こだま

お前が悪い

と言えば

お前が悪い

と返ってくる

あなたは誰と言い合っているの？

瞑想

座って目を瞑るだけが瞑想ではない

カタツムリのようにゆっくり動くこと

一文字ずつ息が切れるまで伸ばして読み上げること

なども瞑想になる

瞑想とは自我を諦めさせることである

馬鹿げたことを自我は続けることが出来ない

馬鹿げたことを続けるには

意志を持って自我を無視し続けるしかない

しばらく続けると自我は諦め

あなたから離れていく

その時あなたは本来のあなたに還る

本来のあなたの視点からは全てが違って見える

自我が大切だと言っていたものはガラクタに見え

自我が馬鹿にしていいたものの本当の価値が分かる

殆ど全てが逆転して見えることだろう

しかし自我の鏡ではない

ただ真実が見えるだけ

そしてそれらは考える間もなく分かる

感じたものが正しいことが分かる

感覚を曲げる自我がないからだ

真実はただただそのままなのだ

それを奇妙に捻じ曲げていたのが自我なのだ

それによって全てが複雑になってしまっていた

真実はそのままだ

耕す

潜在意識を耕す

種

良い種と悪い種があります

良い種からは良い樹が

悪い種からは悪い樹が生えます

良い樹はあなたを助け喜ばせます

悪い樹はあなたを苦しませます

あなたを苦しませる悪い樹は

あなた自身が斬らなければなりません

悪い樹を断ち切ることに充実感を感じている間は

その人は何もしていません

それは自分で生み出したマイナスをゼロに戻しているだけなのです

悪い種を蒔かなくなった時

初めてスタートラインに立つのです

スタートラインに立っている人

あるいは立とうとしている人を見て

世間の人は何もしていないと言うでしょう

しかしその人たちの方が実は何倍も何十倍も

良い事をしているのです

良い種を百個蒔き

悪い種を千個も蒔いている人がどれだけ多い事か

自分の蒔いた良き種と良き樹だけを見せ

悪い種の行き先をあやふやにしている人がどれだけ多い事か

良き種だけを蒔く人は

神の仕事をする人です

真実の意味でこの世界を支えている人です

本人が神のことを意識していなくても

神の仕事をしています

赤子の心

赤子の心で生きる