川の水が飲めなくなったように
まもなく終わる
そのような世界に行きたくなけば
違う世界へ行くしかない
異なるバージョンの世界へと向かう
列車のようなものも存在するが
その最終便はもうすぐ出発する
次の列車がいつになるかは不明
そうなれば歩いて世界線を越えて行くしかない
列車に乗るには生きたい世界のビジョンがなくてはいけない
行きたくない駅の切符を買う事は出来ないからだ
この世界は今沈みゆくタイタニックである
そこからどれ位の人を救出出来るのか
そのような事が行われている
さてこのような事を事前に知っており
全ての準備を整えて来た極々一部の人たちがいる
そして沈んだ後の世界を統治する気でいる
しかし彼ら彼女らは気付いていない
自分達こそが本当の奴隷である事を
肉体を乗り換え永遠の命と若さを享受する
それを自分の特権だと考える
しかし人工的な輪廻それこそが霊の鎖であり
悪魔との契約なのだ
彼ら彼女らは真の自由も愛も美しさも
享受できない世界に縛られてしまう
沈みゆくタイタニックの船底に囚われた奴隷なのだ
子供は非常に暗示にかかりやすい
馬鹿
と言えば馬鹿になる
うるさい
と言えばうるさくなる
お前は悪い子だ
と言えば
悪い子になる
機械とは
物質化した悪魔であることを
覚えておいた方がいい
