夏坊、6歳。
なんでもひとりでできちゃうお年頃。
そしてお風呂からあがったあと、すぐに服を着ようとしないお年頃。
着なさい、と毎回言うのもあきあきした私は、リビングに服だけおいて
キッチンへ。
ひとりでできるんだから、ほっといたっていいでしょう。
しばらくしてから、リビングにいる夏坊に、一応声をかけてみる。
ちなみに私の位置からリビングは見えません。
「お洋服、着た?」
すると即答で、「うん」という元気なお返事が。
おお、言われなくてもできたなんて、感心感心。
ところが、さらにしばらくして・・・。
「ママ、わし(自分のことをわしという6歳児)しばらくひとりになりたい」
「え?」
「ひとりになりたい」
変なこと言うなあ、さっきからひとりでいるのに。
不思議に思った私が、そっとリビングをのぞいてみると・・・。
そこには、棚の陰にかくれるようにして必死で服を着ている、夏坊の姿が・・・。
久々に、笑っちゃいました。
小学生も謎だけど、幼稚園児だってかわいい謎がいっぱいですね。