副次的なことに注目している私。)

本来のディベートのように「質疑」と「まとめる」時間を与える場合もあるのだが、「上級の先輩たちは何を見せてくれるのであろう」と期待して見ている中級の前であまり待ち時間を作るのも、私の意図から外れてしまう。

本番の時に中級、一部初級、(私はともかく)私以外の同僚たちが見守る中で教壇に立たせて戦わせるのであるから、確実に緊張する上級の学生たち。

そしてその内容から「やはり上級は自分たちとは違う」ということを知る中級。

それ以外にも私の意図が隠されている。
これは私の上司二人は私の意図にすべて気付いている。
私より若くても、私の2.5倍の日本語教師経験がある大先輩なのである

自分の意見を述べる。
当然中国の方はべらべらまくしたてる。
だが、それでは見ている方は面白くない。

これは授業でも同じこと。
私が一方的にまくしたてていても学生どころか私自身が面白くない。

100%正しいことを言うよりも、まず相手を納得させてしまうことが大事だと思っている。

たいてい簡単にポンと説明したほうが、学生の目から鱗が落ちる瞬間がはっきりわかる。
学生が本当に納得した時、これは面白いぐらいはっきりよくわかる。

それにはやはりある程度の「考える力」をつけていただく、いや、つけさせなければならない。

私は100%の説明はしない。
普通は95%、最大でも98%しか説明しない。


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ブログ趣旨外の内容ではあるのだが

2012-09-26 00:43:45 | いろいろ
この国で生活してもうすぐ7年が終わる。
それなりにいい面と悪い面を経験している。

もしかしたら私は文化程度の低い人間なのかもしれない。
様々なことに傷つくのは誰でも同じこと。
だが、それをわざわざQQの説説や微博で失望を表し、このブログでもいろいろと記している。

そんな自分に対しての矛盾を感じている今晩である・・・。


ただ、私もお馬鹿な人間であり、誰かが言わなければならないと思っている。

それは政治でも同じことであろう。
誰かがある部分を引き受けなければならなかったりする。
その辺の駆け引きについて(中国に来る前はかなり日本の政治に興味を持ってはいたものの、現行政権のことをあまり知らない私にとっては)ここであまり複雑なコメントを記すべきではないと思っている。

私は社会人特別入試とはいえ、二部とはいえ、取得単位も規定プラス1科目で卒業したとはいえ中国のことで有名な大学でかなりハードな勉強をしたつもりである。
そして著名な名誉教授、教授、講師の方の授業を受けている。
得たものは大きい。

ただ、これを読んでいるかもしれない恩師からみれば、「あぁ・・・あいつ、また考え違いをしおってからに・・・」と思っていらっしゃる可能性は高い・・・。

とはいえ、私も中国で暮らしている以上、このブログでおちゃらけて記してあること以上に中国の過去と現状を知っている。

ただ、このブログはあくまで「政治的には中立であることが望まれる語学教師」という立場で記しており、それでメシを食べている中国通の方がおっしゃるようなことをここに記すつもりはない。

それでも言わせてもらえば、世の中にはさまざまなしがらみがある。
それは政治の世界でも同じこと。

ただ「真剣に日本国民(、真面目な日本滞在外国籍の方、日本国民の真面目な外国籍配偶者、海外在住邦人とその関係者)のことを考えているんかい!?」と記しておく。


世の中の現象は必ず繰り返される。
今ここでよくても、将来どこかの地でそれが発生する。
バブルとその崩壊がいい例か・・・。

今それが収まっても、どこかで同じような騒動が発生する。

バブル景気の直前に建設業界に入り、バブル崩壊後の国民がそれを実感できるようになった時期に経済学を勉強し始めた私はそれを強く感じる。
その後いくつの地域でそれが発生したであろうか。

そして昔日本が何かをしていた地域の国民が持つ反日感情。
そういう教育をされてきており、多くの方々が日本という国が中国に与える経済的な部分を知らないままに反日を叫ぶ現状。

まだどこかで何かが起きるであろう。


そういう考えもあり、ブログの趣旨から外れたことを記しておく。


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