小さい子はしょっちゅう熱を出す。それくらいの知識は、一応ありましたが・・・。
病院に連れていくことが、こんなにも手間のかかるものだとは。
夢にも思わなかった、というより、そういう場面を想像したことさえありませんでした。
道中が大変なら、待ち時間も大変。
診察待ちに、会計待ち、薬待ち。院内処方じゃない場合、さらにはなれた薬局まで行って待ち。
ぐんにゃりした子をかかえながら、診察券やら保険証やらお財布やらを引っぱり出す。
バッグの中には、ほかの荷物もいっぱい。
オムツにタオルに汚した時のためのおきがえ。待ち時間のための絵本とか。
まして、元気な兄弟までくっつけていかなきゃならないとなると・・・その子のためのおもちゃまで・・・。
ああ、こうして書いているだけでもめまいが・・・。
なんて書いてしまうと、まるで自分ひとりが苦労しているみたいですが。
私の場合はありがたいことに、家族の助けをいっぱいかりられる、恵まれた立場だと思います。
ダンナさんは育児に協力的だし、自分と子どもだけで病院に行くのも平気。いつも身軽に動いてくれます。
仕事の都合がつく時は早めに帰宅したり、途中で抜けてきたりしてくれたことも。
同居のチュチュ(私の母。我が家ではおばあちゃまのことをこう呼んでいる)には、日頃の生活はもちろんですが、病気の時は特にお世話になりっぱなし。
午前と午後に別の病院、なんていう時も、片方の子を家においていけたので、めちゃめちゃ助かりました。
夜間受診の際、夜中に部屋を移動して、片方の子と添い寝してくれたことも何度かあったなー。
そんな私でさえ、大変だと思うのだから、実家とかご主人に頼れない身の上のママさんたちはどんなに苦労していることか。
以前、ご主人が単身赴任中のママから、話を聞いたことがありますが。
下の子が、夜間に突然、足が痛いと大騒ぎ。上の子は、熟睡。
で、しかたなく、上の子をひとり残して下だけ夜間診療に連れて行ったとか。
ドキドキですよね・・・でも、ほかにやりようがない。つらいですね・・・。
実家が近ければかなり楽になりますが、それでも夜中におばあちゃんを叩き起こすわけにはいかないし。
そもそも実家が頼れる環境にないというご家庭も、たくさんあることでしょう。
そうなると、頼みの綱はやはり夫になるわけですが、これがまた、なかなか・・・。
まず、家にいない。
次に、いても役に立たない(ことが多い)。
孤軍奮闘していらっしゃる全国のママさんたち、ご苦労をお察しします。
ほんとにほんとに、お疲れさまです!
もちろん、通院だけじゃなく、看病だって1人でやるのはすごく大変ですね。うちの場合はチュチュと2人なわけですが、2人だってすごーく大変でした。
なぜなら我が家の冬坊は、病気になると膝枕以外、受けつけなかったから。
大人がそばにいて、常にくっついていないと、絶対だめ。片時もはなれられない雰囲気。
1人っ子ならまだしも、小さな夏坊の面倒もみなきゃいけないのに・・・同居していないおうちでは、いったいどうやってのりきっているんだろう・・・。
心底ふしぎでしたが、発熱した夏坊が1人でちゃんと寝ているのを見たとき、長年の謎がとけました。
幼児でも、くっついてなくて平気なのね・・・。
さすが「育てにくい子」は、看病も一筋縄ではいかない子でありました。
とまあ、これは極端な例かもしれませんが、幼児の看病がめんどくさいのは、どのご家庭でも同じですね。
めんどくさいなんていうと、ひんしゅく買いそうですが・・・何が面倒って、ご機嫌とりが面倒。
看病そのものよりも、こちらのほうが大変なくらいです。
病人だからしかたないとはいえ、大人が怒れないのをいいことに、わがまま全開。
とくに2歳くらいまでは・・・抱っこしてあっち行けこっち行け、あれ取れそれ取れいやいやこっち、ってな具合で・・・。
あんたはどこの国の王さまなのよ? 私は下僕?
うちの場合高熱時よりも、治ってきて平熱になったときのほうが、機嫌悪いことが多かった気がします。
病み上がりを泣かせるのも嫌だから、つい甘やかしてしまって・・・全快してから後悔したことも、しばしば。
病気前より、やけに態度が大きくなっていたりして、ほんと子どもってやっかいですよねー。
長々と書いてしまいましたが。
膝枕が欠かせなかった冬坊も、6歳の今では、1人でいい子に寝ていられるようになってきました。
成長って、すばらしいです! 不安な気持ちを、自分でコントロールできるようになってきたんですね。
弟の夏坊の方は・・・まだそこまではいかないかな。
でもやっぱり、冬坊が4歳の頃と比べると、ずっと看病しやすいかな。
ともあれ、寒さも風邪もこれからがピーク。
皆さまもお子さまも、大変なことになりませんように。陰ながらお祈りしています!
おわり。どうもありがとうございました
子どもが小さい時はとても大変でしたが今振り返ると子育てしていたのではなくて親が育てられていたように思います。めっちゃ、忍耐力つきましたからねwww
うちの子も今は小学生なので、この記事の頃とくらべれば格段に楽になりました(かなり以前の記事でトーナメントに参加してしまって・・・紛らわしくてすみません)。
親が育てられている、というお言葉、本当にそうですね。私も忍耐力の特訓をうけました!
私も実家など、手助けしてもらえる環境ですが、誰にも頼れない友達の話なんかを聞くと愕然とします・・・
今日、子供を病院へ連れて行きましたが、騒がないようにおもちゃとお菓子は完全装備で行きました 笑
そして、大目に持って行ったお菓子はなくなりました(^^;
病院に行くときって、荷物が多くなりますよね~。
ただでさえ子どもを抱っこしていて重いのに・・・。
通院、大変ですね。これから寒い季節になるので、お体に気をつけてお過ごしくださいね。
子供の病気、大変ですよね。
つい最近チビと私の二人でダウン…
実家が離れているので、全部旦那まかせでした。
他の記事も読ませていただきましたが、なるほど~と思うことがいっぱいあり、勉強になりました。
新米ママですが、これからもよろしくお願いします♪
ご実家が離れているのに共倒れ・・・大変でしたね!
うちの子はもう大きいですが、冬になると小学校からいろんなウイルスを持ちかえってきてくれるので、今から憂うつです(苦笑)。
また遊びにいらしてくださいね。